土曜夜間のカイロ講座2回目報告
2009年08月30日
WHO国際基準のカイロドクター at 02:41 | Comments(0) | 勉強会&セミナー
今夜は、カイロプラクター要請講座の2回目でした。ちょっと難い話になります。
初めての方々ばかりですので、脊柱骨学と関係する関節講義でした。
背骨の各名称や形状、そしてそれらの特殊な関節構造などの説明があり、背骨によって機能がことなることやそのための関節機能など、あらためて為になる内容でした。
背骨には4つのカーブが存在しますが、それは大人の場合であって、子供の頃はまだ完全な4つのカーブが完成していません。お腹の中の胎児や生まれたての赤ちゃんは背骨のカーブは1つしか形成されていないのです。
完全な大人では、以下のカーブが背骨で形成されています。
頚椎:前彎
胸椎:後彎
腰椎:前彎
仙骨:後彎
この4つのカーブが適正な位置を維持できていると、首や肩コリ、腰痛なども起こしにくいのです。
これらの4つのカーブの形成は、お腹の中にいるときから始まっています。胎児の画像を見たことのある方はご存知だと思いますが、エビの字のように背中を丸めています。いわゆるCカーブの状態です。
このCカーブが、成長とともに4つのカーブに変化していきます。
生まれたての「赤ちゃんの首が据わってない!」と聞いたことがあると思いますが、首周囲の筋肉も弱く、支える機能が不完全な状態を指しています。首が据わってくると、少しだけ首に前彎ができ始めます。これが2つ目のカーブです。
顔を向けたりうつ伏せで顔を持ち上げることができるようになると、頚椎の前彎ができてきます。その後、伝い歩きから歩行ができるようになると、2つのカーブから3つのカーブができ始めます。これは腰椎で形成されてきます。
そして、完全に出来上がるまでに個人差はあるものの、高校生ぐらいといわれています。最後のカーブは、骨盤の真ん中にある仙骨という骨で形成されます。この骨は、子供の頃は仙椎といって背骨のように分かれており、大人になるにつれて1個の骨になります。
尻尾の名残といわれる尾骨も同じで、子供の頃は尾椎といい成長過程で1個の骨になります。
骨盤は、3つの骨構造で出来上がっています。よく腰骨といわれるところの寛骨2個とその間に仙骨の計3個です。寛骨は、子供の頃は3つに分かれており、上部を腸骨、そして下部の前面を恥骨、後面を坐骨といいます。
この3つの骨の分岐点は、股関節が嵌っている骨盤側にクレーター状の浅い穴(臼蓋)があります。その臼蓋の中心が3つの骨の分岐点です。
幼児の体は、まだまだしっかりとした骨にはなっていないのです。
これは骨が成長するための要素と同時に、衝撃分散のための機能にもなっています。赤ちゃんの頭頂部(大泉門)が柔らかいのと同じですね!
後半は、関節の講義でした。
関節といっても基礎的構造はおなじでも、機能が異なる関節はいくつも存在します。
頚椎や胸椎、腰椎でも同じのように見えていても、関節面の方向が異なります。
関節の形状による代表的な関節をご紹介すると、、、
球関節、蝶番関節、螺旋関節、車軸関節、楕円関節、鞍関節、平面関節、半関節など、、、
それらの特徴ある関節の構造により、私達の体はあらゆる動きに対応できるのですね!まさに神が創った傑作品といえるかもしれませんね。
特にカイロプラクターは、関節を矯正する技術を学びますので、これらを知っておかねばなりません。
来週は、筋肉の構造や機能、それに神経系です。
9月一杯は、まだ途中からの受講が可能です。
どこにも負けないしっかり治せるカイロプラクターを目指したい方、歓迎します!
資料請求は→ 佐賀カイロプラクティック協会
今、何位?→ 人気ブログランキングへ
初めての方々ばかりですので、脊柱骨学と関係する関節講義でした。
背骨の各名称や形状、そしてそれらの特殊な関節構造などの説明があり、背骨によって機能がことなることやそのための関節機能など、あらためて為になる内容でした。
背骨には4つのカーブが存在しますが、それは大人の場合であって、子供の頃はまだ完全な4つのカーブが完成していません。お腹の中の胎児や生まれたての赤ちゃんは背骨のカーブは1つしか形成されていないのです。
完全な大人では、以下のカーブが背骨で形成されています。
頚椎:前彎
胸椎:後彎
腰椎:前彎
仙骨:後彎
この4つのカーブが適正な位置を維持できていると、首や肩コリ、腰痛なども起こしにくいのです。
これらの4つのカーブの形成は、お腹の中にいるときから始まっています。胎児の画像を見たことのある方はご存知だと思いますが、エビの字のように背中を丸めています。いわゆるCカーブの状態です。
このCカーブが、成長とともに4つのカーブに変化していきます。
生まれたての「赤ちゃんの首が据わってない!」と聞いたことがあると思いますが、首周囲の筋肉も弱く、支える機能が不完全な状態を指しています。首が据わってくると、少しだけ首に前彎ができ始めます。これが2つ目のカーブです。
顔を向けたりうつ伏せで顔を持ち上げることができるようになると、頚椎の前彎ができてきます。その後、伝い歩きから歩行ができるようになると、2つのカーブから3つのカーブができ始めます。これは腰椎で形成されてきます。
そして、完全に出来上がるまでに個人差はあるものの、高校生ぐらいといわれています。最後のカーブは、骨盤の真ん中にある仙骨という骨で形成されます。この骨は、子供の頃は仙椎といって背骨のように分かれており、大人になるにつれて1個の骨になります。
尻尾の名残といわれる尾骨も同じで、子供の頃は尾椎といい成長過程で1個の骨になります。
骨盤は、3つの骨構造で出来上がっています。よく腰骨といわれるところの寛骨2個とその間に仙骨の計3個です。寛骨は、子供の頃は3つに分かれており、上部を腸骨、そして下部の前面を恥骨、後面を坐骨といいます。
この3つの骨の分岐点は、股関節が嵌っている骨盤側にクレーター状の浅い穴(臼蓋)があります。その臼蓋の中心が3つの骨の分岐点です。
幼児の体は、まだまだしっかりとした骨にはなっていないのです。
これは骨が成長するための要素と同時に、衝撃分散のための機能にもなっています。赤ちゃんの頭頂部(大泉門)が柔らかいのと同じですね!
後半は、関節の講義でした。
関節といっても基礎的構造はおなじでも、機能が異なる関節はいくつも存在します。
頚椎や胸椎、腰椎でも同じのように見えていても、関節面の方向が異なります。
関節の形状による代表的な関節をご紹介すると、、、
球関節、蝶番関節、螺旋関節、車軸関節、楕円関節、鞍関節、平面関節、半関節など、、、
それらの特徴ある関節の構造により、私達の体はあらゆる動きに対応できるのですね!まさに神が創った傑作品といえるかもしれませんね。
特にカイロプラクターは、関節を矯正する技術を学びますので、これらを知っておかねばなりません。
来週は、筋肉の構造や機能、それに神経系です。
9月一杯は、まだ途中からの受講が可能です。
どこにも負けないしっかり治せるカイロプラクターを目指したい方、歓迎します!
資料請求は→ 佐賀カイロプラクティック協会
今、何位?→ 人気ブログランキングへ
卒業式でした。
佐賀で学べるカイロプラクティック講座
カイロ教室受講生からの報告!
春から学べるカイロプラクティック講座のお知らせ!
カイロプラクティック講習会内容は「腸骨のズレ」でした。
小倉D.C.によるアクティベーターテクニックセミナー4/6福岡開催!
佐賀で学べるカイロプラクティック講座
カイロ教室受講生からの報告!
春から学べるカイロプラクティック講座のお知らせ!
カイロプラクティック講習会内容は「腸骨のズレ」でした。
小倉D.C.によるアクティベーターテクニックセミナー4/6福岡開催!