オーストラリア政府公認カイロドクターの臨床＆日記！

先日、頭痛歴20年という方が来院されました。

医療機関でも不定愁訴との診断で、あちこちと通院されています。また民間医療の分野にも行かれているとのことです。

調べても頭痛の原因が見つからない、、、、そんな状態のようです。
しかし、頭痛歴20年とはすごいです。

頭痛のあらわれ方も尋ねると共通点がなくバラバラのような感じでした。
ただ、お話をしているとまぶたの動きが少しチック風な感じを受けました。

唇の動きも左右差があり、うん？と思うような動きに気付きました。それと目の動きがＮＬＰ的には少し空想的な反応があらわれているような気配です。

脳神経系の反応を調べると異常は出ませんでしたが、いくつかのイメージを描いていただくと、筋力が極端に弱化する現象が出ます。

もしかすると？と思い、さらに日常生活の中での人間関係（家族や会社等）で筋力反応をみると、はやり出ました。

仕事上のストレス過多である種の共通点があるようです。

そのことを話すと、思い当たる点がゾロゾロ出てきました。

ある種の出来事
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脳が不快と反応（精神的・心理的）
　　↓
心と体が緊張状態を引き起こす
　　↓
頭の中で不快なことをいつまでも考えている
　　↓
緊張の開放が行われず、緊張拡大
　　↓
その後、頭痛の反応


骨格的には頚椎・胸椎等のゆがみがあり、それを助長する筋群が常に過緊張状態でした。

これらの筋群は一時的に緩めても効果が持続しないため、まずは骨格の矯正を実施。さらに上記の反応のパターンを変更するためにある種の動きをアドバイス！

患者さんには以下のことをお願いしました。
「頭の中で一つのことをイライラしながら考え始めたら、○○を行って下さい！」

その後、この女性の頭痛とイライラは激減！数回のカイロ調整で20年の頭痛は改善されました。

頭痛はもっとも多い不定愁訴ですが、知らずに頭痛の原因を自ら作っていることもあります。体だけでなく精神的・心理的な要素も改善の早道であることも多々あります。

しかし、すでに歪んだ骨格が存在する場合は、すみやかに正しい位置へと修正し、生活面のパターンを変える必要があるかも知れません。

頭痛が改善しない、長年抱えているという方、一度ご自身のパターンを分析してみるといいですね。意外と思わぬところに問題と改善の方法が発見されます。

ライフ・フィールド カイロプラクティック外来センター
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