脊柱管狭窄症による腰痛
2009年07月17日
WHO国際基準のカイロドクター at 01:32 | Comments(0) | 腰痛全般
腰痛疾患に挙げられる疾患に「脊柱管狭窄症」があります。
これは背骨の椎骨の中に脊髄神経が通る管があり、それを脊柱管といいます。背骨が連なる中を上から下まで通過しています。脊髄神経が入ってますのでもっとも重要な部位です。
交通事故などで、腰から下が動かなくなる損傷を起こすと「脊損」といって、中の脊髄を損傷したことをいいます。腰から下で起きれば、腰部脊髄損傷になります。あの脊髄神経です。
背骨は体を支える大黒柱でもありますが、同時に体の動きを再現するために積み木状になっています。つまり椎骨の連携なのです。体の主要な軸でありながら、負荷が最も掛かりやすい部位でもあります。そして、一番大切な脊髄神経を外部から守っている骨格でもあるわけです。
それを考えるとむやみやたらに首の骨を自力で「ポキッ」と鳴らす行為が危険な行為であることが理解できますね。
脊柱管狭窄症は、この一個一個の背骨(椎骨)の中が変形して、脊柱管の径が狭くなってきます。つまり脊柱管内の変形ということです。腰部でおきれば、腰部脊柱管狭窄症になります。
この病気になる原因は、一つは老化です。もう一つは変形性脊椎症が進行して影響して起きる場合もあるようです。
この病気は脊髄神経の通過する脊柱管内径の変形による狭窄ですから、神経が出て行く穴(椎間孔)周辺で神経への圧迫が起きることになります。これにより、長い時間歩行していたり立っていたりすると、足に痛みやシビレが発生し出します。
また腰椎分離症や腰椎すべり症などがある方は、その症状との関係でより圧迫を受ける可能性が高くなり、痛みやシビレも早く出てきたり強かったりします。
しかし、脊柱管狭窄症でも、狭窄の部位が異なると痛みやシビレがまったくでない方もおられます。これは変形し狭窄した部位が神経の圧迫にさほど影響を与えてないと考えられます。
痛みやシビレの症状が現れる方は、脚の外側や太ももの裏表、ふくらはぎや足の裏などにみられます。足の裏などに出る方では、シビレ感や灼熱感を感じる方もおられます。
すべり症の方では、どちらかというと前方すべり症よりも後方すべり症の方に多いようです。
老化は誰にでも訪れますので、日頃からの姿勢管理が大切です。この症状は、特に姿勢の悪い方に出るケースが多く、その前に変形性腰椎症などがある方は、さらに正しい姿勢の励行と筋力の強化が必須です。
さらに体重が重い方は、自分の体重により圧迫度を増すことになりますので、適正な体重に近づけることが大切です。
この疾患に関らず、体重の多い方や腹筋の弱い方は、腰痛全般を悪化させやすいといえるでしょう!
変形性の腰椎症も老化が一番の原因ですので、正しい姿勢と筋力強化は重要になります。特に日常、背中を丸めた姿勢が多い方は要注意です。
しばらく立っていたり長時間歩いていると、下肢にシビレや痛みが出てくる方、そして徐々にその症状が強くなってくる方は、早期に整形外科を受診して下さい。
他の腰部疾患でも似たような症状がありますが、年齢が60歳以上でいつも背中や腰を丸めている方、特にこの疾患は男性に多く、病院嫌いという方もおられますがまずは診断を受けるべきです。
何も知らずにそのまま放置していると、変形が進行し、短時間でも圧迫を受けやすくなります。まずは自己判断せずに整形外科で診断を仰ぎましょう!
脊柱管狭窄症は、カイロはもちろん、その他の療法でも完治することはありません。脊柱管内の骨の変形だからです。脊柱管狭窄症の方で腰痛が出ていた場合、腰痛が完治した方は、腰痛の原因が脊柱管狭窄症では無かったのです。
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これは背骨の椎骨の中に脊髄神経が通る管があり、それを脊柱管といいます。背骨が連なる中を上から下まで通過しています。脊髄神経が入ってますのでもっとも重要な部位です。
交通事故などで、腰から下が動かなくなる損傷を起こすと「脊損」といって、中の脊髄を損傷したことをいいます。腰から下で起きれば、腰部脊髄損傷になります。あの脊髄神経です。
背骨は体を支える大黒柱でもありますが、同時に体の動きを再現するために積み木状になっています。つまり椎骨の連携なのです。体の主要な軸でありながら、負荷が最も掛かりやすい部位でもあります。そして、一番大切な脊髄神経を外部から守っている骨格でもあるわけです。
それを考えるとむやみやたらに首の骨を自力で「ポキッ」と鳴らす行為が危険な行為であることが理解できますね。
脊柱管狭窄症は、この一個一個の背骨(椎骨)の中が変形して、脊柱管の径が狭くなってきます。つまり脊柱管内の変形ということです。腰部でおきれば、腰部脊柱管狭窄症になります。
この病気になる原因は、一つは老化です。もう一つは変形性脊椎症が進行して影響して起きる場合もあるようです。
この病気は脊髄神経の通過する脊柱管内径の変形による狭窄ですから、神経が出て行く穴(椎間孔)周辺で神経への圧迫が起きることになります。これにより、長い時間歩行していたり立っていたりすると、足に痛みやシビレが発生し出します。
また腰椎分離症や腰椎すべり症などがある方は、その症状との関係でより圧迫を受ける可能性が高くなり、痛みやシビレも早く出てきたり強かったりします。
しかし、脊柱管狭窄症でも、狭窄の部位が異なると痛みやシビレがまったくでない方もおられます。これは変形し狭窄した部位が神経の圧迫にさほど影響を与えてないと考えられます。
痛みやシビレの症状が現れる方は、脚の外側や太ももの裏表、ふくらはぎや足の裏などにみられます。足の裏などに出る方では、シビレ感や灼熱感を感じる方もおられます。
すべり症の方では、どちらかというと前方すべり症よりも後方すべり症の方に多いようです。
老化は誰にでも訪れますので、日頃からの姿勢管理が大切です。この症状は、特に姿勢の悪い方に出るケースが多く、その前に変形性腰椎症などがある方は、さらに正しい姿勢の励行と筋力の強化が必須です。
さらに体重が重い方は、自分の体重により圧迫度を増すことになりますので、適正な体重に近づけることが大切です。
この疾患に関らず、体重の多い方や腹筋の弱い方は、腰痛全般を悪化させやすいといえるでしょう!
変形性の腰椎症も老化が一番の原因ですので、正しい姿勢と筋力強化は重要になります。特に日常、背中を丸めた姿勢が多い方は要注意です。
しばらく立っていたり長時間歩いていると、下肢にシビレや痛みが出てくる方、そして徐々にその症状が強くなってくる方は、早期に整形外科を受診して下さい。
他の腰部疾患でも似たような症状がありますが、年齢が60歳以上でいつも背中や腰を丸めている方、特にこの疾患は男性に多く、病院嫌いという方もおられますがまずは診断を受けるべきです。
何も知らずにそのまま放置していると、変形が進行し、短時間でも圧迫を受けやすくなります。まずは自己判断せずに整形外科で診断を仰ぎましょう!
脊柱管狭窄症は、カイロはもちろん、その他の療法でも完治することはありません。脊柱管内の骨の変形だからです。脊柱管狭窄症の方で腰痛が出ていた場合、腰痛が完治した方は、腰痛の原因が脊柱管狭窄症では無かったのです。
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