頚椎矯正の分析と歪みの種類
2009年12月05日
WHO国際基準のカイロドクター at 02:49 | Comments(0) | 首の痛み
頚椎トラブルがある場合の頚椎分析について
首に痛みがある方や事故によるムチ打ちなど、また原因が肩こり由来のものなど多くのケースがあります。
症状は似ていても同じトラブルとは限りませんね。
そこで、頚椎を矯正する際の確認の意味で書いてみたいと思います。
頚椎に関らず椎骨(背骨の一個一個のこと)の変位には各種ありますので紹介してみます。
1.後方変位
2.回旋変位(右回旋、左回旋)
3.前方変位
4.側屈変位
5.屈曲変位
6.伸展変位
7.側方変位
8.上方変位(全体的)
9.下方変位(全体的)
一つの椎骨の変位だけで、これだけのトラブルが起きる構造になっています。
さらに全体的なカーブが伴ったりするわけです。
椎骨はいくつもの靭帯で連結され、筋肉でバランスを保っています。顔を動かすと、これらの機能が一度に同時に動いています。すごいと思いませんか?
頚椎の矯正部位というと、実際の頚椎はC1~C7になりますが、その上下のOcc(後頭骨)やT1~T3(胸椎)なども影響を与えている場合があるために、その分析も必要です。
特に下部頚椎であるC7~C5等は、上部胸椎を事前に分析する必要がありますし、C1やOccはどちらがメインなのかこれも可動性を分析しなければなりません。
C1がOccに対してズレているのか?
OccがC1に対してズレているのか?
またC1とC2の関係では、C2の前方変位は構造上ありません。これはC2の歯突起の関係ですね!
但し、C1がOccに対して前方に変位した場合は、C1とC2の関係から多少前方に位置することもありえます。また首全体の動きの7~8割は、C2~C1で実質行なわれています。
さらに頚椎は前彎していますので、このカーブも重要視しなければなりません。
C1のリスティングだけでも14個ほどありますし、Occでも14個あります。リスティングとは、簡単に言えばズレの種類のことです。C1やOccの1個の骨だけでも、これだけのズレのパターンがあるわけです。
矯正も検査分析力と的確な矯正が要求されます。
そして症状が出やすいのは、頚椎の下部と上部です。
これまでにあらゆる頚椎問題を解決してきた院長に尋ねましたところ、胸椎上部~後頭骨までの関係を重視したほうが回復が早いとのことでした。回復が早いというのは、再発も抑えられるということです。
痛い部位だけの矯正は、その場ではスッキリしますが継続力がありません。数日すると、再度同じようなズレを形成します。
これは、その場限りの対処療法だったことをあらわしています。本当のズレではなかったわけです。
これは、頚椎の動きが全体で行なわれる背景と頚椎の基盤となる部位は頚椎下部や胸椎上部に委ねられる位置構造に左右されているからです。そして、それを達成しているのは姿勢です。
首の痛みや肩コリなど頻繁に起きている方の特徴は、姿勢と首の変な動かし方にあります。違和感が出るために首をズレやすい動きをつけてしまうことが癖になっています。この変な動かし方を止めることから治療がスタートするのです。
なぜなら、不安定な動きを繰り返しているケースでは、改善が遅いという事実がありますし、癖による動きの多くは再発させる習慣があるからです。
院長は、首に問題のある方にほぼ毎日、首を変な動きを与えないように伝えています。事実、その動きを一生懸命に止める努力している方は矯正後の経過も良好ですし、相変わらず変な動きを繰り返している方は改善が遅かったり、自分でズレを再発させているようです。
特に重要なことは、頚椎全体のバランスのとれた前彎を形成させることがもっとも重要です。その人に必要なカーブを形成させると、いくつかのトラブルは自然に消失します。その後、残ったフィクセーションのある椎骨を的確に矯正していくと、頚椎は嘘のように良い状態を作ることができます。
首にトラブルのある方、あなたは違和感があるからと変な動かし方をしていませんか?
まずはその動かし方を徹底して止めて下さい。首を動かさずに首を支える筋群が肩周辺に固まってますので、まずは姿勢を伸ばして肩を大きく動かすようにして下さい。
これだけでも改善に向けての第一歩となります。自己療法による首の骨を鳴らしたり、変な動かし方は早期に止めましょう。
首の違和感や痛みでお困りの方、ご相談下さい。
ライフ・フィールド カイロプラクティック外来センター
佐賀市兵庫町瓦町982-10 ご予約電話0952-27-1313



首に痛みがある方や事故によるムチ打ちなど、また原因が肩こり由来のものなど多くのケースがあります。
症状は似ていても同じトラブルとは限りませんね。
そこで、頚椎を矯正する際の確認の意味で書いてみたいと思います。
頚椎に関らず椎骨(背骨の一個一個のこと)の変位には各種ありますので紹介してみます。
1.後方変位
2.回旋変位(右回旋、左回旋)
3.前方変位
4.側屈変位
5.屈曲変位
6.伸展変位
7.側方変位
8.上方変位(全体的)
9.下方変位(全体的)
一つの椎骨の変位だけで、これだけのトラブルが起きる構造になっています。
さらに全体的なカーブが伴ったりするわけです。
椎骨はいくつもの靭帯で連結され、筋肉でバランスを保っています。顔を動かすと、これらの機能が一度に同時に動いています。すごいと思いませんか?
頚椎の矯正部位というと、実際の頚椎はC1~C7になりますが、その上下のOcc(後頭骨)やT1~T3(胸椎)なども影響を与えている場合があるために、その分析も必要です。
特に下部頚椎であるC7~C5等は、上部胸椎を事前に分析する必要がありますし、C1やOccはどちらがメインなのかこれも可動性を分析しなければなりません。
C1がOccに対してズレているのか?
OccがC1に対してズレているのか?
またC1とC2の関係では、C2の前方変位は構造上ありません。これはC2の歯突起の関係ですね!
但し、C1がOccに対して前方に変位した場合は、C1とC2の関係から多少前方に位置することもありえます。また首全体の動きの7~8割は、C2~C1で実質行なわれています。
さらに頚椎は前彎していますので、このカーブも重要視しなければなりません。
C1のリスティングだけでも14個ほどありますし、Occでも14個あります。リスティングとは、簡単に言えばズレの種類のことです。C1やOccの1個の骨だけでも、これだけのズレのパターンがあるわけです。
矯正も検査分析力と的確な矯正が要求されます。
そして症状が出やすいのは、頚椎の下部と上部です。
これまでにあらゆる頚椎問題を解決してきた院長に尋ねましたところ、胸椎上部~後頭骨までの関係を重視したほうが回復が早いとのことでした。回復が早いというのは、再発も抑えられるということです。
痛い部位だけの矯正は、その場ではスッキリしますが継続力がありません。数日すると、再度同じようなズレを形成します。
これは、その場限りの対処療法だったことをあらわしています。本当のズレではなかったわけです。
これは、頚椎の動きが全体で行なわれる背景と頚椎の基盤となる部位は頚椎下部や胸椎上部に委ねられる位置構造に左右されているからです。そして、それを達成しているのは姿勢です。
首の痛みや肩コリなど頻繁に起きている方の特徴は、姿勢と首の変な動かし方にあります。違和感が出るために首をズレやすい動きをつけてしまうことが癖になっています。この変な動かし方を止めることから治療がスタートするのです。
なぜなら、不安定な動きを繰り返しているケースでは、改善が遅いという事実がありますし、癖による動きの多くは再発させる習慣があるからです。
院長は、首に問題のある方にほぼ毎日、首を変な動きを与えないように伝えています。事実、その動きを一生懸命に止める努力している方は矯正後の経過も良好ですし、相変わらず変な動きを繰り返している方は改善が遅かったり、自分でズレを再発させているようです。
特に重要なことは、頚椎全体のバランスのとれた前彎を形成させることがもっとも重要です。その人に必要なカーブを形成させると、いくつかのトラブルは自然に消失します。その後、残ったフィクセーションのある椎骨を的確に矯正していくと、頚椎は嘘のように良い状態を作ることができます。
首にトラブルのある方、あなたは違和感があるからと変な動かし方をしていませんか?
まずはその動かし方を徹底して止めて下さい。首を動かさずに首を支える筋群が肩周辺に固まってますので、まずは姿勢を伸ばして肩を大きく動かすようにして下さい。
これだけでも改善に向けての第一歩となります。自己療法による首の骨を鳴らしたり、変な動かし方は早期に止めましょう。
首の違和感や痛みでお困りの方、ご相談下さい。
ライフ・フィールド カイロプラクティック外来センター
佐賀市兵庫町瓦町982-10 ご予約電話0952-27-1313


