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股関節の内側が痛む40代女性

2022年06月17日

 WHO国際基準のカイロドクター at 16:36  | Comments(0) | 恥骨痛 | 股関節痛 | 膝の痛み | 女性の腰痛 | 変形性股関節症
先日より40代の半ばの女性が股関節内側の痛みで来院されました。


整形外科にも通院されていますが、そこではリハビリ的に脚の運動を行われています。
しかし、一向に改善しないということで来院です。

このリハビリを行うと余計に痛みが増強するらしく、酷くなる感じがすると仰るので、しばらくそのリハ運動を止めるように提言しました。

この股関節内側の痛みの原因ですが、特に思い当たる事がなく、激しい運動もされておらず、また突発的な出来事もおきておらず、なぜ痛くなったのかも不明でした。

整形外科ではレントゲンにより、変形性股関節症と診断されたようです。

そのレントゲンもほんのわずかなブツブツが数点、それも本当に小さいものだったようです。
レントゲン上、それしか変化がなく、変形性股関節症と仰ってのでしょうね。

検査をすると、股関節伸展での内旋、股関節屈曲での内旋時に強い痛みが発生、過剰な屈曲では痛みなし、また外旋はすべて痛みなしで明らかに内旋させた際にのみ、強い痛みと可動性の制限がおきてました。

骨格検査では、
患側の腸骨がPI変位、若干IN変位、
股関節の上方と内旋変位です。
あと患側の腸骨が上方、腸腰筋反応がでています。
恥骨の上方と前方変位も示されました。

この部位の痛みはグロインペイン症候群と言って、鼠径部周辺の痛みを現す言葉で、サッカー選手に多い疾患です。
しかし、この女性は特に運動もされていません。

たぶん、痛めた側の脚を軸にして捻ったことが原因ではなかろうか?という判断をしました。

上記の骨格変位を正常な位置に矯正すると、2回目来院時は痛みがかなり軽減。
次回、3回目のご予約ですが、おおかた痛みの反応は消失し、可動性が回復していると思われます。

骨格上の変位があれば早く改善すると、思ったより早く改善します。
股関節や骨盤の関節に歪みが発生しても股関節周辺に違和感や痛みが発生しますし、女性の方の股関節変形は意外と多いので注意も必要です。正しい位置に修正できれば変形を遅らせることに繋がります。
何ヶ月もどこかに通院しているのに改善が見られない場合は、他で診てもらうことも検討の余地がありますね。

股関節は体重が予想以上に掛かるので早期の改善が望まれる部位です。

ライフ・フィールド カイロプラクティック外来センター
佐賀市兵庫町瓦町982-10 ご予約電話0952-27-1313

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股関節の病気

2021年11月05日

 WHO国際基準のカイロドクター at 16:17  | Comments(0) | 股関節痛 | 変形性股関節症
股関節に関した一般的によく耳にする病気の種類を列記しておきます。

上の写真は、股関節を前方から撮影したものです。


この写真は股関節を後ろから撮影したものです。

股関節に違和感を感じる皆さんのご参考になれば幸いです。

・臼蓋形成不全
・変形性股関節症
・先天性股関節脱臼
・股関節唇損傷
・大腿骨頭壊死症
・関節リウマチ
・鼠径部痛症候群
・大腿骨骨折(関節包内骨折:頚部骨折、関節包外骨折:転子部又は転子下骨折)

先天性股関節脱臼は生まれて早期に発見し、所定の固定を行えば大丈夫です。
そのほか骨折を除き、年齢が上がれば上がるほど増えて来ます。

臼蓋形成不全発症後、次第に変形性股関節症に移行するケースも多いですが、初期の変形だけで日常生活にトラブルはさほど起きません。臼蓋形成不全が進行し、変形性の股関節症に進むと歩行に制限が現れます。それでもまだ歩行可能ですが、変形が進んで来ると外側や後ろの動きが悪くなります。内側と前方はどちらかというと外側や後方よりも残存します。
しかし、変形性股関節症が進行すると、最終的には人工骨への置換術となるます!

そうならないようにおかしいなと感じたら、すぐにしかるべき機関を受診して下さい。
ある程度の変形はカイロプラクティックでも大丈夫です。

比率的には女性に多く、男性との比較では1:4です。
これは日常での座り方も影響していると考えられます。

股関節唇損傷は、
バレエや新体操、ダンサーに発生しやすい損傷です。同時に筋肉にも同等のトラブルが起きていることもあり、鑑別診断に注意です。日常では、あぐらができない方があぐらのように外側に無理に倒したり、逆に内側に過度に倒した際に痛めることがあります。
股関節を深く曲げて爪を切ったり、靴下を履く際に痛みが出る場合は疑われます。

整形外科では、上記の病気等が専門に扱われ、ケースに応じて温存治療又は人工関節です。
柔道整復師はそこまで酷くない打撲や捻挫の範疇、カイロプラクターは関節のズレを正しい位置に矯正しています。
ズレといってもそんなに酷くないのに痛みを感じるケースは多く、特別何かをしたわけではないのに痛みを感じるというケースはお薦めです。もちろん強い痛みも診ていますが、いろんな検査後、整形外科範囲と判断されるものは、ご紹介します。

股関節も他の関節同様、ズレます。
関節の可動性に制限が起きていても、また若干の変形が存在しても正常な機能に戻すだけで随分楽になります。
骨盤関節や背骨の関節がズレることとほとんど同じです。

特に股関節や膝関節は早期治療が大切です。
痛みが出ては引くを繰り返しているうちに変形が進むので注意が必要です。
たまに痛むけど楽なときがある!という方は絶対に診せておかねばなりません。

変形すると、その変形はもう元には戻ることはありませんが、最悪でなければ関節の可動性は充分に確保できる場合も多いです。

らいふ整骨院、ライフ・フィールド カイロプラクティック外来センター
佐賀市兵庫町瓦町982-10 ご予約電話0952-27-1313

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臼蓋形成不全

2021年11月04日

 WHO国際基準のカイロドクター at 18:48  | Comments(0) | 股関節痛 | 筋バランスメソッド療法 | 変形性股関節症
臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)、股関節にトラブルがない方には聞きなれない病名ですね!


股関節の周辺の痛みでよく来院されます。
整形外科を受診後、臼蓋形成不全と言われたと診断を受けておられる場合が多いです。
歩いたり、走ったり、階段の上り下りなどがキッカケで痛みが出るようになるケースが多いです。

これは骨盤の臼蓋(股関節骨頭を納める穴)という受け皿のような部分があり、大腿骨の骨頭が納まるように構成されています。その臼蓋の形状が小さすぎたり、上の笠が少なかったりなどの不完全なために、股関節に痛みが生じます。これを臼蓋形成不全といいます。

図にありますように、骨盤側の臼蓋の上部分がしっかりある場合は、股関節が安定していますが。右の図のように股関節が不安定な関節を形成する環境では痛みが出る可能性があります。

通常は少しの形成不全では、すぐに痛みが出るわけではありませんが、30代前後~40代の年齢で、久しぶりにハードが運動をしたり、階段の上り下りが辛かったり、走りこんだりした結果、股関節の内外に違和感が出始めたりします。当初はその痛みも治まったりしますが、再び違和感や痛みとなって症状が出て来ます。その関係で、心配されて整形外科を受診、臼蓋形成不全の診断になります。

そういう方でも若い頃は運動していて問題は起きません。ハードな運動でも柔軟性と筋力によって悪い影響にはならないようです。やはり筋力のお陰のようです。

なぜ臼蓋形成不全になったのか?

その原因はいろいろありますが、まずは、子供の頃、特に0歳児からの環境が影響していると考えています。
赤ちゃんが歩行するまでには、うつ伏せからのハイハイする時期があります。
この時期に、すぐに歩行に乗せたりする親御さんがおられますが、これを止めたほうがいいです。
ハイハイさせることで、自分の体重を骨盤を通じて股関節に伝えます。このハイハイの環境が骨盤の臼蓋形成に繋がり、その後に歩行へと移ります。この過程が少ないと、所定の位置への負荷が少な過ぎて、形成が不完全になると考えています。

【臨床】
お母様と一緒に治療を受けられている娘さん(29歳)も股関節周辺の痛みでした。
学生時代はバドミントンをされていて活発なお嬢さんだったそうです。

お母様にお尋ねしたところ、ハイハイはあまりせずに歩き出すのが早かったそうです。
骨の成長は、遺伝と刺激によって形成されますので、その影響が少なからずあったのだと思います。

臼蓋形成不全も初期のさほど心配する必要のないものから、変形性の股関節症に移行しているものまであります。
数ミリある軟骨が目減りして、骨頭や臼蓋が変形して行きます。変形が進むと歩行ができなくなり、人工関節の置換手術となります。

できる限り自分の骨で生活したいですね。

上記のお嬢さんは、初めての違和感や痛みでしたので、3回ほどの矯正で痛みは消失しています。

股関節のズレは、上方そして内旋、骨盤がPI-EX、仙骨は上方そして後方です。

膝関節の前方のズレでした。

座り方をしっかり覚えて頂きました。

このような検査と矯正はカイロプラクティックのみです。

股関節の違和感や痛みでお困りの方、膝や股関節トラブルは早期治療が必須です。
なぜなら、変形が進むときれいな骨の形状には戻りません。変形が進む前にチェックが必要です。
過去に一度でも痛んだことがある方は、ご相談ください。

らいふ整骨院、ライフ・フィールド カイロプラクティック外来センター
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