生理時の腰痛:女性の腰痛1

2009年07月04日

 WHO国際基準のカイロドクター at 03:04 | Comments(0) | 女性の腰痛
腰痛は性別に関係なく起きる腰痛と、女性特有の腰痛があります。今回から数回に分けて女性の腰痛について書いてみます。

ここでいう女性の腰痛とは、
1.生理痛時の腰痛
2.妊娠分娩による腰痛
3.女性の方に多い座り方による腰痛(男性の方もおられます!)

まず1.の生理痛時の腰痛ですが、この腰痛は若い女性の方に多く、高校生から20代半ばまでの女性です。いわゆる未出産の方々です。生理に伴う腰痛として考えられるものに「生理前緊張症」と「生理(月経)困難症」があります。

生理前緊張症は、
月経開始の数日前から起きるものが多く、腰痛や吐き気・めまい、下腹部膨満や全身の倦怠感、心配不安など、それぞれ様々な個人差と変化があります。これらの症状は、生理が始まると徐々に軽減していきます。

生理時の痛みは黄体ホルモンによるもので、子宮からプロスタグランジンという子宮を収縮させる物質が分泌されます。この分泌量が多いと下腹部の痛みや腰痛を感じることがあります。そのほかには子宮や卵巣の何らかの異常による問題でも腰痛を起こすとされています。

生理前は精神的にもイライラしたり、心配や不安も現われやすくなり自律神経系にも影響しやすくなります。そのことによるホルモン分泌への影響は、心理的な状態の変化を生み出して痛みを誘発させたり、増加させてしまうこともあるようです。ストレスが多い人は要注意です。

生理(月経)困難症は、
生理時の腰痛や下腹部痛、不快感などが我慢できないほど強い痛みを発する場合を言い、痛みを感じる範囲も広く、生活に支障を来たす場合もあります。生理が終わると、これらの症状は軽減し、消失していきます。機能的問題や器質的問題があります。

機能的な問題の場合は、思春期の女性に多く、検査をしても婦人科系・内臓等に問題がみつかりません。

気質的な問題がある場合は、子宮や内臓等に痛みの原因があるケースです。例えば、子宮筋腫や子宮内膜症・子宮後屈などがあり、生理時の痛みが出ている場合、月経困難症といわれます。

いずれの場合もまずは婦人科への受診をお薦めします。専門医の診断を仰ぎましょう!何もなくて安心できますので、余計な心配や不安による精神的ストレスを低減できるでしょう。万一、婦人科系の病気がある場合は、早期治療が必要な場合もあります。

婦人科系のトラブルがあった場合は、早期治療が大切です。不妊症になるケースも報告されていますので、日頃感じない変化や痛み、不正出血なども早期治療が優先となります。

婦人科系への神経支配は、腰椎や仙骨から派生していますので、腰椎や骨盤の歪み解消としてもカイロプラクティックはお薦めかも知れません。

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