膝関節に突如激痛が走った女性
2009年07月18日
WHO国際基準のカイロドクター at 01:20 | Comments(0) | 膝の痛み
膝関節から突然“ボキッ”と音が出て、歩けなくなったSさん(女性、65歳)のケースをご紹介します。
Sさん、ある日普通に歩いていると、突如、膝から“ボキーッ”と音が出て、その後に歩けなくなりました。膝の周辺はみるみる内に腫れあがり、膝を着いても歩けない状態になってしまいました。
すぐに整形外科を受診されて検査を受けると、骨や半月板などには異常は認められなかったようです。靭帯も断裂しておらず内出血を示すものもなかったようです。あまりの痛みで当日は痛み止めの注射をお願いしたとのことでした。
診断結果は、膝の内部を痛めたのでしょう!ということだったようです。要安静と指示が出たとのことでした。
その3日後に当センターに紹介で来院されました。
来院されたときは、まだ膝の腫れ残っており、膝の裏表全体にパンパンの状態でした。
当日は、まだ足を着けないということで、痛み止めの注射をしての来院でした。
膝の動きを調べるにも、Sさんが痛そうなので、刺激しないようにソフトな検査を実施しました。
関節の可動性の検査と靭帯の検査、そして筋力が入れられるか?です。
膝の関節は、前方・後方・内方・外方・内回旋・外回旋、そしてそれらが混在した関節のズレがあります。さらにお皿の骨のズレもありますので、それをチェックして、脛腓関節の矯正、それに影響を与える上下の足関節と股関節、それに骨盤、腰椎などの検査をしました。
内出血はなかったようですが、膝がすぐにパンパンに腫れたとのことでしたので、構造的な位置のズレが突如発生し、捻挫のような状態になったのではないでしょうか?
幸いに骨折や靭帯の断裂、半月板の損傷もないとのことで良かったです。
検査の結果、膝関節の複数のズレが見つかりました。関節内の圧力もかなり落ちているようです。
膝関節も90度ぐらいにしか曲げられず、それ以上の屈曲では痛みがでるようでした。伸展では痛みは発生しませんが、歩行時に足に体重を掛けられない状態です。軽く牽引しても痛みが発生します。
来院の際も片足によるケンケン&ビッコを引く様相でした。
膝関節の軽い矯正を行い、伸縮性の筋肉テーピングで帰宅してもらいました。治療後は、楽には感じるとのことでしたが、足の着地はまだ無理な状態です。
本日、2回目の治療でした。最初の治療から3日目です。
本日も痛み止めはしているとのことでしたが、起床時の膝の痛みやシビレはほとんど感じないと喜んでおられました。また膝関節の屈曲角度も増大しており、違和感もありません。
歩行もびっこをせずに歩いておられました。膝の腫れ感はまだ若干残っていましたが、嘘のように楽になりましたと仰られていました。
膝に何か問題が発生しますと、多くのケースでは必ず関節の歪みが見つかります。これは、すでに歪みが存在していて、何かの拍子に膝を痛めたというケースが殆どです。その歪みの原因は、関節への圧迫である正座や横座りが主で、歩きすぎや階段の昇り降りなど、筋力が必要なケースです。
最近、痛みはないけど膝が浮腫んだという方は、早期の治療が必要です。浮腫みの多くは、膝関節内の圧力の低下を示していますので、まずは関節を構成しているいずれかの骨を正しい位置にもどさねばなりません。
浮腫みが起きた場合、無理な歩行や階段の昇り降り、長時間の買い物などは避けて下さい。膝関節に昔から浮腫みが発生しているにも関らず、「筋力強化のためにウォーキングを!」と信じて実施している方、結構おられますが、膝の浮腫みが引かないようであれば、長時間のウォーキングは避けて下さい。
ほんの一部の方は、それで改善したという方もおられますが、大半の方々は膝の浮腫みが増大されています。また痛みが出ていなかった方が、無理なウォーキングにより痛みが出ている方もおられます。
浮腫みも酷く、痛みもある方はまずは浮腫みが引くまで待ってください。その後、自転車のスタンドを立てて、ペダルの空漕ぎをして下さい。体重が掛からず膝の動きをスムーズにできます。そのほかにも足関節を強化する方法などを優先して下さい。
仁王立ちから、踵をゆっくり上げていき爪先立ちをします。次はその爪先立ちをゆっくり下ろしていきます。踵が床に着く寸前のところで止めて下さい。これを繰り返します。回数は数回行ってみて、徐々に回数を増やして行きましょう。
足首の動きですが、膝関節を支えている筋肉が強くなります。違和感などがある方はこの方法からとりくまれると良いでしょう!
今、何位?→ 人気ブログランキングへ
Sさん、ある日普通に歩いていると、突如、膝から“ボキーッ”と音が出て、その後に歩けなくなりました。膝の周辺はみるみる内に腫れあがり、膝を着いても歩けない状態になってしまいました。
すぐに整形外科を受診されて検査を受けると、骨や半月板などには異常は認められなかったようです。靭帯も断裂しておらず内出血を示すものもなかったようです。あまりの痛みで当日は痛み止めの注射をお願いしたとのことでした。
診断結果は、膝の内部を痛めたのでしょう!ということだったようです。要安静と指示が出たとのことでした。
その3日後に当センターに紹介で来院されました。
来院されたときは、まだ膝の腫れ残っており、膝の裏表全体にパンパンの状態でした。
当日は、まだ足を着けないということで、痛み止めの注射をしての来院でした。
膝の動きを調べるにも、Sさんが痛そうなので、刺激しないようにソフトな検査を実施しました。
関節の可動性の検査と靭帯の検査、そして筋力が入れられるか?です。
膝の関節は、前方・後方・内方・外方・内回旋・外回旋、そしてそれらが混在した関節のズレがあります。さらにお皿の骨のズレもありますので、それをチェックして、脛腓関節の矯正、それに影響を与える上下の足関節と股関節、それに骨盤、腰椎などの検査をしました。
内出血はなかったようですが、膝がすぐにパンパンに腫れたとのことでしたので、構造的な位置のズレが突如発生し、捻挫のような状態になったのではないでしょうか?
幸いに骨折や靭帯の断裂、半月板の損傷もないとのことで良かったです。
検査の結果、膝関節の複数のズレが見つかりました。関節内の圧力もかなり落ちているようです。
膝関節も90度ぐらいにしか曲げられず、それ以上の屈曲では痛みがでるようでした。伸展では痛みは発生しませんが、歩行時に足に体重を掛けられない状態です。軽く牽引しても痛みが発生します。
来院の際も片足によるケンケン&ビッコを引く様相でした。
膝関節の軽い矯正を行い、伸縮性の筋肉テーピングで帰宅してもらいました。治療後は、楽には感じるとのことでしたが、足の着地はまだ無理な状態です。
本日、2回目の治療でした。最初の治療から3日目です。
本日も痛み止めはしているとのことでしたが、起床時の膝の痛みやシビレはほとんど感じないと喜んでおられました。また膝関節の屈曲角度も増大しており、違和感もありません。
歩行もびっこをせずに歩いておられました。膝の腫れ感はまだ若干残っていましたが、嘘のように楽になりましたと仰られていました。
膝に何か問題が発生しますと、多くのケースでは必ず関節の歪みが見つかります。これは、すでに歪みが存在していて、何かの拍子に膝を痛めたというケースが殆どです。その歪みの原因は、関節への圧迫である正座や横座りが主で、歩きすぎや階段の昇り降りなど、筋力が必要なケースです。
最近、痛みはないけど膝が浮腫んだという方は、早期の治療が必要です。浮腫みの多くは、膝関節内の圧力の低下を示していますので、まずは関節を構成しているいずれかの骨を正しい位置にもどさねばなりません。
浮腫みが起きた場合、無理な歩行や階段の昇り降り、長時間の買い物などは避けて下さい。膝関節に昔から浮腫みが発生しているにも関らず、「筋力強化のためにウォーキングを!」と信じて実施している方、結構おられますが、膝の浮腫みが引かないようであれば、長時間のウォーキングは避けて下さい。
ほんの一部の方は、それで改善したという方もおられますが、大半の方々は膝の浮腫みが増大されています。また痛みが出ていなかった方が、無理なウォーキングにより痛みが出ている方もおられます。
浮腫みも酷く、痛みもある方はまずは浮腫みが引くまで待ってください。その後、自転車のスタンドを立てて、ペダルの空漕ぎをして下さい。体重が掛からず膝の動きをスムーズにできます。そのほかにも足関節を強化する方法などを優先して下さい。
仁王立ちから、踵をゆっくり上げていき爪先立ちをします。次はその爪先立ちをゆっくり下ろしていきます。踵が床に着く寸前のところで止めて下さい。これを繰り返します。回数は数回行ってみて、徐々に回数を増やして行きましょう。
足首の動きですが、膝関節を支えている筋肉が強くなります。違和感などがある方はこの方法からとりくまれると良いでしょう!
今、何位?→ 人気ブログランキングへ