陸上部のエース女子の足

2009年08月23日

 WHO国際基準のカイロドクター at 02:50 | Comments(0) | スポーツ障害
陸上部の長距離を走るエースの女の子が足の故障で来院しました。
この選手は、県内でもトップクラスの実績を持っています。

この選手のスポーツ障害は、足を着くと足の裏のボールジョイントに痛みが発生します。
痛めた当初は、結構浮腫んでいたようです。しばらく放置していたようですが、足を着く際の痛みが消えないので治療に来院してくれました。

足全体の関節の可動性はそれほど悪くはありませんが、横アーチのトラブルが発生していたようです。夏休みの4泊5日の合宿で、クロカンによるトレーニングをしてらしく、山間の関係か?山道での負荷がかなり掛かったのではないかと思われます。

走る際に足全体は、踵(かかと)の着地から前方へと体重が移動する際、外側部を移動し、そして蹴る部位である指全体とその麓の部位(ボールジョイント)へ大きな負荷が掛かります。

そして、親指の付け根側を得て、足が地面から離れます。

この最後の蹴る部分の着地と蹴る際の瞬間の負荷による障害だったようです。

蹴る際に足のリスフラン関節と呼ばれる部位とさらに前方に横アーチが存在します。この横アーチは、柔軟性に冨、負荷が掛かるとアーチが消失し、負荷が離れるとアーチが現われます。

痛めた部位が何となくお分かり頂けたでしょうか?

、、、、、ちょっと分り辛いですよね!

お相撲さんが、両足の膝を曲げて土俵に腰を下ろしている姿をイメージされると分かりやすいですね!

あの時の足の着地面は、つま先立ちの格好ですね。あの足の着地部分です。

2回の治療でアーチを形成し、本日3回目の治療でしたが、無理な運動を避けておりましたので、痛みは消失していました。普通に歩いても痛みは出ないようです。

今回、3回目の治療を行って、アーチを確認、他の足を構成する骨の動きも悪くありません。一気に無理な負荷を掛けなければ大丈夫でしょう。

陸上選手の場合、足や脚の故障は致命的です。

痛みがある状態での練習で悪化するケースが多々あります。要注意です。

足の裏のアーチは、普通は3つと思われていますが、実際に治療をしていくと4つあると分ります。(※一般的な足のアーチは3つといわれています。)

足のアーチの役目は、地面と体重による負荷を分散させるために存在し、そのアーチが優れたアーチであれば運動能力も高いと思われます。足の裏のアーチは、衝撃分散と板バネの役割を持っており、うまく負荷を分散させながら体を支えているわけです。

線路のレールの下に砂利が敷かれていますが、あれは衝撃分散のためです。あの砂利のお陰で、重要の重い電車からの衝撃を効率よく少なくしているのです。

人間の足も構造的には同じですね!

足や膝を痛めたら、まずは練習を止めましょう!そして、適切な治療を優先して下さいね!
中々、回復しない場合は、ぜひ一度当センターに来てみて下さいね!



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