サッカー選手の鼠径部痛症候群、実は恥骨痛でした。
2014年11月22日
WHO国際基準のカイロドクター at 21:48 | Comments(0) | 恥骨痛
高校でサッカーをしている選手です。
股関節内側部の痛みがあり、医療機関で鼠径部痛症候群と診断。
その後、通院しリハビリを受けているが改善がみられない。
練習は、痛みが出るため休止している(3週間)
痛みの出方は、ボールを蹴ると同じ部位に痛みが出る。
痛みが出る部位は、恥骨周辺、股関節内側の近位です。
鼠径部痛症候群とは、別名「グロインペイン症候群(Groin pain syndrome)」といい、鼠径部を中心に下腹部や内転筋近位、大腿直筋、縫工筋、恥骨結合、鼠径管など周辺の痛みを指します。
痛みが現れる部位はいくつか存在しますので、どこがどのような時に痛むか?が重要となります。
この症状は、サッカー選手に起こることが多く、痛みが長く続きます。
プロアマ含め、サッカー選手だと試合出場が困難になるケースも多いです。
あの中田英寿選手や中村俊輔選手も悩んだ痛みですね。
サッカー界では有名な痛みかも知れません。
医療機関の治療では、症状悪化を防ぐためにスポーツをしばらく休止させて、筋肉の強化とストレッチ、正しい歩行の練習、そして物療です。外科的手術もあるようですが保存的治療が主体となっているようです。
この高校生の筋力を検査すると、腸腰筋、縫工筋、大腿直筋はさほど問題がありませんでした。また股関節の可動域の検査もあまり問題は無いです。
次に立ったり座ったり、早足歩行や大股歩き、脚の内側に力を入れる等、
筋力を入れさせると恥骨部に症状が誘発されました。
鼠径部痛症候群のメインの原因は恥骨結合障害です。
早速、仰向けで恥骨を矯正すると、
それまで激痛だった痛みがかなり軽減しました。
再度、問題の恥骨を検査して、矯正すると痛みは無くなりました。
「筋力を加えると痛みが出る=筋肉の障害」と思われる反応ですが、恥骨の場合は同じではないケースも多いのです。
サッカーの練習はある程度、手控えるよう伝えて、週2回の治療を実施。
2回目の来院時、検査では若干出たため、再度、恥骨を矯正。痛みは消失!
3回目の来院時、痛みは出てない。
一応検査で少しの反応があり、再度矯正した。
その後、念のために数回来院をお願いした。
計7回(4回目からは痛み・検査反応出ていない)
当初実施したいくつかの検査を行なったが、同じ痛みは誘発されなかった。
若いということもあり、また練習もほぼ休止に近かったので早期の改善ができたと思います。
このような症状で痛みが改善しない場合、カイロプラクティックを受けてみると早期に改善することも多いです。
スポーツ選手に関らず、陸上の短距離やハードル、
チアガールや出産後の女性、股関節内側部に痛みのある方など、早期に受診されることをお薦めします。

ライフ・フィールド カイロプラクティック外来センター
佐賀市兵庫町瓦町982-10 ご予約電話0952-27-1313
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股関節内側部の痛みがあり、医療機関で鼠径部痛症候群と診断。
その後、通院しリハビリを受けているが改善がみられない。
練習は、痛みが出るため休止している(3週間)
痛みの出方は、ボールを蹴ると同じ部位に痛みが出る。
痛みが出る部位は、恥骨周辺、股関節内側の近位です。
鼠径部痛症候群とは、別名「グロインペイン症候群(Groin pain syndrome)」といい、鼠径部を中心に下腹部や内転筋近位、大腿直筋、縫工筋、恥骨結合、鼠径管など周辺の痛みを指します。
痛みが現れる部位はいくつか存在しますので、どこがどのような時に痛むか?が重要となります。
この症状は、サッカー選手に起こることが多く、痛みが長く続きます。
プロアマ含め、サッカー選手だと試合出場が困難になるケースも多いです。
あの中田英寿選手や中村俊輔選手も悩んだ痛みですね。
サッカー界では有名な痛みかも知れません。
医療機関の治療では、症状悪化を防ぐためにスポーツをしばらく休止させて、筋肉の強化とストレッチ、正しい歩行の練習、そして物療です。外科的手術もあるようですが保存的治療が主体となっているようです。
この高校生の筋力を検査すると、腸腰筋、縫工筋、大腿直筋はさほど問題がありませんでした。また股関節の可動域の検査もあまり問題は無いです。
次に立ったり座ったり、早足歩行や大股歩き、脚の内側に力を入れる等、
筋力を入れさせると恥骨部に症状が誘発されました。
鼠径部痛症候群のメインの原因は恥骨結合障害です。
早速、仰向けで恥骨を矯正すると、
それまで激痛だった痛みがかなり軽減しました。
再度、問題の恥骨を検査して、矯正すると痛みは無くなりました。
「筋力を加えると痛みが出る=筋肉の障害」と思われる反応ですが、恥骨の場合は同じではないケースも多いのです。
サッカーの練習はある程度、手控えるよう伝えて、週2回の治療を実施。
2回目の来院時、検査では若干出たため、再度、恥骨を矯正。痛みは消失!
3回目の来院時、痛みは出てない。
一応検査で少しの反応があり、再度矯正した。
その後、念のために数回来院をお願いした。
計7回(4回目からは痛み・検査反応出ていない)
当初実施したいくつかの検査を行なったが、同じ痛みは誘発されなかった。
若いということもあり、また練習もほぼ休止に近かったので早期の改善ができたと思います。
このような症状で痛みが改善しない場合、カイロプラクティックを受けてみると早期に改善することも多いです。
スポーツ選手に関らず、陸上の短距離やハードル、
チアガールや出産後の女性、股関節内側部に痛みのある方など、早期に受診されることをお薦めします。

ライフ・フィールド カイロプラクティック外来センター
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