膝関節の変形(80歳女性)

2010年09月09日

 WHO国際基準のカイロドクター at 13:39 | Comments(0) | 膝の痛み
少し私の時間が空きましたので、
記録しているケース報告をしたいと思います。

膝関節が痛む方のケースです。
佐賀市在住の80歳の女性です。

現在、整形外科・整骨院などに通われています。
整形はここ数年、整骨院は半年ほどです。


整形では膝に溜まった水を抜き、ヒアルロン酸の注入で
整骨院では物療治療がメインのようです。

共に年齢的なものなので無理せず付き合ってください。とのアドバイスです。
確かに高齢者ということで、変形した膝関節はゴツゴツ状態です。

膝の変形はすでに10年以上前からだと思われます。

屈曲角度は約100度ぐらいまで可能ですが、
頻繁に膝の内部でゴツゴツ・グリグリと音がするようです。
それ以上の屈曲は圧迫感と違和感で無理な状態。

膝関節の内外への可動性は内方には大きく、外方にはわずかな可動性のみです。両膝とも内反+内旋状態が酷く、変形が進行しています。

立位では両膝が大きくO脚状態を呈しており、
両足間を近づけて立つと、両膝の内反がさらに増加してO脚度が増すようです。歩行は、膝を曲げない歩き方をする関係で体を左右に振りながらの歩行です。

骨の変形は治りませんので、これ以上変形が進まないように、
また痛みが少しでも減らないでしょうか?との来院でした。

検査でも内反と内旋が大きく反応を示しました。
長時間立位でいると、O脚度は大きくなるはずです。

下肢の筋群も弱く、膝の痛みで動かすことも制限されてきたのでしょう。

骨盤の位置、両股間節の位置も変位があります。

足の方から、アクティベーターで関節を正しい方に優しく矯正し、その後筋バランスメソッドで関節を動かす筋群のバランスを調整。

最後に狭くなっている膝関節内方を開いて終了しました。

治療終了後は、随分楽になったとのことです。
しかし、またすぐに戻ることが予想されます。

患者さんには、骨の変形は治らないことと、膝に掛かる荷重により変形は進行することをお知らせしました。それはすでにご存知でした。

今回のケースは、膝関節の変形由来による関節周辺の痛みでしたが、変形が進むと痛みもあちこちと出やすく、水も溜まりやすいことを確認して頂きました。

変形の度合いが初期の段階であれば、痛みなどはかなり改善することが可能です。

しばらく通いたいとのことで、とりあえず週1回の日程で診て行きたいと思っています。

ライフ・フィールド カイロプラクティック外来センター
佐賀市兵庫町瓦町982-10 ご予約電話0952-27-1313

膝関節の変形(80歳女性)
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