野球肩による腱板障害
2009年10月14日
WHO国際基準のカイロドクター at 02:46 | Comments(0) | 肩の障害・肩コリ
野球肩で投球時に痛みの出る社会人のケースです。
この男性、数年前も肩が痛くなりしばらく投げれなくなっていたそうです。そのときは、完全に投げることを避けてインナーマッスルの筋力強化を行い、回復していたそうです。
今回、数ヶ月前より似たような投球時に痛みが走るようになり、ネット検索で当センターに来院されました。その間、いくつかの民間治療や医療機関にも通院されていたそうです。
治療を受けてしばらくは少し楽になるのですが、投球できるほどの回復はなく、好きな野球ができず何か改善の方法がないか?インターネットで検索されて来られました。
検査すると、明らかな腱板障害のパターンでした。
しばらく投球は控えて頂いて、カイロ調整に専念して頂くことになりました。
この男性のケースは、多くの投球障害の中でもっとも多いケースで、日常生活では肩が痛くてと困ることがありません。投げる素振りで軽く動かしても痛みは発生しないのです。
唯一、痛みを感じる際は、力強く投げきった際にのみ肩のある部位に激痛が発生します。野球好きの方々にはほんと困った障害ですね!
私の父も似たようなケースで、二十数年前に同じような症状があり、それでも投げていたらしく、今は野球ができません。できないというより、上投げ時にやはり激痛のために不可能になってしまっています。
父の場合は、上腕二頭筋長頭といわれる腱の部分があるのですが、肩の近くで結節間溝という部位に納まっていて、それを安定させている横靭帯という小さな靭帯がすでに断裂しています。何年の昔のことですので、靭帯の欠片も退行してしまっているようです。
腱板障害は、ローテーターカフといわれる有名な障害なのですが、肩甲骨の肩峰遠位端下部と上腕骨で構成されるアーチ状のスペースがあります。その部位は4種類の筋肉が伸縮を行なう部位で、この周辺は負荷が掛り過ぎると痛め易いのです。
野球のようにボールを力一杯投げ下ろすような動作やバレーのアタッカー、テニスなどにも似たような傷害があります。
カイロ調整では、検査によって確認された筋肉の収縮時のトラブルを回避するために関節の矯正を行ないました。再度、検査すると最初の痛みは軽減していました。
しばらくは、姿勢の修正と投球フォームの確認も必要かも知れませんが投球ストップです。腱板障害は、ただ単に力だけの投球問題だけではなく、常日頃の姿勢や筋バランスが大切です。
高校の野球選手でもたまに来院しますが、遠投による練習過多で引き起こしてケースもありました。
肩の投球時の痛みがある方、痛みを我慢して投球しないようにしましょう。悪化するとしばらくは投げられなくなる場合もあります。大切に使いましょう!



この男性、数年前も肩が痛くなりしばらく投げれなくなっていたそうです。そのときは、完全に投げることを避けてインナーマッスルの筋力強化を行い、回復していたそうです。
今回、数ヶ月前より似たような投球時に痛みが走るようになり、ネット検索で当センターに来院されました。その間、いくつかの民間治療や医療機関にも通院されていたそうです。
治療を受けてしばらくは少し楽になるのですが、投球できるほどの回復はなく、好きな野球ができず何か改善の方法がないか?インターネットで検索されて来られました。
検査すると、明らかな腱板障害のパターンでした。
しばらく投球は控えて頂いて、カイロ調整に専念して頂くことになりました。
この男性のケースは、多くの投球障害の中でもっとも多いケースで、日常生活では肩が痛くてと困ることがありません。投げる素振りで軽く動かしても痛みは発生しないのです。
唯一、痛みを感じる際は、力強く投げきった際にのみ肩のある部位に激痛が発生します。野球好きの方々にはほんと困った障害ですね!
私の父も似たようなケースで、二十数年前に同じような症状があり、それでも投げていたらしく、今は野球ができません。できないというより、上投げ時にやはり激痛のために不可能になってしまっています。
父の場合は、上腕二頭筋長頭といわれる腱の部分があるのですが、肩の近くで結節間溝という部位に納まっていて、それを安定させている横靭帯という小さな靭帯がすでに断裂しています。何年の昔のことですので、靭帯の欠片も退行してしまっているようです。
腱板障害は、ローテーターカフといわれる有名な障害なのですが、肩甲骨の肩峰遠位端下部と上腕骨で構成されるアーチ状のスペースがあります。その部位は4種類の筋肉が伸縮を行なう部位で、この周辺は負荷が掛り過ぎると痛め易いのです。
野球のようにボールを力一杯投げ下ろすような動作やバレーのアタッカー、テニスなどにも似たような傷害があります。
カイロ調整では、検査によって確認された筋肉の収縮時のトラブルを回避するために関節の矯正を行ないました。再度、検査すると最初の痛みは軽減していました。
しばらくは、姿勢の修正と投球フォームの確認も必要かも知れませんが投球ストップです。腱板障害は、ただ単に力だけの投球問題だけではなく、常日頃の姿勢や筋バランスが大切です。
高校の野球選手でもたまに来院しますが、遠投による練習過多で引き起こしてケースもありました。
肩の投球時の痛みがある方、痛みを我慢して投球しないようにしましょう。悪化するとしばらくは投げられなくなる場合もあります。大切に使いましょう!


