股関節の痛み、17歳女子高校生
2010年07月24日
WHO国際基準のカイロドクター at 02:55 | Comments(0) | 股関節痛
今回は、股関節の痛みを訴える17歳の女子高校生です。
お母さんと一緒に来院されました。
主訴:股関節痛、歩行痛、鼠径部前面の違和感
最初の違和感を感じたのは、数ヶ月前で歩き出す最初の第一歩のときに違和感を感じたそうです。その後、一時的に激痛を感じ、整形に診せたところ、異常なしの診断。
脚を何度か曲げ伸ばしすると、その後は違和感も無く普通に歩行が可能になるらしく、それをしないと抜けそうな感覚になり、歩き出しが変になるそうです。
それから数ヵ月後の現在、股関節周辺に痛みを頻繁に感じるようになってます。
違和感や痛みを感じないときは、歩かず椅子に浅く座っているとき。
まず神経系の関係から股関節付近の閉鎖神経の問題もあるので腰椎部の検査を実施。
これは異常がでませんでした。
次に股関節のパトリックテストを実施すると、出ました陽性反応です。
股関節が正しい位置に無いようです。
次に骨盤部の仙腸関節を検査すると、
痛みの出ている側のAS(LA-IN)、IN転位が見つかりました。また腰痛はありませんが、腰椎にも歪みが存在しました。
次に股関節の位置を調べると、下方、外旋、外方転位がでました。
他にもいくつかの疑いで検査しましたが、結果は陰性です。
左右の下肢長比較では、問題側が長く出ています。
カイロ的矯正では、まずは骨盤と腰椎関節を矯正し、
次に筋バランスメソッドで、股関節周辺を弛緩させて、股関節の矯正を実施!
痛みはまだ残るものの、7割ほど減少!
痛みの出る動きをしてもらうと、さほど出なかったようです。
女の子いわく、「あっ、お母さん、痛くない!」
原因はなんだったのですか?と、質問されましたが、
日頃からの常習的な横座りやぺちゃんこ座り(俗にあひる座りやおばあちゃん座りと呼ばれている座り方)が主原因と思われます。
これらの座位では、股関節の骨頭は、坐骨方向へ脱臼するような位置にねじられ、鼠径部前面に圧迫を掛けてしまいます。
女性の方に多い座り方で、股関節痛を訴える方の多くは、その座り方が少なからず影響しています。
共通点は、あぐら座りが完全にできません。
この女の子も同様でした。
立った姿勢でも両脚はかなりの内股立ちで、立っている時点で股関節に問題を作る可能性があります。
傍から見ると、可愛い立ち方と思われがちですが、以外と問題になる場合もあります。
内股立ちや横座り、ぺちゃんこ座りを徹底してしないようにアドバイスしました。
痛みも強かった関係で、しばらくは週に2~3回で進めて行きます。
これまでの習慣性を無くす確認と、股関節の位置や関係部位の調整を何度か行う予定です。
痛みが取れてもすぐにカイロ治療を止めずに数回行います。
これが大切なんですね!
腰痛でも坐骨神経痛でも肩の痛みでも、痛みを感じなくなったら来院されなくなる方もおられますが、痛みが取れた段階では不十分!
その後の経過をみながら、良い状態を維持する必要があります。
そのためにも痛みやシビレがなくなっても継続治療が大切ですね。
そうして徹底して管理することで、再発を防ぎます。
股関節の痛みで心配な方、早い時期にご相談下さい。
ライフ・フィールド カイロプラクティック外来センター
佐賀市兵庫町瓦町982-10 ご予約電話0952-27-1313




お母さんと一緒に来院されました。
主訴:股関節痛、歩行痛、鼠径部前面の違和感
最初の違和感を感じたのは、数ヶ月前で歩き出す最初の第一歩のときに違和感を感じたそうです。その後、一時的に激痛を感じ、整形に診せたところ、異常なしの診断。
脚を何度か曲げ伸ばしすると、その後は違和感も無く普通に歩行が可能になるらしく、それをしないと抜けそうな感覚になり、歩き出しが変になるそうです。
それから数ヵ月後の現在、股関節周辺に痛みを頻繁に感じるようになってます。
違和感や痛みを感じないときは、歩かず椅子に浅く座っているとき。
まず神経系の関係から股関節付近の閉鎖神経の問題もあるので腰椎部の検査を実施。
これは異常がでませんでした。
次に股関節のパトリックテストを実施すると、出ました陽性反応です。
股関節が正しい位置に無いようです。
次に骨盤部の仙腸関節を検査すると、
痛みの出ている側のAS(LA-IN)、IN転位が見つかりました。また腰痛はありませんが、腰椎にも歪みが存在しました。
次に股関節の位置を調べると、下方、外旋、外方転位がでました。
他にもいくつかの疑いで検査しましたが、結果は陰性です。
左右の下肢長比較では、問題側が長く出ています。
カイロ的矯正では、まずは骨盤と腰椎関節を矯正し、
次に筋バランスメソッドで、股関節周辺を弛緩させて、股関節の矯正を実施!
痛みはまだ残るものの、7割ほど減少!
痛みの出る動きをしてもらうと、さほど出なかったようです。
女の子いわく、「あっ、お母さん、痛くない!」
原因はなんだったのですか?と、質問されましたが、
日頃からの常習的な横座りやぺちゃんこ座り(俗にあひる座りやおばあちゃん座りと呼ばれている座り方)が主原因と思われます。
これらの座位では、股関節の骨頭は、坐骨方向へ脱臼するような位置にねじられ、鼠径部前面に圧迫を掛けてしまいます。
女性の方に多い座り方で、股関節痛を訴える方の多くは、その座り方が少なからず影響しています。
共通点は、あぐら座りが完全にできません。
この女の子も同様でした。
立った姿勢でも両脚はかなりの内股立ちで、立っている時点で股関節に問題を作る可能性があります。
傍から見ると、可愛い立ち方と思われがちですが、以外と問題になる場合もあります。
内股立ちや横座り、ぺちゃんこ座りを徹底してしないようにアドバイスしました。
痛みも強かった関係で、しばらくは週に2~3回で進めて行きます。
これまでの習慣性を無くす確認と、股関節の位置や関係部位の調整を何度か行う予定です。
痛みが取れてもすぐにカイロ治療を止めずに数回行います。
これが大切なんですね!
腰痛でも坐骨神経痛でも肩の痛みでも、痛みを感じなくなったら来院されなくなる方もおられますが、痛みが取れた段階では不十分!
その後の経過をみながら、良い状態を維持する必要があります。
そのためにも痛みやシビレがなくなっても継続治療が大切ですね。
そうして徹底して管理することで、再発を防ぎます。
股関節の痛みで心配な方、早い時期にご相談下さい。
ライフ・フィールド カイロプラクティック外来センター
佐賀市兵庫町瓦町982-10 ご予約電話0952-27-1313



