妊娠中の側彎症の女性
2009年07月26日
WHO国際基準のカイロドクター at 01:41 | Comments(0) | 側彎症
側彎症の女性で、側彎治療のために過去に手術をされていた方の痛みについて!
側彎症は、前回記事を書きましたが、院長より臨床データを見せてもらいましたのでご紹介します。
院長の知人のお付き合いされている女性(20代後半)が側彎症の治療に来られたことがあります。腰や背中、首などに曲がりの関係で痛みが出ておられたようです。
背中を調べますと、過去に手術の形跡があり、
尋ねると側彎を修正する手術をしたとのことでした。
側彎症の手術は背骨をできるだけ、真っ直ぐにするために
背中を開いて、背骨の椎骨を金具で固定していきます。
ある程度、伸びたところで金具を外します。
しかし、その女性の背中には2箇所ほど金具が埋まっているとのことでした。
金具が埋まっている部位は、矯正の対象とはなりませんので、
その周辺に負担が加わらないように、多数の関節のズレを矯正したそうです。
思いのほか、軽い矯正で正しく達成され、帰り際には殆ど痛みは感じないと喜んで帰られたそうです。
それから数年後、その知人と結婚され、おめでた報告と
大きくなるお腹を抱えての来院だったそうです。
6ヶ月に入った時期の来院でしたが、背中や腰に痛みが出ておられ、
呼吸するにも辛い状況だったようです。
いくつかの検査を行なうと、骨盤の歪み、腰椎の歪み、胸椎の歪み、頚椎の歪みと複数の歪みが見つかりました。息を少し大きく吸うと、背中や肋骨にも痛みが出る状態です。
6ヶ月では、妊婦の方が不安でなければ「うつ伏せ」の治療を行います。
当然ですが、腹部への強い圧迫はもちろん行ないません。
骨盤や腰椎の矯正は側臥位(横寝の姿勢)で行い、
胸部は腹部をクッションで守って、背中側から胸椎を矯正します。肋骨にも痛みが出ていたために上下の肋骨間を比較して、呼吸をしてもらい痛みの出る箇所を調べて、正しい位置に矯正します。
患者さんの呼吸を利用しますので、ほとんど痛みは感じません。
現在はアクティベーターという治療法がありますので、もっと簡単かも知れません。
頚椎の矯正は仰向けで行ないます。
この矯正も軽い矯正ですが、瞬間に終わります。痛みも違和感もありません。
すべての矯正が終わるまでの時間は40分ほどです。
その後、無事にご出産されたとご報告があったそうです。
育児は結構、大変な労力を使いますので、ご主人の協力が必要です。
授乳時の姿勢や育児時の前屈み等は多くなり、腰や首肩への負担も増大します。
側彎症は、曲がりが大きい場合は、書きましたように手術が必要なケースがあります。背中を開きますので大手術のように感じますが、そこまでは無いらしいです。その方のケースにもよるとは思いますが!
大きな側彎症で、高齢の方が来られたことがありますが、
年齢的に骨粗鬆症の関係で骨が脆くなり、矯正は慎重に軽い力で行なわれなければなりません。
腰椎と胸椎の一部で圧迫骨折の経験がある女性の方でしたが、
肋骨周辺に出る痛みは継続矯正で改善されました。
別の高齢の女性の方は、やはり重度の側彎症で、さらに脊椎カリエスの方でした。胸部周辺にあちこち痛みが出てきます。この方も腰部の圧迫骨折がある方でした。
女性の方は、閉経後に骨粗鬆症になりやすく、日頃から筋力強化とカルシウムを取る必要性があります。カルシウムはビタミンDが無いと吸収しにくいので、肝油を一緒に食べると効果的です。
しかし、一番の効果的な方法は、筋力強化です。運動を生活の一部に取り入れて日課にされると骨が抜けるのを制限できます。
側彎症に関らず、背中の歪みや大きく呼吸すると胸に痛みが出るという方も、背骨や肋骨の歪みが考えられます。ある男性は、肋間神経痛の診断を整形で受けていた方ですが、訴えられる箇所を調べたところ、背骨と肋骨の位置に問題がありました。
その箇所を矯正しましたところ、呼吸時の痛みも解消です。ヘルペスの関与は無いと仰ってました。
側彎症で妊婦の方、腰痛などでお困りでしたらご相談下さい。
某産婦人科からのご紹介もございます。
また側彎症の方、呼吸時の背中や肋骨周辺の痛みがある方
一度、カイロプラクティックを受けてみて下さいね!
今、何位?→ 人気ブログランキングへ
ライフ・フィールド カイロプラクティック外来センター
佐賀市兵庫町瓦町982-10
電話予約 0952-27-1313
側彎症は、前回記事を書きましたが、院長より臨床データを見せてもらいましたのでご紹介します。
院長の知人のお付き合いされている女性(20代後半)が側彎症の治療に来られたことがあります。腰や背中、首などに曲がりの関係で痛みが出ておられたようです。
背中を調べますと、過去に手術の形跡があり、
尋ねると側彎を修正する手術をしたとのことでした。
側彎症の手術は背骨をできるだけ、真っ直ぐにするために
背中を開いて、背骨の椎骨を金具で固定していきます。
ある程度、伸びたところで金具を外します。
しかし、その女性の背中には2箇所ほど金具が埋まっているとのことでした。
金具が埋まっている部位は、矯正の対象とはなりませんので、
その周辺に負担が加わらないように、多数の関節のズレを矯正したそうです。
思いのほか、軽い矯正で正しく達成され、帰り際には殆ど痛みは感じないと喜んで帰られたそうです。
それから数年後、その知人と結婚され、おめでた報告と
大きくなるお腹を抱えての来院だったそうです。
6ヶ月に入った時期の来院でしたが、背中や腰に痛みが出ておられ、
呼吸するにも辛い状況だったようです。
いくつかの検査を行なうと、骨盤の歪み、腰椎の歪み、胸椎の歪み、頚椎の歪みと複数の歪みが見つかりました。息を少し大きく吸うと、背中や肋骨にも痛みが出る状態です。
6ヶ月では、妊婦の方が不安でなければ「うつ伏せ」の治療を行います。
当然ですが、腹部への強い圧迫はもちろん行ないません。
骨盤や腰椎の矯正は側臥位(横寝の姿勢)で行い、
胸部は腹部をクッションで守って、背中側から胸椎を矯正します。肋骨にも痛みが出ていたために上下の肋骨間を比較して、呼吸をしてもらい痛みの出る箇所を調べて、正しい位置に矯正します。
患者さんの呼吸を利用しますので、ほとんど痛みは感じません。
現在はアクティベーターという治療法がありますので、もっと簡単かも知れません。
頚椎の矯正は仰向けで行ないます。
この矯正も軽い矯正ですが、瞬間に終わります。痛みも違和感もありません。
すべての矯正が終わるまでの時間は40分ほどです。
その後、無事にご出産されたとご報告があったそうです。
育児は結構、大変な労力を使いますので、ご主人の協力が必要です。
授乳時の姿勢や育児時の前屈み等は多くなり、腰や首肩への負担も増大します。
側彎症は、曲がりが大きい場合は、書きましたように手術が必要なケースがあります。背中を開きますので大手術のように感じますが、そこまでは無いらしいです。その方のケースにもよるとは思いますが!
大きな側彎症で、高齢の方が来られたことがありますが、
年齢的に骨粗鬆症の関係で骨が脆くなり、矯正は慎重に軽い力で行なわれなければなりません。
腰椎と胸椎の一部で圧迫骨折の経験がある女性の方でしたが、
肋骨周辺に出る痛みは継続矯正で改善されました。
別の高齢の女性の方は、やはり重度の側彎症で、さらに脊椎カリエスの方でした。胸部周辺にあちこち痛みが出てきます。この方も腰部の圧迫骨折がある方でした。
女性の方は、閉経後に骨粗鬆症になりやすく、日頃から筋力強化とカルシウムを取る必要性があります。カルシウムはビタミンDが無いと吸収しにくいので、肝油を一緒に食べると効果的です。
しかし、一番の効果的な方法は、筋力強化です。運動を生活の一部に取り入れて日課にされると骨が抜けるのを制限できます。
側彎症に関らず、背中の歪みや大きく呼吸すると胸に痛みが出るという方も、背骨や肋骨の歪みが考えられます。ある男性は、肋間神経痛の診断を整形で受けていた方ですが、訴えられる箇所を調べたところ、背骨と肋骨の位置に問題がありました。
その箇所を矯正しましたところ、呼吸時の痛みも解消です。ヘルペスの関与は無いと仰ってました。
側彎症で妊婦の方、腰痛などでお困りでしたらご相談下さい。
某産婦人科からのご紹介もございます。
また側彎症の方、呼吸時の背中や肋骨周辺の痛みがある方
一度、カイロプラクティックを受けてみて下さいね!
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