恥骨痛の患者さん2名来院!
2009年08月02日
WHO国際基準のカイロドクター at 02:29 | Comments(0) | 恥骨痛

お1人は妊娠6ヶ月の妊婦さん、もうお1人は産後4ヶ月目の女性です。
お二人とも痛みの部位が同じで、似たような痛みの出方です。
痛みの部位は、恥骨付近の痛みとすぐ横側の股関節骨頭の前方及び奥の方です。
妊婦さんは、ホルモンの関係もあるとは思いますが検査してみますと反応がありましたので、明らかに恥骨結合部の問題もあるようです。
産後4ヶ月目の方は、恥骨結合障害でした。出産前から痛みが出始め、出産後も痛みが続いておられたようです。
お二人とも、立ったり座ったりする際に激痛に悩まされていたようです。買い物に行くにも辛く、食事の際も、お風呂に入る際も、疲れて就寝していても痛みが出ていたようです。恥骨痛は、酷い場合は少し動いただけでも激痛が出る場合もあるんですね!来院時の姿もかなり辛そうな感じでした。
玄関を入って来られるお姿を見ていましたら最初は、腰痛かな?と思っていましたが、恥骨痛だったんですね。
お二人ともこのような状態ですので、あちこち治療にも行かれていたようでした。
産科の先生からは、出産してしまえば楽になるからと言われていたようです。
カイロ的調整は、いくつかの姿勢にて痛みの出方をチェック、そして、原因特定のための筋力検査と関節の可動性検査です。痛みは恥骨痛と股関節痛でしたが、骨盤の関節にもトラブルが見つかりましたし、股関節の可動性にも少しあるようでした。
特に大きく反応を起こしている恥骨結合障害を調整すると、その場で痛みは激減です。若干、残っている感触はありますが嘘のように楽になられました。再度、検査をすると今度は反応が出ませんでした。たぶん、翌日にはもっと楽に感じられると思います。
次に骨盤の関節を調整し、腰の付け根の違和感を取り除きました。これはご自宅でも可能な軽い運動法をアドバイスしました。
股関節はいずれも横座り時に脚を横に出される側に痛みが出ていましたので、しばらくは横座りを止めてもらうことにして、外方と外旋方向への歪みを軽く調整しました。
お二人とも、帰りは嘘のように明るい笑顔になっておられました。付き添いにお母さん方が一緒に来院されていましたが、かなり驚かれていました。
恥骨痛の原因が、あきらかに恥骨の結合障害の場合は治療回数はそんなに掛かりません。ただ、恥骨は骨盤の関節の1つですので、後方側になる仙腸関節の検査も大切です。その関係で、股関節に出ない痛みや違和感が出ている場合もあります。恥骨痛や腰痛に連鎖して、股関節に出るケースもあります。
恥骨痛や腰痛の場合は、横座りはしばらく止めて下さいね!余計に悪化させてしまうこともあります。
座位での股関節への体重負荷は大変なものがありますし、妊娠中や腰痛のある場合は、圧迫により治りにくくなることもあります。痛みが改善しても、安定するまではしばらくはしないほうがいいでしょう。
恥骨痛でお困りの方、何かの治療を受けても芳しくない場合は、一度、当カイロプラクティックを受けてみて下さい。
恥骨痛の方、割と多く来院されるようになりましたが回数はそんなに掛かりません!
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