仙骨による腰痛
2009年05月21日
WHO国際基準のカイロドクター at 00:26 | Comments(0) | 腰痛全般

寛骨は、部位で名称が変わり、腸骨・恥骨・坐骨に分かれます。両側の腸骨と仙骨が合わさっている部位を仙腸関節といい、どちらかの腸骨が歪むと腰痛の原因になりやすい関節の一つです。また真ん中の仙骨も腰痛を起こす場所です。
仙骨の上には背骨がのっていますので、仙骨が歪むと上にある背骨にも影響を与えます。仙骨のゆがみには、大きく2つのものがあり、仙骨の上部を基底部、先が細い方を仙骨尖といいます。
仙骨が腰痛の原因となるものには、基底部が後方に歪んだケースと、仙骨尖側のほうが後方に歪んだ場合です。前者をBase-posterior、後者をApex-posteriorといいます。
背中を丸めて座っている方に多いのが、Base-Posteriorで、骨盤が後ろに倒れる関係で仙骨も同時に後ろに倒された形で正常な位置に戻らなくなる場合があります。このケースでは、仙骨の上にある背骨(腰椎)も後方に引張り出されることになります。
車の浅座りやのそべるような姿勢の方、常に背中を曲げている方、草むしりのように腰を下ろして背中を丸めた姿勢の方に多く見受けられます。
Apex-Posteriorでは、その逆のような連動性が影響し、硬いフローリング等に仰向けで休むと痛くて寝れないケースがあります。腰椎と仙骨の接合周辺を腰仙部または腰仙角といい、背骨と骨盤の角度に問題がある場合です。これも個人差がありますので一概に言えませんが、女性の方で反り腰気味の方に多いようです。
但し、トラブルが存在する場合は、いずれの場合も違和感や痛みを伴ってます。
さらに仙骨尖の方向が右や左に傾いている場合も腰痛の原因となりますので、しっかり検査を受ける必要があります。
仙骨の歪みはこのほかにもいくつかの種類があり、専門家の検査を受けなければ分りません。
お尻の真ん中辺りに違和感や痛みがある方は、早期にカイロプラクティックを受けてみて下さい。
早期に違和感や痛みを解消して、すっきりしたいものですね!
今、何位?→ 人気ブログランキングへ
ライフ・フィールド カイロプラクティック外来センター
ご予約はお電話で! 0952-27-1313