産後腰痛:女性の腰痛3

2009年07月06日

 WHO国際基準のカイロドクター at 02:09 | Comments(0) | 女性の腰痛
女性の腰痛、第3弾です。今回は出産後の腰痛について書きます。
1回目は、生理痛等による腰痛
2回目は、妊娠中の腰痛
過去の記事もあわせてお読み下さい。

出産後に腰痛となる原因には、下記のような内容が考えられます。
 1.出産時の骨盤への負担と骨盤の戻り
 2.仙腸関節問題
 3.骨盤周辺の筋力低下による腰痛
 4.子育て時の腰部への負担
 5.婦人科系の問題
 6.その他

1の出産時の骨盤への負担は、赤ちゃんが産道を通るために骨盤への負担は必ず発生します。これの後遺症的な余韻です。本来、出産後に緩んだ骨盤は1~2ヶ月ほどで元に戻るとされています。しかし、ホルモンの作用や分娩時の負担により、緩んだ骨盤関節が中々元に戻らず腰痛となって現われるケースです。

腰痛以外にも股関節痛や鼠頚部に痛み、恥骨痛などもあります。恥骨結合のトラブルの場合は、鼠頚部周辺に強い痛みが発生します。恥骨の左右の歪みと左右の離解が原因です。

2は、仙腸関節による腰痛です。これは産後だけに限ることではありませんが、骨盤の後ろにある2つの仙腸関節に負担が出て痛む腰痛です。産後腰痛の中でも代表的な腰痛です。

3は、妊娠中の腰への負担や産後の体力消耗などにより、筋力が低下したままの方に多い腰痛です。体がだるく力が入りにくい感覚が続くようです。立ち上がる際や前屈みでの腰痛が目立ちます。

4は、産後の育児による腰痛です。授乳時や抱っこなどの姿勢が主な原因となる腰痛です。授乳時は猫背になりやすく、妊娠中の反った姿勢からまったく逆の姿勢が多くなります。また赤ちゃんも抱っこする時間も増えて、腰やお腹で支えるようになります。このときの姿勢が腰痛を招きやすいです。

5は、婦人科系のトラブルによる腰痛です。まずは罹り付けの婦人科に診せましょう。


5の婦人科系問題を除き、共通点は骨盤関節を早期に正しい位置に戻すことです。そのためには、適度な運動を行い、早期の腹筋や足腰の筋力アップが大切です。中には産後、腹筋が弱ったままの方も多く、運動される機会も極端に少ないようです。しかし、逆に家事や育児の労力は増加しています。

産後に腰痛を感じる方は、まずは骨盤関節問題を疑ったほうが良いかも知れません。育児による負担が腰痛を激化させていたケースもありますし、妊娠前からの腰痛が悪化していたケースもあります。

特に授乳の際の横座りや赤ちゃんの世話をする際の両膝をついて、片方の股関節側に体重が掛かる姿勢は要注意です。腰痛や股関節痛の原因です。
産後に体が安定してきましたら、必ず腹筋の強化は行って下さい。その後のプロポーションにも影響してきます。

骨盤関節の修正や恥骨の痛みなどは、カイロプラクティックが早道です。お悩みの方は悩まずに一度、ご相談されてみて如何でしょうか?産後の肥立ちが悪いと思っていたものが、関節のトラブルだったということもあるかも知れませんね!

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