前十字靭帯損傷
膝の疾患のご紹介の際に若い人に多い膝疾患で書いてました。

前十字靭帯損傷についてです。
この疾患は、膝の前十字靭帯が断裂したり、伸ばされて緩んだりする外傷で起きます。
図を見て頂くと場所が分かると思いますが、大腿骨と脛骨(すねの骨)を繋ぐ靭帯で、脛骨が前方にズレないようにしたり、膝の捻れを制御したりと膝の安定性を担っている重要な靭帯です。この靭帯が切れたり緩んだりすることを前十字靭帯損傷といいます。
前十字靭帯損傷となる原因は、特にスポーツが多く、下記のスポーツで膝に過負荷が掛かり過ぎて発症します。
・バスケットボール
・バレーボール
・サッカー
・柔道
・スキー
・ラグビー
・アメリカンフットボール
、、、、、などです。
走っている際に急激なストップや急な方向転換、ジャンプから着地と同時に体の向きを変えたり、相手からタックルを不意に受けたり、横から蹴りが脛骨に入ったり、交通事故の受傷などです。
受傷後の症状としては、
激しい痛みで動けなくなることが多く、靭帯が断裂した際にブチッと音が聞こえることもあります。受傷時は(断裂)、膝の関節内に出血が起きて徐々に腫れ上がり、徐々に動くことができなくなってきます。瞬間に靭帯を伸ばされたような場合は、出血しな場合もあります。
断裂時の膝関節内に溜まった血液は、3週間ほどで自然に吸収されて痛みと腫れが引いてきます。少しずつ歩行も可能になります。
しかし、断裂した靭帯が自然に繋がることはありません。若い人は筋肉がしっかりしているので、膝の安定力が筋肉によってカバーされています。
もし、前十字靭帯を断裂した場合は、将来のことを考えて必ず手術で繋いで下さい。そうしないと中高年以降、膝のトラブルで悩むことになります。
断裂していない場合は、しっかりと固定期間を設けて、緩んだ靭帯が強くなるようトレーニングが必要です。スポーツ復帰を早期に願わずにご自身の将来のために強固にしなければなりません。
また前十字靭帯損傷を起こすような場面では、同時に半月板や関節軟骨にも影響を受けていることがあり、膝の不安定性が続くとさらに悪影響を与えてしまいます。
膝の前十字靭帯損傷の検査は難しくなく、受傷した膝関節を曲げた状態で引き出しテストを行うと判明します。
過去に前十字靭帯を損傷された方の場合、まずは股関節や骨盤の正しい位置への矯正が必要です。その後、膝の関節全体の動きをみながら必要なポジションに矯正を実施します。不安定性が大きい場合は、筋肉への補強と関節の不安定性をカバーする目的でテーピングを実施します。その場で安定した感じに喜ばれます。
関節はどこの部位でも矯正したものがしっかりと安定してきるか?が大切で、その場限りの矯正では維持できない方もおられます。筋力検査や関節の動揺性を調べて施療をおこなうことが大切です。
バスケットやサッカーは子供にも人気のスポーツです。子供達は夢中になってやりすぎる傾向があるので注意も必要です。
膝がスポーツ時に何か変という場合も早期に受診なさって下さい。
らいふ整骨院、ライフ・フィールド カイロプラクティック外来センター
佐賀市兵庫町瓦町982-10 ご予約電話0952-27-1313
↓応援よろしくお願いします。↓


前十字靭帯損傷についてです。
この疾患は、膝の前十字靭帯が断裂したり、伸ばされて緩んだりする外傷で起きます。
図を見て頂くと場所が分かると思いますが、大腿骨と脛骨(すねの骨)を繋ぐ靭帯で、脛骨が前方にズレないようにしたり、膝の捻れを制御したりと膝の安定性を担っている重要な靭帯です。この靭帯が切れたり緩んだりすることを前十字靭帯損傷といいます。
前十字靭帯損傷となる原因は、特にスポーツが多く、下記のスポーツで膝に過負荷が掛かり過ぎて発症します。
・バスケットボール
・バレーボール
・サッカー
・柔道
・スキー
・ラグビー
・アメリカンフットボール
、、、、、などです。
走っている際に急激なストップや急な方向転換、ジャンプから着地と同時に体の向きを変えたり、相手からタックルを不意に受けたり、横から蹴りが脛骨に入ったり、交通事故の受傷などです。
受傷後の症状としては、
激しい痛みで動けなくなることが多く、靭帯が断裂した際にブチッと音が聞こえることもあります。受傷時は(断裂)、膝の関節内に出血が起きて徐々に腫れ上がり、徐々に動くことができなくなってきます。瞬間に靭帯を伸ばされたような場合は、出血しな場合もあります。
断裂時の膝関節内に溜まった血液は、3週間ほどで自然に吸収されて痛みと腫れが引いてきます。少しずつ歩行も可能になります。
しかし、断裂した靭帯が自然に繋がることはありません。若い人は筋肉がしっかりしているので、膝の安定力が筋肉によってカバーされています。
もし、前十字靭帯を断裂した場合は、将来のことを考えて必ず手術で繋いで下さい。そうしないと中高年以降、膝のトラブルで悩むことになります。
断裂していない場合は、しっかりと固定期間を設けて、緩んだ靭帯が強くなるようトレーニングが必要です。スポーツ復帰を早期に願わずにご自身の将来のために強固にしなければなりません。
また前十字靭帯損傷を起こすような場面では、同時に半月板や関節軟骨にも影響を受けていることがあり、膝の不安定性が続くとさらに悪影響を与えてしまいます。
膝の前十字靭帯損傷の検査は難しくなく、受傷した膝関節を曲げた状態で引き出しテストを行うと判明します。
過去に前十字靭帯を損傷された方の場合、まずは股関節や骨盤の正しい位置への矯正が必要です。その後、膝の関節全体の動きをみながら必要なポジションに矯正を実施します。不安定性が大きい場合は、筋肉への補強と関節の不安定性をカバーする目的でテーピングを実施します。その場で安定した感じに喜ばれます。
関節はどこの部位でも矯正したものがしっかりと安定してきるか?が大切で、その場限りの矯正では維持できない方もおられます。筋力検査や関節の動揺性を調べて施療をおこなうことが大切です。
バスケットやサッカーは子供にも人気のスポーツです。子供達は夢中になってやりすぎる傾向があるので注意も必要です。
膝がスポーツ時に何か変という場合も早期に受診なさって下さい。
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