サッカー選手の試合中の膝障害
2009年08月24日
WHO国際基準のカイロドクター at 01:56 | Comments(0) | スポーツ障害
サッカー選手の膝の障害、、、多いですね!
以前、来院されたサッカー選手の膝障害のケースをご紹介します。
この選手が膝の故障を起こしたのは練習試合の時です。
ボールを蹴ろうした際に、対戦チームの選手の蹴りと錯綜し、膝の外部を蹴られてしまったのです。
その瞬間、「グチッ」という音と共に倒れてしまったそうです。その後、あまりの痛みで試合の続行は不可能に!
すぐに医療機関にて治療を受けましたが、幸いにも骨折もなく、また靭帯の断裂も無かったようです。ただ、膝を支える外側の靭帯(外側側副靭帯)が伸びきった状態になっているとのことでした。
ケガをした足は、重心の掛かっていた側の足で、真っ直ぐに伸びた状態にありました。(ボールを蹴る足ではなかった)
真っ直ぐに伸びた足は、膝関節が構造的にロックされて強く頑丈になります。これは体重移動時の支持をしっかり行なうためになる構造上の機能で、そのお陰で対側の脚でボールを蹴ることが可能になります。安定しているこそ、できる技なのです。
その重心がかなり掛かった状態の脚(膝)を、横側からの衝撃的な圧力が掛かると、膝関節の構造を痛めやすいのです。
この選手は、左膝の外側を蹴られてしまったのです。
しばらくは医療機関での治療を行い、痛みは消失しましたが、膝の曲げ伸ばしに苦痛を感じる状態でした。痛める前の膝の屈曲ができないのです。
通常、膝関節の平均的な屈曲角度は130度くらいですが、この選手は、他動的に力を加えても110度くらいの屈曲制限で、その際に膝周辺に違和感が出ていました。
膝関節の可動検査を実施すると、膝より下の骨(下腿骨:脛骨)が内方にズレていました。またその状態から内旋状態のズレもありました。膝のお皿の骨も正常な位置ではなく、膝の屈曲で違和感が出る状態だったのです。
サッカーの場合は、「走る・蹴る・止まる・捻る」という過激な動きを行なうスポーツですので、脚自体にも故障を起こしやすい種目です。また成長期の子供では、蹴る行為自体に重きを置きすぎて、膝に無理が係り、オスグッドという障害も起こしやすいのです。
陸上選手同様に、足や膝、股関節、骨盤などの歪みや故障は、やはり致命傷になる場合もありますので早期の正しい治療が求められます。
この膝を痛めた選手の膝は、内方へのズレと内旋のズレを修正し、膝のお皿の位置を戻し、数回で元のように大きく屈曲できるようになりました。膝関節のズレのパターンを解消しなければ、中々違和感が取れなかったでしょう。
改善してよかったです^^;
足や膝、股関節などの下肢の障害は、その痛めた部位の軟組織の治癒と共に、関節の正しい位置への修復が一番重要になります。それをそのままにしていると、筋肉や靭帯のケガは治っても、関節への負担で構造的な機能の回復が遅れてしまいます。
サッカーに限らず運動選手の下肢の故障は、早期の関節障害の有無を調べることで相対的な改善が可能になります。
筋肉や靭帯のケガが治っても、まだ何か問題がある場合は、そのまま放置せずに一度カイロプラクティック的な検査をしてみる価値があります。
痛めた部位だけでなく、他の部位にも影響が及んでいるケースも多々確認されています。
構造的な関節可動問題の場合は、さらなる原因が分りますし、適切なカイロ的調整が功を奏します。
膝や股関節、足関節が何かおかしい?という方、一度ご来院下さい。
ライフ・フィールド カイロプラクティック外来センター
佐賀市兵庫町瓦町982-10 予約電話0952-27-1313
以前、来院されたサッカー選手の膝障害のケースをご紹介します。
この選手が膝の故障を起こしたのは練習試合の時です。
ボールを蹴ろうした際に、対戦チームの選手の蹴りと錯綜し、膝の外部を蹴られてしまったのです。
その瞬間、「グチッ」という音と共に倒れてしまったそうです。その後、あまりの痛みで試合の続行は不可能に!
すぐに医療機関にて治療を受けましたが、幸いにも骨折もなく、また靭帯の断裂も無かったようです。ただ、膝を支える外側の靭帯(外側側副靭帯)が伸びきった状態になっているとのことでした。
ケガをした足は、重心の掛かっていた側の足で、真っ直ぐに伸びた状態にありました。(ボールを蹴る足ではなかった)
真っ直ぐに伸びた足は、膝関節が構造的にロックされて強く頑丈になります。これは体重移動時の支持をしっかり行なうためになる構造上の機能で、そのお陰で対側の脚でボールを蹴ることが可能になります。安定しているこそ、できる技なのです。
その重心がかなり掛かった状態の脚(膝)を、横側からの衝撃的な圧力が掛かると、膝関節の構造を痛めやすいのです。
この選手は、左膝の外側を蹴られてしまったのです。
しばらくは医療機関での治療を行い、痛みは消失しましたが、膝の曲げ伸ばしに苦痛を感じる状態でした。痛める前の膝の屈曲ができないのです。
通常、膝関節の平均的な屈曲角度は130度くらいですが、この選手は、他動的に力を加えても110度くらいの屈曲制限で、その際に膝周辺に違和感が出ていました。
膝関節の可動検査を実施すると、膝より下の骨(下腿骨:脛骨)が内方にズレていました。またその状態から内旋状態のズレもありました。膝のお皿の骨も正常な位置ではなく、膝の屈曲で違和感が出る状態だったのです。
サッカーの場合は、「走る・蹴る・止まる・捻る」という過激な動きを行なうスポーツですので、脚自体にも故障を起こしやすい種目です。また成長期の子供では、蹴る行為自体に重きを置きすぎて、膝に無理が係り、オスグッドという障害も起こしやすいのです。
陸上選手同様に、足や膝、股関節、骨盤などの歪みや故障は、やはり致命傷になる場合もありますので早期の正しい治療が求められます。
この膝を痛めた選手の膝は、内方へのズレと内旋のズレを修正し、膝のお皿の位置を戻し、数回で元のように大きく屈曲できるようになりました。膝関節のズレのパターンを解消しなければ、中々違和感が取れなかったでしょう。
改善してよかったです^^;
足や膝、股関節などの下肢の障害は、その痛めた部位の軟組織の治癒と共に、関節の正しい位置への修復が一番重要になります。それをそのままにしていると、筋肉や靭帯のケガは治っても、関節への負担で構造的な機能の回復が遅れてしまいます。
サッカーに限らず運動選手の下肢の故障は、早期の関節障害の有無を調べることで相対的な改善が可能になります。
筋肉や靭帯のケガが治っても、まだ何か問題がある場合は、そのまま放置せずに一度カイロプラクティック的な検査をしてみる価値があります。
痛めた部位だけでなく、他の部位にも影響が及んでいるケースも多々確認されています。
構造的な関節可動問題の場合は、さらなる原因が分りますし、適切なカイロ的調整が功を奏します。
膝や股関節、足関節が何かおかしい?という方、一度ご来院下さい。
ライフ・フィールド カイロプラクティック外来センター
佐賀市兵庫町瓦町982-10 予約電話0952-27-1313