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昔の懐かしい患者さん来店、腰痛編!

2010年08月17日

 WHO国際基準のカイロドクター at 01:11  | Comments(0) | 腰痛全般
今日は懐かしい患者さんが来院されました。
院長の昔からの親しい患者さんです。

前の店舗(日の出派出所前)時代からの患者さんで
ここ3年ほど来院はなく、すっかり忘れていたようです。

電話予約があり、腰痛が出たので治療予約でした。

主訴は、右側の腰部の痛みと臀部の違和感です。
お盆前に痛み出し、その後少しずつ酷くなって来ていたようです。

院長が急な場合は、お近くの整骨院等に診せたほうが安心ですよ!
、、、と話すと、「他所では怖くて診せられない!」と話されていました。

そうなんです。当センターに来院されるかなり昔のことですが、
腰痛で他の治療を受けて歩けなくなられた経験があったのです。


座位にて主訴部の確認と可動性の検査の実施。
その後、いくつかのオーソ検査、そして腹臥位での可動検査!

結果は、両側性の後方変位で特に右腸骨の後方変位とEX変位、
そして同側の引き上げ、それに下部腰椎の左凸面カーブに回旋変位です。

右股関節の上方、そして背筋緊張状態の左右不均衡です。
右の大腰筋の過緊張もあったようです。

院長いわく、骨盤の左右後方と仙骨の後方、
腰椎の彎曲と後湾ありと話していたようです。


カイロ治療はすべてアクティベーターでした。

フルスパインで全身の関節をチェック&矯正後、
アドバンスで腰部を念入りに矯正!

検査と矯正に掛かった時間は、わずか26分!治療終了です。
患者さん、立ち上がってみると腰が楽と喜んでおられました。

念のために来週の月曜日に再チェックです。

的確な検査と矯正が達成されると、治療終了後には楽な感じが分かります。
余ほど酷いケースでは継続治療を要しますが、この方の場合は来週です。

患者さんの笑顔が嬉しい結果を表現されていますね!

お盆に無理をされた方、結構多い一日でした。
帰省後の疲れも後から出てきますし、体のメンテナンスはお早目に!

ライフ・フィールド カイロプラクティック外来センター
佐賀市兵庫町瓦町982-10 ご予約電話0952-27-1313


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就寝時と朝起床時の腰痛の訴え!

2010年07月28日

 WHO国際基準のカイロドクター at 15:02  | Comments(0) | 腰痛全般
本日は水曜日で休診日です。
腰痛の患者さんは非常に多いですね!

特に激痛ではないけど、夜寝るときの腰痛や朝の起床時の腰の痛み・違和感です。

今回のケースもそのような症状でした。

患者さんは女性(24歳)、スーパー勤務の方です。
業務的にはレジで長時間立っていたり、荷物の出し入れ等だそうです。

特に荷物の出し入れは苦痛を感じる日も多いそうです。
レジも長い時間になると腰に痛みを感じて来るそうです。

私達はスーパーをよく利用しますが、大変な裏の世界は見えません。
商品代金を支払うためにレジに行くと、お客様の列・列・列!

レジの女性はそれでも笑顔を対処されています。


学生時代、腰を少し痛めたことがある方ですが、
スーパーに就職するまでは、腰痛のことさえ忘れていたそうです。

腰痛は去年ぐらいから感じ始め、日によっては痛みもそれほど感じなかったり、そうかと思うと今日はかなり痛いと、、、そんな日が続いていたようです。

その後も心配には、整形外科へ!

しかし、結果は異常なしで電気暖めて湿布薬の処方です。その後も知人の紹介する整骨院などへも通院したけれど、気分もスッキリせずお友達のご紹介で初来院されました。


調べてみると、骨盤と腰椎に歪みがいくつかありました。

特に腰仙部といわれる腰椎と骨盤の仙骨を連結する部位にトラブルがあったようです。

痛みを確認しながら問題の関節を矯正すると、痛みは半減です。
その後、筋バランスメソッドで可動性を促進させて、生活上のアドバイスです。

筋肉はまだしっかりしていますので、矯正した関節が維持できれば改善しそうです。
ただ、背筋にも緊張が積み重なっていましたのでテーピングをしました。


翌日のお昼前に電話を頂きました。
最初は何事?と心配しましたが、今まで感じなかったようなスッキリ感と嫌な痛みが出なかったそうです。

嬉しい報告でした。
翌日などに電話があると、ちょっと心配しますね!

背筋の緊張状態や姿勢のチェックのために数回来て頂くようお願いしました。
次回の予約も喜んで頂きました。

寝起きの腰痛や就寝時の腰痛は嫌なものですね!
酷くなる前にチェックしたいものです。


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70代の主婦、腰痛の訴え”

2010年07月17日

 WHO国際基準のカイロドクター at 02:37  | Comments(0) | 腰痛全般
臨床報告です!

70歳代の主婦、腰痛の訴えです。

主訴:
右の腰部の骨が出っ張っていて、それが数日前より痛みを発している。
触れても痛いし、触れなくても痛い。

最近腰を痛めるような心当たりはなく、医療機関では背骨が少し曲がってますが骨には異常はないとのこと。心配しての来院でした。

検査をすると、下肢の筋力が低下しており、何かの神経系トラブルが起きているようです。

また、痛みの出ている周辺の背骨の可動性を調べると
右側の背骨の腰椎上部と胸椎12番あたりの移行部に問題が見つかりました。

腰椎は右側に凸面カーブ、そして背骨は左側に回旋しています。


カイロ調整は、まずは骨盤の歪みを修正して腰仙部(腰椎と骨盤の接合部)の位置を確保、その後、右凸面側より、カーブを矯正。

矯正後の検査では、筋力アップと痛みの消失です。

治療途中から、「先生!もう痛みを感じません!」と喜んでおられました。

まだ少し凸面カーブが残っていたので、来週の半ばに来て頂く事に!

受付で施術料を支払う際に、治療待ちの患者さんが何か質問されていましたが驚かれていたようです。

治療の終了した患者さんは、その患者さんに、
「ここで私は、膝や首、腕のシビレまで治してもらいました。ほんと頼りにしてるんです!何かあればすぐに飛んで来ています。」と、何か自慢げに話しておられました。

ほんと、照れくさいやら恥ずかしいやら、、、でも嬉しいんです。私達は!!

まさにブタも木に登る、、、そんな嬉しい思いです。

こんな時に一生懸命に治療させて頂いてよかったなぁ~、、、よし、また頑張ろうと初心に戻ります。

初心に戻るって、日々感じますが大切なことですね!

この患者さんは70歳代ですので、
カイロ矯正はもちろんソフトに矯正しています。
“クツッ”と音がしましたが、殆ど痛みも無く逆に心地よかったと言われるほどです。

腰痛の原因は、座位での姿勢によるものでした。
それに寝転んだ姿勢や体の使い方に原因があったようです。

このように骨格は、日常生活の中で歪むことも多々あります。
日頃から姿勢には注意したいものです。

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腰痛と姿勢の関連性

2010年07月06日

 WHO国際基準のカイロドクター at 01:36  | Comments(0) | 腰痛全般
前回、腰痛と心身のストレスについて書きましたが
今回は、腰痛と姿勢についてです。

前回の「腰痛と心身のストレスの関係」を読んでいない方は、一度お読み下さい。

腰痛で思い浮かべるイメージは、
1)姿勢が悪い
2)重い荷物を持つ
3)過激な運動をする
4)加齢による筋力の低下

、、、など、いくつも出てきますね。

前回のストレス過剰による要因も多いのですが
姿勢による腰痛もかなりのものです。

なぜ、姿勢で腰痛を引き起こすのか?

これを知らなければ腰痛を未然に防ぐことは不可能です。
中には洋服の外見から見ると、キレイに見える方も多いですね。
しかし、調べてみると歪みが複数見つかる方もいます。

歪みは大きく分けると5つに分類できます。
このことは、「筋バランスセラピストコース案内」の中ほどに書いてありますので、興味のある方は一度読んでみて下さい。

腰痛でまだ我慢できる違和感や痛み等は、これから先、症状が進行した場合の体からの警笛です。この違和感や軽い痛みを無視すれば、次回訪れる症状はより酷いものになるでしょう。

その多くは、姿勢と比例して骨格の正常な位置を逸脱し、骨格を支える組織及び神経系に影響します。

その良い例が前屈みの姿勢ですね!


これまで何度か書いてますので、ご存知の方も多いことでしょう。

今回は腰痛と姿勢の話ですので、背骨の腰椎や骨盤との関係を書きますが、姿勢全般に対応していると思って下さい。


日常、もっとも多い座り方には正座やあぐら、横座りがあります。これは日本特有の座り方で地球上で1億3千万人ほどが行っている、あるいは行うであろう座り方です。

これらの座り方が示しているように、正座やあぐら等は背筋をピーンと伸ばした状態を維持できません。最初は伸ばしていても知らない間に背中や腰を丸めてしまっています。

これが腰痛を招きいれる座り方の入り口なのです。

なぜなら、背骨の腰部をささえる部位である腰椎は、本来お腹側、つまり前方に反っているからです。反っている背骨が長時間、あるいは繰り返し背中側(後方)に飛び出していれば、それは痛みも出るでしょう!

正しい位置にあるものが狂った位置に置かれるわかですから、筋肉も緊張して神経系にも圧迫が掛かります。しかし、反っているものが、すぐに丸まったからと言って、すぐに問題を作るわけではありません。

徐々に戻らなくなり、ついには違和感や痛みとなって現るのです。
つまり、正常な位置と比較して限界に近づいてきているわけです。


草むしりの姿勢が腰痛でたとえられますが、あの前屈姿勢は、すぐに腰部に痛みを発してきます。
そこまで前屈していなくても、毎日繰り返される動作や姿勢の継続は、遅かれ早かれ、腰痛となって出てきます。

痛みは数日前に現れたかもしれませんが、腰痛の種はずっと前から蒔かれていたことになります。

何かをしている姿勢時に腰部がきつくなれば、すぐに体を起こして下さい。感じていた腰痛はスーッと消えて行くでしょう。

もし皆さんが事務職で腰が痛くなってきたら、姿勢を変えてみて下さい。一番楽な姿勢を探すのです。

すると、こうすると楽という姿勢があります。その姿勢が分かれば、その姿勢で業務に当るようにすればいいのです。大切なことは、痛みが強くなるまで同じ姿勢をしないことです。

繰り返される動作による影響を受けると、顔を洗ったり、掃除時の前屈みでも違和感や痛みを感じてきます。姿勢は私達の体を支えるだけでなく、体の機能を支えているということです。

できるだけ良い姿勢をしたいものです。

特にお子さんのおられるご家庭ではさらに大切なこととなります。

おばあちゃんが、少し前屈みで歩いていたら、背筋を伸ばして歩くように教えてあげて下さい。これだけでも随分腰痛が楽になる方がおられます。

もし、腰痛がある方は、一度ご相談下さい。
姿勢を分析し、トラブルとなっている骨格の関節を正しい位置に戻します。

正しい位置に戻ってくると痛みは不思議となくなって来ます。
でも、、、大切なことは腰痛の引き金となった姿勢になるんですね!

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腰痛と疲労やストレスとの関係って?

2010年07月03日

 WHO国際基準のカイロドクター at 03:13  | Comments(0) | 腰痛全般
今回は。腰痛と心身のストレスについて書いてみます。

腰痛を経験された方は非常に多いと思います。

その大半の方が、最初に腰痛を感じた際に
痛みの前に腰や背部に強い張り感や違和感を感じています。

この段階では、日によっては楽なので心配も少ないです。

その後、同じような違和感を繰り返し、そのサイクルが短くなって来て
ついには腰痛で体をかばう姿勢を作り出します。

本来ならば、この段階でしかるべき治療を徹底することが大切です。


そのような腰の不安を経験し、
その後無事に改善したかと思っていると

今度は急な動きや重い荷物を持ち上げた際や
何かを取ろうとして手を伸ばした際

クシャミをした瞬間などに腰部でグキッと鳴り、
徐々に動けなくなったりすることがあります。

それまでの筋骨格バランスや神経系機能が低下したままだと、
その場で動けなくなることもあります。

まさに「魔女の一撃」といわれるものです。


これらのケースは、薬や注射では取り去ることができません。
それは、原因が除去されていないからです。

痛みといううわべだけの症状を抑えても
効き目がなくなれば腰痛は再び訪れます。

腰痛の原因は様々ですが、
筋肉の機能的バランスが低下して腰部の関節への負荷が増大します。

結果的に腰の関節はズレて、支えている筋群の機能は乱れた状態になります。


では、骨格を支えている筋肉機能の低下や筋バランスの乱れは何故起きているのか?

それは脳からの神経信号が正常に伝わっていないからです。


腰部の痛みは、
それらを回復しなければならない状態を伝える危険信号であり、
痛みという表現で私達に伝えているわけです。

患者さんたちには、理解しやすいように「関節がズレ」ていますよ!と伝えていますが、実はその背景ではそのようなメカニズムが働いています。

カイロプラクティックは、脳神経系からの伝達機能を改善するために、結果的に背骨や骨盤の関節を矯正するわけです。

悪い姿勢の習慣は、筋肉や骨格の機能的バランスを崩しやすく、
そのことで脳からの信号が制限されて積み重なる歪みにより同じような現象を起こします。

前回ご紹介した「筋バランスセラピスト講座」では、
それらの乱れた筋バランスにアプローチして神経系にアプローチできます。

人間の体も正しく使うためには、やはり説明書が必要かもしれませんね^^;

月に一度は体のメンテナンスを行いたいものですね!


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腰痛と両下肢へのシビレ

2010年05月15日

 WHO国際基準のカイロドクター at 01:56  | Comments(0) | 腰痛全般
両下肢にシビレを訴える男性のケース報告です。

10年ほど前から腰痛を起こし、その後臀部にシビレ感が発生!
いろいろな治療を試みるが、一時的には軽減しても完治に至らず。


検査ではL5の前方変位が大きく、下肢筋の筋力が殆ど入りません。
かなり身体の大きい人でも驚くほど筋力抵抗が不可能になります。

どうしてこんなに力が入らないのか驚かれます。

また長時間座っていたり、立ち仕事時に腰部から下肢に掛けて痛みとシビレが発現!

腰椎(L5が)前方に入り込むと体重圧迫がおきやすく、座位や立位でも症状が出やすくなります。

しかし、動いているとそれほど症状は出てきません。


牽引等では一時的に楽に感じますが
牽引しただけでは前方に入り込んだ骨は出ることはなく注意が必要です。


カイロ調整では、前方に入り込んだ骨を矯正により正しい方向に出します。
すると、すぐに筋力が入るようになります。

同時に下肢の違和感や腰痛はあまり感じなくなります。
腰椎の5番の変位は、腰痛の中でも起きやすい部位ですが、前方に入り込むと下肢へのシビレや痛みを伴うことが多いようです。

肥満気味の方やうつ伏せで寝る方で、のけ反るような姿勢をすると腰痛を感じる方は早急に対処が必要です。

そのまま放置すると、さらに前方に入り込む可能性もあります。

この男性の場合は両下肢に症状が出ていましたが、
片側の臀部や下肢に痛みシビレが出る場合もあります。

もし臀部や下肢に痛みやシビレを感じる方は一度ご来院されて下さい。

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10年来の腰痛(骨盤部の痛み)と肩コリ

2010年05月14日

 WHO国際基準のカイロドクター at 01:15  | Comments(0) | 腰痛全般
数日前に来院された腰痛と肩コリの患者さんのケースをご報告します。

主訴は腰痛です。

痛みの部位は、右側の臀部から背部に掛けての痛みと下肢痛です。


検査では前屈時の痛みと側屈時の違和感が発生。

オーソでは、SLRで陽性。

MMTでも、いくつかの筋力がダウンしています。

MPでは、右側骨盤の引き下げにAS+IN変位。同側の股関節の下方と後方。
腰椎のL4~L5右回旋変位です。

肩関節は肩甲骨の上方、内旋、それに頚椎の歪みが確認されました。

関節トラブルとしては、そう難しい問題ではありませんが、腰痛の主訴は10年来の症状だそうです。


まずは骨盤の矯正、腰椎の矯正を行い、肩関節周辺の緩和操作と頚椎の矯正を実施!

結果、SLRでの反応は陰性になり、頚椎のトラブルも解消!

肩こりは無くなった実感を訴えられました。
腰痛は痛みと違和感が3分の1ほど残っています。

次回、来週のご予約です。
次の来院時に主訴は1割ぐらいになっていると思われます。

カイロ調整終了後、アドバイス中に10年来の痛みなのに、

こんなに軽く感じたのは初めてと嬉しいお言葉を頂きました。

私も嬉しい限りです。


腰痛は、何かをした結果出現するわけではなく、日頃の姿勢が大切です。つい、慣れ親しんだ姿勢の座り方や動作が繰り返されますが、思わぬところに原因が隠れています。

常日頃から姿勢の重要に関心を持ちましょう!

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寒いと出てくる肩こりと腰痛、なぜ?

2009年12月19日

 WHO国際基準のカイロドクター at 02:24  | Comments(0) | 腰痛全般
ここ数日、冷え込み方が半端ではありません。
、、、というか、余りにも暖かい日が続いていたから、、、。

余計に寒く感じますね。

寒いと体が無意識に力みますので、肩こりや首の違和感、腰痛の方が増えました。
高血圧の方もご用心下さいね!

体は寒さを感じると熱が逃げないように皮膚を収縮させます。
同時に寒さによりますが、体に緊張が起きます。

これは体内の熱発生と関係していて、暖まると緊張も解れ筋肉も柔らかくなります。

今の寒さでは体は悴んでしまうため、体の筋肉は余計に緊張して硬くなります。このとき、しばらく緊張が続くと肩こり感や腰痛などが出る場合があります。

人によっては、日頃具合の悪い箇所に違和感や痛みを感じやすくなります。
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15年間も腰部が右横に逃げた姿勢で生活してきたご婦人!

2009年12月09日

 WHO国際基準のカイロドクター at 01:15  | Comments(0) | 腰痛全般
月刊ぷらざ12月号を見て予約来院された年配女性のケース

このご婦人、15年前から起立姿勢だと腰が右にはみ出していた。
最近、背筋を伸ばせなくなり、焦って予約を入れられた。

医療機関ではこれ以上は治らないと言われたらしく、これまにで数多くの整体や整骨院・カイロなどにも通ったそうだ。

聞けば、15年前からしばらく立っていると腰が右側に逃げ出す。逃げ出すというより、真っ直ぐ立てなくなるのだ。しかし、痛みがあるわけではない。

このようなケースは、腰椎椎間板ヘルニアに見られる神経圧迫による逃避性の姿勢にみられる症状なのだが、このご婦人はまったく痛みがない。

ただ、最近は背筋を伸ばせなくなってきたことと、右側臀部への違和感が若干感じる程度!

検査をすると、
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80代の女性、背骨の後彎で体を伸ばせない!

2009年11月21日

 WHO国際基準のカイロドクター at 02:52  | Comments(0) | 腰痛全般
昨日の「カイロ専門検査だけを受診したい」希望者のお電話問合せ申込み数→17件!
急遽、診療時間終了後でもOKの方、追加しました。

ブログを見てという方もおられました。ありがとうございます。

「検査のみ受診」申込みが増えて来た関係で、検査後の説明等を考えると少々時間が足りませぬ^^;
従来のご予約患者さん優先となりますので、その合間や空き時間に実施予定ですが、申込みが増えて来た関係で、結構、先の日程になる方もおられます。

体の歪みに対する関心度、かなり高いんですね!
 ・申込みご本人様
 ・お子様連れ
 ・お友達と二人で
 ・娘さんからお母さんをお願いします。
 ・ご家族様からおばちゃんやおじいちゃんをお願いします!
、、、、という方もおられます。皆さん家族思いの方、多いです。

日頃何気ない素振りでも、実は結構心配されているんですね。

検査はしっかり行ないますのでご安心下さいね!
痛みやシビレがある方は、神経学的な検査も行ないます。

検査は、痛みやシビレがある方は、その部位等が中心になる場合もありますが、一応全体的な骨格の歪みも検査します。足関節や手の平、手首、膝など、何かある方は仰って下さい。

日々、患者さんたちに検査をしますが、痛くも痒くもありませんので安心されて下さい。

では、昨日来院された80代の女性患者さんのケースです。

本日で2回目のカイロ調整でした。

背骨の後彎が酷く、いつも正座で座りっぱなしという方です。
背骨全体の後方への曲がりはもちろん大きいのですが、ご自宅では殆ど座りっぱなしという環境が災いしています。

背骨の後彎は、座った姿勢(正座やあぐらなど)の時間が長ければ長いほど、後ろに後彎してきます。立とうとすると、腰が痛くなります。

これは、長時間背骨を後ろ側に飛び出したような姿勢になっているからで、立つためには後ろに後彎した背骨がお腹側に戻らなければ背筋を伸ばせません。

伸ばそうとすると、痛みを感じるために曲げたまま歩こうとします。

この女性は80過ぎの方ですので、骨粗鬆症のことも頭に入れて行なわねばなりません。

それに背骨間の本来あるべき隙間がかなり狭くなっていました。腰椎はL1辺りから右の方に流れるように曲がっています。

骨盤の傾斜も後方に大きく、座るための姿勢に固まっているようです。日常の動きも極端に少ないようで、歩く姿も辛そうでした。

カイロ調整は、痛みが無いか声を掛けながら、緩和操作を行いアクティベーターによるフルスパインの治療を実施しました。

初回で背筋は伸ばせるようになりましたが、それは短い時間だけ!無理な矯正よりも機能性回復を念頭に置きながら、その日は終了です。

今回は、前回の治療後に痛みが出なかった確認し、関節の可動性を増やす操作を実施!

ご自宅では、背筋を自然に伸ばせるための環境をアドバイスして頂くようにお願いしました。少し時間が掛るかも知れませんが、本人さまの努力を含め伸ばせるようになるでしょう。

少しばかり、伸ばした背筋を維持できる筋力も必要です。

もし皆様のご家族様が、背筋を丸めて座っておられるようでしたら、背筋を伸ばして歩行をするように仰って下さい。動くことで背骨にも中心軸が安定し、筋力も働きますので後彎になることを少し防ぐことができます。
曲がり掛けの方でしたら、最初の第一歩をまずは背筋を伸ばして歩くようにアドバイスしてあげて下さい。

曲がってしまうと、日常生活がかなり苦しくなってきます。内臓への圧迫もありますし、呼吸も浅く、痛みが出てくればご家族様のフォローも必要になります。結構、大変です。

人間は、動物です。動き生き物と書きます。

動いて健康になるよう機能と構造を持っています。動くことが大切です。辛い痛みを我慢して動くのではなく、動ける範囲で体を使うということです。

これまでに90度に曲がった方々を何人も診てきました。痛みが出て初めて連れて来られますが、実は痛みを我慢できなくなってご家族に訴えられているのです。

曲がるだけ曲がった背骨を伸ばすのは、時間とお金が掛りますが、危険と隣り合わせの場合もあるのです。

どうぞ宜しくお願いします。

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クシャミ一発でギックリ腰のお父さん

2009年09月21日

 WHO国際基準のカイロドクター at 03:26  | Comments(0) | 腰痛全般
カイロ講座への見学の方々、皆さん受講されることになりました。
将来開業したい、正確なカイロを覚えたいと固い決意をされました。

お一人は、院長と同じ脱サラ希望で、もうお一人はすでに開業されています。お二人とも熱心な方々ですので、素晴らしいカイロプラクターになられることでしょう!協会でもしっかりフォローして行きたいと思います。


今回は、ギックリ腰です。

ギックリ腰は、症状名ではありません。
荷物を持ち上げようとして、また中腰になろうとした際、中にはクシャミ後に腰に激痛が起きます。

いずれも弱くなっている腰周辺に問題があり、別の要素が引き金になって腰痛を起こします。
中には食卓のしょうゆを取ろうとして手を伸ばして腰痛になられた方もおられます。

さらに腰痛は、わずかな痛みや違和感でも繰り返している内に酷くなるケースが多いようです。

最近、疲れが取れにくい、体が重い、お腹が出てきた、ズボンやスカートがきつくなった、やる気が出ないなど、体に何らかの変化が出ています。

筋力は、若いときは運動しなくてもかなり強いのですが、年齢と共に知らぬ間に弱くなっていきます。気持ちは若い頃のままなのですが、体が付いて行かなくなります。

特に体重増加+筋力低下 がありますと腰痛は必ずそのうちに起こす可能性大なのです。
深夜に食事をする方や晩ご飯の後に必ず何か食べたくなる方は、間違いなく太っていきます。要注意です。

このようにして、筋力は弱くなり、腰に負担を与えています。

そして、骨格を支えている筋力の低下と共に前後左右の筋バランスを崩しているときに、グツッとギックリ腰をやっていまいます。

痛みの程度はそれぞれ異なりますが、中には激痛で動けなくなる方もおられます。

少し前に来院された30代後半のお父さんは、半月前くらいから身体に変化を感じておられました。腰痛も年に1~2回は痛みが出るという方です。

仕事も忙しく睡眠不足が重なり、さらに遠方への出張等、そして社員の教育など、多忙だったようです。そして、あの魔女の一撃の日を体験することに、、、。

久々の休日、お昼頃に起床して、そのままソファーで新聞を読んでいたそうです。そのとき、鼻がモゾモゾ、、、モゾモゾ、、、、ハ~クション!!と、思いっきりクシャミをしたそうです。

ところがそのクシャミをした瞬間、、、、

腰辺りでグツッと音がして、そのまま激痛で起き上がれなくなってしまったのです。

その日は痛みの部位をアイスノンでしっかり冷やされたそうです。翌日、センターに来院され、カイロ治療を受けられました。

検査の結果、大腰筋や背筋等に緊張があり、骨盤の歪みと腰椎の後彎がありました。もともと腰痛のある方でしたので、ソファー座りで腰部が後ろの方へ飛び出した状態でのギックリ腰も余計に酷くなったのでした。

初回の治療で痛みはかなり減りましたが、まだ残っていますので無理な姿勢を避けるようにアドバイスして、次回のご予約をされました。でも、腰が横に逃げていた姿勢が真っ直ぐになって帰られました。

カイロ治療は初めてだったようで、効果に驚かれていました。必ずそうなるわけではありませんが、1回で何らかの良い変化を体験されます。まだ痛みがありますし、過去にも頻繁に痛められていますので、大きくずれた骨の矯正により、一時的に痛みが強く出てくる場合もありますから、体の負担を減らすことが大切です。

軽くなったと通常の体の使い方をされて、痛みが一時的に強く出たり、他の部位に感じるケースもありますので、ご自宅で安静が必要です。

皆さんもクシャミには注意して下さいね!それに大型連休が始まりましたので、長時間の運転で腰痛が出やすいです。頻繁に休憩し、車から降りて身体を伸ばして下さいね!

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連休中はカレンダー通りでお休みになっています!
  


寝起きの腰痛

2009年09月07日

 WHO国際基準のカイロドクター at 01:49  | Comments(0) | 腰痛全般
寝起き腰痛を感じる方、とても多いですね。

以前も寝起き時の腰痛に書きましたが、いくつかのパターンがありますのでご紹介します。

寝起きの腰痛とは、その通りの腰痛で朝の起床時に腰に痛みや違和感を感じるケースです。この寝起きの腰痛の特徴は、起きる際の痛みと起きてからの痛みがしばらく続きます。

動き出してしばらくすると、痛みは消えたり軽減します。

この原因は2つあり、一つは腰部の骨格関節の可動性が悪い場合で、もう一つはそれらを支える筋群に問題がある場合です。多くのケースではこの二つが同時に発生している方も見受けられます。

このときの骨格関節とは、骨盤関節や腰椎の関節です。どのような状態であれ、関節の可動性が正常でない場合は、寝るときや起きる時に腰に違和感を感じます。

これは、寝る際や起きる際の姿勢と体重による負荷が原因していますが、関節の動きが正常でない場合、余栄に関節に負荷が掛かりすぎるために現われる症状です。

寝る時も起きる時も姿勢的には非常にアンバランスな態勢をしています。短い時間ですが、このアンバランスな姿勢を少なくできれば、違和感や痛みは減少します。

腰痛が激痛ならまだしも、それほど痛く感じないケースでは、痛くない時の姿勢で寝起きをしていないか?確認してみて下さい。多くの方々が元気な時と同じパターンで寝起き時の体の動きを繰り返しています。

寝起きに腰痛を感じる方は、腰に負担のない寝方をしなければなりません。

骨格を支えているのは、筋肉です。骨格をつないでいるのは靭帯で、関節への負荷を減らしているのは関節の中の滑液です。

しかし、関節の動きや位置が悪いと筋肉の前後左右のバランスが悪くなり、動きの態勢に順応できないのです。

寝る際は、起きた状態から寝転ぶまでの不安定な姿勢時に負荷が掛かるため、寝転んでしばらくは違和感を感じます。時間が経過すると、違和感は軽くなったり消失します。このとき、寝た状態で骨格が安定した状態になったことで落ち着いているのです。

また起きる際も何時間も体重の掛からない横たわった姿勢から、重力を最大に感じる姿勢に移行するわけですので、起きて骨格関節が負荷の少ない位置に移動するまでの間、違和感や痛みを感じます。

起きてしまったら、しばらくは歩いて動いて下さい。

こうすることで、背骨や骨盤が一番負荷のすくない位置に安定してきます。このことで、動いていると痛みが減少してくるのです。

使わない筋肉を使ったために筋肉痛を体験されたことは誰しもあると思いますが、筋肉がパンパンに張った状態時は、階段の昇り降りも辛かったはずです。思わず「あいたたた、、、!」と記憶がありませんか?

このように筋肉の張り感によっても違和感や痛みを感じますが、これは単なる筋肉痛ですので数日すると自然に無くなります。

ところが、骨格関節に歪みやズレが存在し、筋力が弱くなっていたりすると、数日で回復することはありません。寝起き時にいつも腰に違和感や痛みを繰り返すことになります。

この寝起きの腰痛の原因の多くは、骨盤の両サイドにある仙腸関節や骨盤の真ん中の仙骨という骨の位置であったり、仙骨と腰椎の連結部や腰椎のズレによって起きています。その環境がしばらく継続している方の場合は、日頃の姿勢問題から筋膜性の腰痛を引き起こしていることも考えられます。

このような時にクシャミや日頃持たない重い荷物を抱えたり、不安定な姿勢をすると、ギックリ腰を引き起こすこともありますので要注意です。

いずれのケースであっても、できるだけ骨格関節を正しい位置に戻すことが最優先です。骨格関節を正しい位置に戻していくと、寝起き時の腰痛が改善していくのが分ります。

カイロプラクティックでは、骨格関節の修正と同時に筋肉への調整も行ないます。

寝起きで腰痛を感じる方、一度カイロプラクティックを受けてみて下さい。

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腰椎後彎の激痛女性編②

2009年09月02日

 WHO国際基準のカイロドクター at 02:32  | Comments(0) | 腰痛全般
昨日、2回目の治療に来院された腰痛の後彎による患者さんですが、
本日は、昨日よりもだいぶ改善していました。

昨日の足取りよりもしっかりしています。また治療ベッドに横たわる際の姿勢も早くなり、痛みが軽減していることが分ります。
驚いたのは、かなり後方に飛び出していた背骨と骨盤に、前彎が形成されていました。

1回目の治療が終了した時点で、前彎形成には数回掛かるだろうと思っていたのですが、予想以上に早く前彎ができてきていました。

痛みは少なくなってきていますが、完治も早いでしょう!患者さんも驚かれていました。ちょっと嬉しいです^^;

しかし、まだまだ油断は禁物ですね!

症状が改善してくると、つい無理をしがちになやすくなり痛みが出てくるケースがあります。完全に痛みが消失して、痛みを探す動きをしても痛みが出ないことが大切です。

みなさんも体の痛みで何かの治療を受けられる場合は、このことを覚えておいて下さい。症状が少し軽くなり、ある程度動けるようになると、安易な判断が再発を引き起こします。

2回目の治療は、アクティベーターメソッドテクニックという治療を行いました。

1回目は痛みが腰部から背部に掛けて、全般的に広く出ていたのですが、2回目の来院では、局部的に絞られていました。それだけ、悪い影響が減少したことを示しています。

また両脚を膝から屈曲するのですが、初回は腰痛が激痛のためできませんでしたが、今回はスムーズです。腰椎にトラブルがある場合は、この両膝を曲げる操作ができないケースが多々あります。

左側の腸骨のPI-EX変位、それに腰椎の後彎でのL5のPRS変位(N式:LPI)があるために、左側で腰椎と骨盤間の狭窄により強い痛みが増幅しています。

この変位がPRI変位(N式:LPS)になっていると、椎間板ヘルニアなどになりやすくなります。痛みのない方でも、この変位がある場合は、そっと修正しています。

治療時間も約30分程度でしたが、大分変化が出ているようです。

このアクティベーター治療法は、高齢者でも小さなお子さんでも安心して受けられる方法です。痛みが激痛であっても、安心して下さい。高齢で骨が脆い方でも安全に受けられます。

体のあちこちで「パチン」という心地良い刺激を感じながら、あっという間に終了します。気持ち良くなって眠たくなる方も多いです。

腰痛再発の繰り返しやギックリ腰でお悩みの方、激痛ではないけどいつも不安がある方、カイロプラクティックを当センターで一度受けてみて下さいね!

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腰椎の後彎による激痛女性

2009年09月01日

 WHO国際基準のカイロドクター at 02:24  | Comments(0) | 腰痛全般
腰椎の後彎による激痛の女性(30代)が来院されました。

腰椎後彎とは、背骨の腰椎が後方に飛び出している状態で、この女性の場合は、部分的ではなく腰椎1番~骨盤までが後ろに大きくカーブを描いている状態でした。

日常での姿勢は、座っている時は背中が丸くなり、骨盤と腰椎は後ろに曲がり出た姿勢です。いつもその姿勢の繰り返しだそうです。結局、この姿勢が悪化したもので、背骨と骨盤の限界点に達していたのです。

当センターに入って来られる姿勢は、ちょっとした動きでも激痛が出るため、歩行もゆっくりとしか歩けません。立っている姿勢も腰が真っ直ぐにできず、左側に逃げている状態でした。

痛みの出方が普通ではありませんので、そのまま寝かせてしまうと検査ができなくなります。

少し痛みを堪えていただいて、できる限りの検査を行い、どうにか時間を掛けてベッドにうつ伏せに寝て頂くことに、、、でもかなり斜めに、、、、!

ところが今度は、斜めに寝られた姿勢を修正しようとすると、これまた激痛が発生します。少しでも動かそうとすると痛みの関係で動かせないのです。

それを頑張っていただいて、やっとうつ伏せになって頂きました。^^;

ちょっと大変な症状の患者さんです。医療機関に行けば、短期の入院というケースでしょう。

ベッドに斜めに寝られましたので、真っ直ぐにしたいのですが不用意には触れません。痛みの閾値がただものではないのです。

さて、触れると激痛がでるため、どのような治療をすべきかです?

院長がSOTブロックを持って来て、骨盤の下に組み入れました。短下肢側は股関節側から対側の腸骨に向けて、長下肢側は、腸骨から対側の股関節に向けて、ブロックを差し入れました。

それでも痛みは強く出ています。これほどの痛みの場合、一人で歩いて来るのも辛かったでしょう。車の乗り降りでさえ、激痛が発生します。

その後、SOTのシステムにしたがって、淡々と治療が始まりました。

すると、後彎していた腰椎と骨盤は、最初よりも滑らかに変化していきます。コッフテストによる変化はSB(-)であるため、患者さんの呼吸を利用して若干牽引を行いました。

その後、大腰筋を調整し、Cカーブに曲がっている背骨をほぼ真っ直ぐにすることができました。まだ痛みはありますが、これで体が真っ直ぐに保つことができるはずです。

最後に骨盤の仙腸関節を整えて、仙骨を良い状態に!そして、腰背部にテーピングを施して終了しました。

痛みはまだありますが、来たときより楽に立つことができ、体は真っ直ぐになってました。
だいぶ、安心した表情になっておられました。

激痛ですので、明日も治療を実施予定です。

夜になって、患者さんより電話があり、少し楽になりました!と、お礼の電話がありました。

この方のケースは、猫背姿勢が原因です。
それも背中全体がかなり丸くなる姿勢ですので、背骨や骨盤はどうしても後方に飛び出してしまいます。これを繰り返していると、背骨や骨盤の関節可動性の限界が訪れ、骨やカーブが戻らなくなってします。

痛みが強く出なければ、そのまま継続して背中を丸めておられたでしょう!正しい姿勢の確保は、大切な要素ですが、腰痛などの予防に繋がります。

もし、背骨や骨盤による腰痛が原因と思われた場合は、すぐに起き上がらずにうつ伏せになって下さい。そして、そのまま4つん這いの姿勢を作ります。その四つん這いをしばらく維持したら、お尻を踵の方に下ろしていきます。

この姿勢は、ごめんなさいの姿勢ですね!この姿勢を1分~5分ほど維持して下さい。

このときは、腰周辺の背筋がゆっくり伸ばされて、余計に痛みを出している筋肉の過緊張が少し解れてきます。5分ほど経過しましたら、腕の力を利用してさらにゆっくり起き上がって下さい。椅子に座ったら、立ったり座ったりは垂直の姿勢で行なって下さいね!

みなさんも、日頃の姿勢は気をつけて下さいね!

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腰痛圧迫骨折経験のご婦人

2009年08月06日

 WHO国際基準のカイロドクター at 02:51  | Comments(0) | 腰痛全般
過去、階段を踏み外して、腰椎の圧迫骨折経験のあるご婦人(70歳代)の腰痛ケース

このご婦人、両手で荷物を持ちながら階段を降りている際、残り2~3段のところで足を踏み外して、お尻を思いっきりぶつけてしまったそうです。

階段の踏み外し、、、良く聞きますね!それも残り2~3段のところです。多くの方が残り2~3段の場所で踏み外されているようです。気の緩みなのかは分りませんが、同じ場所がとても多いようです。

踏み外したその日は、腰をあげられないほど激痛があり、そのまま寝込んでしまったとのこと。翌日、家族に整形外科に連れていってもらい、レントゲン撮影の結果、腰椎4番に軽い圧迫骨折が確認されました。

寝たきりの姿勢から、起き上がろうとしても激痛が走り、1ヶ月ほどの入院を余儀なくされました。退院後、しばらくは調子も良好で、腰痛もさほど気にならなくなっていたそうです。

痛みが再発しだしたのは、庭の草むしりをした夕刻からです。

梅雨により庭の雑草がみるみる成長し、雑草だらけの様子に耐えかねて、短い時間だけと草むしりをされたそうです。

しかし、短時間のつもりが休憩しつつ、数時間にも及び、腰をあげようとしたところ、痛くて持ち上げることができなくなり、四つん這いで家の中に入ったそうです。

しばらく寝転んでいれば良くなるだろうと安静にすれども腰の痛みは引かず、結局その日は再び起き上がることができなかったそうです。

翌日、整形外科を受診、以前、圧迫骨折した部位は良くなっていたのですが、診断は腰椎が後方に飛び出している「腰椎すべり症」といわれたそうです。

当センターを受診時にレントゲンを持参されていましたので、見せて頂くと圧迫骨折時も腰椎が後方に彎曲していただろうと思える後彎があります。短期間でこれだけ後彎するとは思えません。

姿勢も猫背気味で、日頃から座る姿勢は「正座」のみとのことで、腰椎はどうしても後方に飛び出しやすくなります。そのような姿勢が元来あったことから、長時間の草むしりによる腰曲げが悪影響したと思います。

骨盤は右側が引きあがり、その状態で後方に倒れ気味です。仙骨の後方変位と共に、腰椎も後方に飛び出していました。さらに腰椎には変形が写しだされており、右側への凸面カーブと腰椎間が狭く見えます。

痛みを我慢できる範囲で可動性を検査すると、腰椎の後方変位は前方に動かないほど出ていることが分りました。また腰椎の右側への凸面カーブによる左右のアンバランスも含めて、痛みが激痛になりやすい状況にあったようです。

うつ伏せになって頂いても、腰が伸びようとする変化で痛みが現われます。また痛みだけでなく、臀部や下肢に若干しびれも出ていたために、カイロプラクティックテクニックのSOTで骨盤ブロックを引き、軽い調整を実施!

このご婦人、高齢でもありますので、ダイレクトな矯正は不可!そのためのSOT実施です。

うつ伏せが楽になり、呼吸も正常にできるようになりました。骨盤の下にブロックを引くと、臀部と下肢のシビレもなくなります。ブロック調整を行い、腰背部にテーピングを施してその日の治療は終了です。

起き上がって頂くと、幾分痛みは楽になっていたようです。

腰椎の後方変位がかなりのものですので、調整回数が必要になります。
骨盤の全般的な後方と仙骨の変位を正常な位置に戻すことで、腰椎が若干、戻ります。

数回はSOTブロック調整を行い痛みやシビレは出なくなりましたが、腰椎の後方変位はまだ幾分残っていましたので、アクティベーターによる矯正を継続、可動性が拡大したところで、軽い前方圧による矯正を数回実施!

6回目の治療で痛みもシビレも消失!腰椎の後彎も正常ではありませんが、可動性が蘇り楽に腰を伸ばすことができるようになられました。
ご自宅でも座り方の重要性、草むしりを長時間せず、頻繁に立ったり座ったりするようにアドバイス!現在は月に2回、健康維持管理のために来院されています。

草むしり等で腰を伸ばせなくなってしまう方、非常に多いです。そのようなときは無理に腰を伸ばそうとせずに、まずは四つん這いになって下さい。腕がきつい場合は、椅子などを利用します。

そして、ゆっくり痛みが出ない姿勢を確認しながら、横になって寝ます。このとき、膝は必ず曲げておいて下さい。間違っても一気に仰向けにならないで下さい。仰向けに慣れても膝は曲げたままを維持して下さい。

横向きに休んで頂いて、痛みが引かないときは、激痛の部位をはアイシングします。10分冷やしたら外してください。必ず10分です。皮膚の温度が戻ったら、再度10分冷やします。痛みが強ければこれを数回続けて下さい。

楽になっても立ち上がる際は、何かにつかまってゆっくりです。お腹に力を込めて立つと立ちやすいです。あまりに激痛で立てない場合は、整形を受診して下さいね!
  


反ると痛い仙骨障害

2009年07月31日

 WHO国際基準のカイロドクター at 03:31  | Comments(0) | 腰痛全般
腰を反ると痛いという患者さんが来院されました。

このケースは結構多い症状です。何気に腰を反ったり、背中を反ると痛みが出てきます。うつ伏せに寝る方で朝、起きる際に体を起こしますが、腰の部分はどうしても反ってしまいます。

起床後、しばらく動いていると楽になるケースです。

問題の箇所が腰椎なのか?仙骨なのか?それとも両方にあるのか?

このような方、多いかも知れません!

カイロプラクティックでは、最初にカルテ記入後、問診します。
「どのような疾患なのか?」を確認するために、以下のことを尋ねていきます。

 1.いつ頃から何をしていて痛み出したのか?
 2.どの部位に痛みをかんじるのか?
 3.どのようにすると痛みが増強し、
 4.逆にどのような姿勢だと痛みが和らぐのか?
 5.痛みが出ると他の部位にも響くのか?
 、、、などなど、沢山の問診が必要です。

その後、6方向への体の動きを可能な範囲で再現して頂いて、痛みの有無と部位を確認します。

次に、いくつかの整形学的な検査を行い、ヘルニアや脊髄内のトラブルが無いかを調べます。更に必要に応じて、神経的な検査を行い、カイロプラクティック検査に入ります。

どのような症状でも大凡、上記のような進行になります。

この方のケースでは、仙骨の可動に問題がありました。
仙骨は、両側に寛骨という骨盤を構成する骨があり、その腸骨と仙骨で仙腸関節を形成しています。

この仙腸関節は腰痛障害のもっとも多い箇所で、ギックリ腰にもなる部位です。骨盤の動きをもっとも再現している関節なので、必ず検査しなければなりません。検査をすることで、問題が仙腸関節上で腸骨側にあるのか、仙骨側にあるのかが分ります。

カイロプラクティック検査では、2つの方法で脚長差を確認すると、左右どちら側の骨盤が前方に捻れ、どちら側が後方に捻れているかが分ります。

次に仙骨の必要な部位の可動検査を行ないます。

検査の結果、仙骨の基底部が過剰に動くことが分りました。腰を反ると痛みが出る原因と繋がります。また、その上に位置する腰椎の5番~4番もチェックします。一緒にお腹側に入り込んでいる場合があるからです。

この方は腰椎には問題が無く、仙骨のみのトラブルでした。

下肢の某筋群の筋力検査(S1~S2支配)で陽性があり、これもしっかり繋がっています。

仙骨の歪みは、前方や後方だけでなく、斜め方向にも歪みますので熟練した検査が頼りです。

仙骨を軽く矯正し、痛みの出方と神経的な筋力の検査を確認したところ、筋力もしっかり入っており、痛みも軽減していました。4日後に2回目の治療を行い、仙骨が安定したようです。

痛みの原因が明確になり、歪みの矯正がしっかり達成されて、関節が安定すると割と即効性があります。この方が痛みを感じたために、無理をしなかったのが良かったです。

割とアッサリ改善したので、もっと早く来れば良かったと仰ってました。
確かにその通りです。痛みやシビレを感じたら、早めの受診がお薦めですね!

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脊柱管狭窄症による腰痛

2009年07月17日

 WHO国際基準のカイロドクター at 01:32  | Comments(0) | 腰痛全般
腰痛疾患に挙げられる疾患に「脊柱管狭窄症」があります。

これは背骨の椎骨の中に脊髄神経が通る管があり、それを脊柱管といいます。背骨が連なる中を上から下まで通過しています。脊髄神経が入ってますのでもっとも重要な部位です。

交通事故などで、腰から下が動かなくなる損傷を起こすと「脊損」といって、中の脊髄を損傷したことをいいます。腰から下で起きれば、腰部脊髄損傷になります。あの脊髄神経です。

背骨は体を支える大黒柱でもありますが、同時に体の動きを再現するために積み木状になっています。つまり椎骨の連携なのです。体の主要な軸でありながら、負荷が最も掛かりやすい部位でもあります。そして、一番大切な脊髄神経を外部から守っている骨格でもあるわけです。

それを考えるとむやみやたらに首の骨を自力で「ポキッ」と鳴らす行為が危険な行為であることが理解できますね。

脊柱管狭窄症は、この一個一個の背骨(椎骨)の中が変形して、脊柱管の径が狭くなってきます。つまり脊柱管内の変形ということです。腰部でおきれば、腰部脊柱管狭窄症になります。

この病気になる原因は、一つは老化です。もう一つは変形性脊椎症が進行して影響して起きる場合もあるようです。

この病気は脊髄神経の通過する脊柱管内径の変形による狭窄ですから、神経が出て行く穴(椎間孔)周辺で神経への圧迫が起きることになります。これにより、長い時間歩行していたり立っていたりすると、足に痛みやシビレが発生し出します。

また腰椎分離症や腰椎すべり症などがある方は、その症状との関係でより圧迫を受ける可能性が高くなり、痛みやシビレも早く出てきたり強かったりします。

しかし、脊柱管狭窄症でも、狭窄の部位が異なると痛みやシビレがまったくでない方もおられます。これは変形し狭窄した部位が神経の圧迫にさほど影響を与えてないと考えられます。

痛みやシビレの症状が現れる方は、脚の外側や太ももの裏表、ふくらはぎや足の裏などにみられます。足の裏などに出る方では、シビレ感や灼熱感を感じる方もおられます。

すべり症の方では、どちらかというと前方すべり症よりも後方すべり症の方に多いようです。

老化は誰にでも訪れますので、日頃からの姿勢管理が大切です。この症状は、特に姿勢の悪い方に出るケースが多く、その前に変形性腰椎症などがある方は、さらに正しい姿勢の励行と筋力の強化が必須です。

さらに体重が重い方は、自分の体重により圧迫度を増すことになりますので、適正な体重に近づけることが大切です。

この疾患に関らず、体重の多い方や腹筋の弱い方は、腰痛全般を悪化させやすいといえるでしょう!

変形性の腰椎症も老化が一番の原因ですので、正しい姿勢と筋力強化は重要になります。特に日常、背中を丸めた姿勢が多い方は要注意です。

しばらく立っていたり長時間歩いていると、下肢にシビレや痛みが出てくる方、そして徐々にその症状が強くなってくる方は、早期に整形外科を受診して下さい。

他の腰部疾患でも似たような症状がありますが、年齢が60歳以上でいつも背中や腰を丸めている方、特にこの疾患は男性に多く、病院嫌いという方もおられますがまずは診断を受けるべきです。

何も知らずにそのまま放置していると、変形が進行し、短時間でも圧迫を受けやすくなります。まずは自己判断せずに整形外科で診断を仰ぎましょう!

脊柱管狭窄症は、カイロはもちろん、その他の療法でも完治することはありません。脊柱管内の骨の変形だからです。脊柱管狭窄症の方で腰痛が出ていた場合、腰痛が完治した方は、腰痛の原因が脊柱管狭窄症では無かったのです。

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前屈み時の腰痛と背部痛

2009年07月14日

 WHO国際基準のカイロドクター at 01:11  | Comments(0) | 腰痛全般
腰痛の中には「前屈みになると腰が痛い!」、または「背中が痛い!」という症状があります。

「前屈みになると痛い」いうのは、主婦の方に多い症状ですね。

前屈みの姿勢には、「顔を洗う」「洗濯する」「掃除をする」、、、ような時の姿勢です。このほかにも「床の荷物を持ち上げる」とか、「落とした物を拾う」「靴を履く」など、前屈みにならざる得ない姿勢は数多くあります。

その中でも掃除などは、時間が長いために腰や背中に負担が多くなります。

なぜ、前屈みなると痛みが出るのか?これが問題ですね!

前屈みなるには、まず背中が丸くならねばなりません。そして、次に腰椎が後方に彎曲して骨盤も後下方に引張られて、上半身と下半身のバランスを保つ姿勢になります。

このときの上半身は前に倒れるために、その姿勢を維持するために腰部で下に方に向かって別の力が働いているのです。

背中側の筋肉群は、
 頭部の後ろ→ 背中の中部→ 腰部→ 骨盤部の臀部→ 太ももの後ろ→ ふくらはぎ
、、、、と順番に筋肉が伸びていきます。

これらの筋肉の伸張バランスと負担が分散されている方は、前屈姿勢でもすぐに腰が痛くなることはありません。

これは少し意味が異なりますが、
良く前屈姿勢は苦手という方がおられますね!前屈すると床に手が届かず、太ももとふくらはぎの間にある膝の後ろが突っ張り過ぎて、そこが痛くて辛く感じる方です。これは膝の裏側や腰部の筋群の伸びが悪く、その負担が膝の裏側に現われている方です。そこが柔らかいと、だれでも前屈で床に手が届くのです。

前屈時に腰や背部に痛みの出る方は、腰から下の負担と上半身を維持する負担のバランスが崩れており、腰部を支える筋群に大きな負担を掛けている証拠です。そして、常時腰を曲げているために背筋が緊張しています。

背筋が緊張していると、その分の筋肉の伸張率の負担が腰部に掛かるために腰痛を感じやすくなります。

また骨盤の後方への歪みや腰椎前彎が後方に歪んでいると、前屈み時に腰背部痛が出やすくなるのです。そして、腰部の緊張を緩めるために膝を曲げると少し腰が楽に感じるはずです。

このような方は、早期に骨盤と腰椎の歪みを正す必要があります。また中には腰椎と胸椎の移行部周辺の骨がお腹側に少し入り込んでる人がいるかも知れません。このような方は、背筋の丁度そのあたりの筋肉の伸び縮みが損なわれている可能性もあります。

姿勢の基本は、真っ直ぐな立位にありますので、長時間の前屈が必ず辛くなることを覚えておいて下さい。短い時間での前屈は問題ありませんが、長時間の前屈には人体が耐えられる能力を超えてしまいます。

前屈には、他にも草むしりの姿勢や田植えなどでイネを手で植える姿勢なども大きな負担を作る姿勢です。

また日頃から腰を曲げている方は、腰が曲がってきますので曲げれば曲げただけ何となく楽に感じますが、実は背骨の後彎を拡大していることになります。

最近、なんだか少し猫背気味だなとか、背筋が伸ばしにくいと感じたら注意信号です。しっかり意識して背筋を伸ばすようにして下さい。体は立って背筋を伸ばしている時が、一番体に良い姿勢なのです。

「体を伸ばすと違和感が出る」
「背筋を伸ばしにくい」
「前屈すると腰が痛い」
「顔を洗うときに腰に負担がある」

、、、、そんな方は、ぜひ一度カイロプラクティックをお受け下さい。
骨格関節の歪みや負担を掛けている筋群に問題があるかも知れません!

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予約制ですので、事前にお電話下さい。
  


腰椎椎間関節症とは

2009年06月15日

 WHO国際基準のカイロドクター at 01:06  | Comments(0) | 腰痛全般
腰痛の種類に「腰椎椎間関節症」があります。聞きなれない方が多いかと思います。

この症状の発生には、1)加齢に伴う椎間板の変性によるもの、2)無理な姿勢からの動きや過激なスポーツなど、いくつか原因があります。

1)加齢に伴う椎間板の変性とは、背骨と背骨の間にあるクッションの役目をしている椎間板が加齢と共に変性(老化&劣化)を起こして、背骨の関節に負担を与えてしまうケースです。

これは、背骨の動きが椎間板を基点(軸)として、関節の動きが発生するとき、椎間板が老化により薄くなってくると、後ろにある背骨の関節構造に負担を掛けてしまうことから発生するものです。

2)また無理な姿勢や過激なスポーツによるものも多く、前屈姿勢から後ろに振り返りながら反るような動きをした際に同じ関節に無理な負荷が掛かって炎症を起こすものです。

寝起きの腰痛の原因としても多く、動き出すと少し楽になり、仕事が終わる夕方にはまた痛みを感じるようです。さらに身体を捻ったり、後ろに反ることで関節面に負担が出て痛みを感じます。

分離症やすべり症とは原因が異なりますが、やはり身体を反らすと痛みが出やすいです。

写真の赤丸で囲んだ部分が、椎間関節と呼ばれる部位で、上下の骨の突起で関節を構成しています。関節ですから細かい靭帯や筋肉が多数存在します。また関節ですので関節包というものがあり、この周辺には痛覚神経が沢山存在します。

この上下の関節構造が無理に広げられたり、狭く圧迫を受けた状態で正常な位置の維持や動きが妨げられることで痛みを感じます。その部位の動きで負荷が加えられると違和感や痛みを感じるというわけです。

痛みの部位では、関節障害の部位にもよりますが、痛めている部位と臀部、それに大腿部の外側や少し内側、鼠頚部にも出るこもとあります。

この関節障害は、カイロプラクティックではもっとも得意とします。

関節の亜脱臼状態(サブラクセーション:正常な動きを損なった関節)にあり、関節の動きの検査を行うとすぐに原因が分ります。
カイロプラクティックにはモーションパルペーションという独特の検査法があり、各関節の動きが正常に機能しているかを判断できる手法が確立されています。このことで、明確な関節機能のトラブルを知ることができます。かなり熟練を要す検査法です。

神経系に影響が出ているときは、筋力検査などでどの神経系に影響が及ぼされているかも分ります。適切な検査と早期の矯正が必要でしょう!

ご心配な方は、一度ご相談下さいね!

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腰椎分離症とは

2009年06月14日

 WHO国際基準のカイロドクター at 02:17  | Comments(0) | 腰痛全般
腰痛の種類に「腰椎分離症」というのがあります。(この写真は、背中側から見たものです。)

その名のとおり、腰椎が椎弓根(赤印の部位)から分離している疾患です。
この疾患は、皮膚の上から触れただけではわかりません。レントゲン撮影などでは分離しているのが写ります。



背骨の各椎骨(一個一個の背骨のこと)は、弾性の組織で「椎間板」という線維性のクッションをを挟んで、上下の椎骨が関節を形成しています。椎骨の連結部では、内側からと外側から繋がるように関節が形成されています。

このことにより、背骨の動きが安定して機能し、思った動きが再現されます。しかし、この連結部で分離(骨折)が起きていると、背骨の動きが安定せずに思わぬ変位を招きます。

腰椎分離症での変位は、後方(背中側)に飛び出したり、前方(お腹側)に入り込んだり、さらに右回転や左回転など複数の変位を起こすことがあります。椎弓根分離により椎骨の所定の位置への安定が不可能になるため、歪み方によっては神経を圧迫して激痛を伴うケースも少なくありません。

また激痛ではないにしろ、常に痛みや違和感を感じることが多いようです。

長期にわたり、分離が酷くなるケースでは、両下肢への痛みやシビレが出たり、両足の裏にシビレ感がでたり、骨の変形が早くなったり、脊柱管狭窄症になるケースも報告されています。分離症診断の方で、長時間の座位や立位でいるとジワジワと痛みやシビレが出てくる方が多いです。

しかし、中には分離症と診断されても、全く痛みの出ない方もおられますが、姿勢を正しく管理できる環境作りと筋肉の強化をすべきです。

あまりに酷い場合は、整形で手術を要するものもあり、その場合は骨移植が行われます。そこまで行かないケースでも痛みが酷くならないように、筋力を鍛えたり、無理な姿勢に注意が必要です。特に腹筋が弱くなっていると下腹がぽっこり出てきますので、分離した椎骨が前方に滑りやすくなります。

この腰椎分離症になりやすい椎骨は、腰椎の5番(L5)と4番(L4)です。もともと腰椎全体は、若干の前彎を形成していますので、運動のし過ぎや無理な姿勢などにより分離しやすい位置にあります。

すべての人が分離を起こすわけではありませんが、子供の頃に無理な運動のしすぎにより、高校生や社会人になって違和感がより出てくる方が多いようです。痛みが取れない結果、整形でレントゲンを撮ったら、分離症診断が出たというケースも多いです。

カイロプラクティックでも、この分離症は骨折して離れている分けですから治せません。前方や後方に飛び出している場合、もしくは傾いている場合は、矯正により良い位置に戻すことは可能です。

単なる腰椎の関節の歪みであれば正しい位置に矯正し、ズレにくくなります。しかし、ストッパーになる関節が分離してしまっていますので、またズレてしまいます。これは仕方ないことなのです。

正しい姿勢の管理と体重管理、腹筋の強化が大切です。特に座する習慣のある私たち日本人は、背中が曲がりやすく、背骨も歪みやすい習慣がありますので、それまでの姿勢を変えていくことが重要です。

  


How to Use the Activator Adjusting Instrument

Activator Methods Video.flv

SOT Cat1

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