体の癖とゆがみの関係(3)横座り
2015年04月23日
WHO国際基準のカイロドクター at 16:31 | Comments(0) | 体の歪みの種類
「体の癖とゆがみの関係について」
今回は、(3)横座りについてです。
横座りは、圧倒的に女性に多い座り方ですね。
男性でも少数ですがおられます。
当センターにお越しの女性の殆どの方はされていました。
また横座りをされている方で、骨盤や背骨が歪んでいる方、これまた多いです。
歪んだ骨盤や腰椎を矯正して、横座りをしばらく注意して頂くと体がとても快調と喜ばれます。腰痛の原因は、横座りだけではありませんが、少なくとも骨盤や腰椎を歪ませているのは事実。
横座りによる歪みがあることで、さらに何かの要因により、腰痛の引き金になることも多いです。
横座りによって起きる歪みは「1)下半身のゆがみ」です。
下半身の歪みを作りやすい原因には下記の癖がありましたね。
1.膝を組む
2.横座りをする
3.ぺちゃん座り
4.踵割正座
5.同じ側だけで横寝する(腕枕や肘枕など)
6.片側で立膝する
7.その他
では、横座りをすると、どのような歪みが発生するのか?、、、気になるところですね!その前に、皆さんに少し実験をして欲しいと思います。
実際に横座りをして頂いて、左右の変化を感じて下さい。
いつも右側(左側)に脚を投げ出す方は、同じように左側(右側)にも行って下さい。※画像はこちらからお借りしています。→ WOMAN Online
左側に脚を出してみる!

右側に脚を出してみる!

どうでしょうか?「しやすい側」と「しにくい側」がありませんか?
きっと左右の比較で「やりずらい側」が発見できたと思います。
これはすでにやりやすい側に「横座りの癖」が出来上がっていることを現わしています。
日頃から左右とも横座りをされる方は、どちらもやりやすいかも知れません。
でも、あぐらが出来ない、又はしずらいはずです。
あぐらの時の膝が床に着けにくいはずです。
これは子供の頃から繰り返された横座りに体が適応してしまった状態です。
従って、反対側はやりずらく感じるか、支えないとできません。
またあぐらをしようとも殆ど膝が床に着かないのです。
では具体的な変化を書いてみましょう。
横座りは左右のどちらかに脚を出す座り方ですね。
正座を崩したような座り方といったほうが分かり易いです。
片側に脚を出すと、出した側の骨盤は上方に傾きます。
これは大腿骨は、内旋(内側に捻られた状態)で少し外側に外転(開脚に近い)しています。
このとき、横に出している側の股関節は、骨盤の臼蓋という穴から下方に少しはみ出した位置に来ます。そして、そのことにより骨盤を上に押し上げます。
下腿骨(スネの骨)も内旋させられて、膝関節は外反(外に広げられた状態)した状態です。膝関節の内側にある靱帯は、内側に捻られて引き伸ばされてしまいます。
この時の骨盤は、上方に押し上げられるだけでなく、同じ側の仙腸関節は前方に捻られて外側に開きます。
さらに骨盤は斜めに傾く関係で、背骨はそれに対応して彎曲を形成します。
このようにして、横座りが可能になります。
私達は簡単に横座りを繰り返しますが、あちこちの関節は悲鳴を上げているかも知れませんね。
左右のアンバランスが大きい場合は、背骨の不要な彎曲と肩や高さ、頭の傾きが引き起こされます。
そして、横座りを頻繁にしている方に多いのが、O脚です。
O脚は、起立の姿勢で気を付けをして頂くと、両膝の間が開いています。
酷いO脚になると、起立姿勢で拳がスッポリと入ります。
横座りや踵割正座、ぺちゃんこ座りの方に特に内股O脚が多すぎます。
高齢の女性に多い「変形性の膝関節症」の方では、変形が進行してO脚状態となり、徐々に体を左右に振りながら歩かれます。
それらの要因を考えると、女性に変形性の膝関節症や股関節症が多いのもうなずけます。
横座りを頻繁に繰り返している方は、一度、骨盤や背骨、膝関節や股関節の位置をチェックしたほうが良いです。体に違和感や痛みを感じ出してから治療を受けるより、事前に修正して体の良いバランスを保ったほうが、プロポーションにも好影響です。
特に子供の場合は、特に注意が必要です。
すでに歪みがある場合、成長するにつれて歪みも拡大します。
お子さんをそっとチェックして頂いて、
横座りを頻繁にしているようでしたら当センターにお越し下さい。
小学生、中学生、高校生も良く診ています。
大人の方も同様ですので、早期の調整をお薦め致します。
ライフ・フィールド カイロプラクティック外来センター
佐賀市兵庫町瓦町982-10 ご予約電話0952-27-1313



今回は、(3)横座りについてです。
横座りは、圧倒的に女性に多い座り方ですね。
男性でも少数ですがおられます。
当センターにお越しの女性の殆どの方はされていました。
また横座りをされている方で、骨盤や背骨が歪んでいる方、これまた多いです。
歪んだ骨盤や腰椎を矯正して、横座りをしばらく注意して頂くと体がとても快調と喜ばれます。腰痛の原因は、横座りだけではありませんが、少なくとも骨盤や腰椎を歪ませているのは事実。
横座りによる歪みがあることで、さらに何かの要因により、腰痛の引き金になることも多いです。
横座りによって起きる歪みは「1)下半身のゆがみ」です。
下半身の歪みを作りやすい原因には下記の癖がありましたね。
1.膝を組む
2.横座りをする
3.ぺちゃん座り
4.踵割正座
5.同じ側だけで横寝する(腕枕や肘枕など)
6.片側で立膝する
7.その他
では、横座りをすると、どのような歪みが発生するのか?、、、気になるところですね!その前に、皆さんに少し実験をして欲しいと思います。
実際に横座りをして頂いて、左右の変化を感じて下さい。
いつも右側(左側)に脚を投げ出す方は、同じように左側(右側)にも行って下さい。※画像はこちらからお借りしています。→ WOMAN Online
左側に脚を出してみる!

右側に脚を出してみる!

どうでしょうか?「しやすい側」と「しにくい側」がありませんか?
きっと左右の比較で「やりずらい側」が発見できたと思います。
これはすでにやりやすい側に「横座りの癖」が出来上がっていることを現わしています。
日頃から左右とも横座りをされる方は、どちらもやりやすいかも知れません。
でも、あぐらが出来ない、又はしずらいはずです。
あぐらの時の膝が床に着けにくいはずです。
これは子供の頃から繰り返された横座りに体が適応してしまった状態です。
従って、反対側はやりずらく感じるか、支えないとできません。
またあぐらをしようとも殆ど膝が床に着かないのです。
では具体的な変化を書いてみましょう。
横座りは左右のどちらかに脚を出す座り方ですね。
正座を崩したような座り方といったほうが分かり易いです。
片側に脚を出すと、出した側の骨盤は上方に傾きます。
これは大腿骨は、内旋(内側に捻られた状態)で少し外側に外転(開脚に近い)しています。
このとき、横に出している側の股関節は、骨盤の臼蓋という穴から下方に少しはみ出した位置に来ます。そして、そのことにより骨盤を上に押し上げます。
下腿骨(スネの骨)も内旋させられて、膝関節は外反(外に広げられた状態)した状態です。膝関節の内側にある靱帯は、内側に捻られて引き伸ばされてしまいます。
この時の骨盤は、上方に押し上げられるだけでなく、同じ側の仙腸関節は前方に捻られて外側に開きます。
さらに骨盤は斜めに傾く関係で、背骨はそれに対応して彎曲を形成します。
このようにして、横座りが可能になります。
私達は簡単に横座りを繰り返しますが、あちこちの関節は悲鳴を上げているかも知れませんね。
左右のアンバランスが大きい場合は、背骨の不要な彎曲と肩や高さ、頭の傾きが引き起こされます。
そして、横座りを頻繁にしている方に多いのが、O脚です。
O脚は、起立の姿勢で気を付けをして頂くと、両膝の間が開いています。
酷いO脚になると、起立姿勢で拳がスッポリと入ります。
横座りや踵割正座、ぺちゃんこ座りの方に特に内股O脚が多すぎます。
高齢の女性に多い「変形性の膝関節症」の方では、変形が進行してO脚状態となり、徐々に体を左右に振りながら歩かれます。
それらの要因を考えると、女性に変形性の膝関節症や股関節症が多いのもうなずけます。
横座りを頻繁に繰り返している方は、一度、骨盤や背骨、膝関節や股関節の位置をチェックしたほうが良いです。体に違和感や痛みを感じ出してから治療を受けるより、事前に修正して体の良いバランスを保ったほうが、プロポーションにも好影響です。
特に子供の場合は、特に注意が必要です。
すでに歪みがある場合、成長するにつれて歪みも拡大します。
お子さんをそっとチェックして頂いて、
横座りを頻繁にしているようでしたら当センターにお越し下さい。
小学生、中学生、高校生も良く診ています。
大人の方も同様ですので、早期の調整をお薦め致します。
ライフ・フィールド カイロプラクティック外来センター
佐賀市兵庫町瓦町982-10 ご予約電話0952-27-1313


