腰痛:腸骨の歪み(AS変位)
2009年05月09日
WHO国際基準のカイロドクター at 19:59 | Comments(0) | 腰痛全般
腰痛原因に繋がる骨盤の歪みケースパート2です。
前回は PI変位でしたが、今回は AS変位です。
これも腸骨側の歪みで、痛みや坐骨神経痛のように臀部や下肢に痛みが出る場合もあります。
歪みの方向は、前方にお辞儀をしたような変位です。
この変位が発生すると、同じ側の脚が構造上、長くなります。
女性に多い横座り側、立ち仕事で少し後ろに置いている脚、膝組で下に来る脚に多く発生します。
同時に股関節は下方、そして外旋した状態になりやすいです。
この腸骨の歪みが原因で、股関節痛や鼠頚部痛なども起きる場合があります。
さらにこのAS変位にプラスして、IN変位という歪みが置きやすく
このIN変位とはインターナル・ローテーションといって、より内側へ変位した腸骨歪みです。
またPI変位と同様に、骨盤の真ん中にある仙骨にも影響します。
特に太ももの裏側のハムストリング(大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋)に影響しやすく、階段の下りるときに何かを感じたり、膝の裏に強い痛みが出る場合もあります。スポーツ選手の場合は、蹴る力に影響しますので、対側に負担が生じます。またシンスプリントにもなりやすくなります。
この腸骨側のAS変位の歪みも、カイロプラクティックでは得意とする歪みです。似たような症状に椎間板ヘルニア等があり、悪化すると根性坐骨神経痛による酷い痛みや電気のようなシビレが出てきます。
いずれにしても検査をしっかり行い鑑別診断する必要があります。
もし、過去もしくは現在、椎間板ヘルニアでお悩みの場合は、早期にご相談下さい。酷いケースでは完治が無理なケースもありますが、痛みによる我慢から別の関節に歪みが発生します。
本日、来院された患者さんは、初めてでしたが4~5年ほど前から坐骨神経痛とのことで、膝の後ろに強いシビレ感がありました。検査をしたところ軽いヘルニア様症状がありましたが、原因は腸骨のAS変位でした。さらにIN変位という歪みがセットで存在しました。
仙骨もAS側に歪み、腰椎のL5~L4にも椎間関節の拡大がみられました。
AS腸骨とIN腸骨を矯正すると咳をしても違和感が出なくなり、痛みも激減しました。帰り際には「来たときの痛みは殆どありません」と喜んでおられました。
立ち方と座り方、軽い動きをアドバイスして終了です。掛かった時間は30分程度です。強い症状が出ていたことと歪みの習慣性から来週半ばに2回目の調整を実施予定です。
横座りされる方は、たまにはご自身の歪みをチェックされると体が楽に動くようになります。一度、ご相談下さい。この歪みの検査や矯正は、カイロプラクティック独自の方法です。
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ライフ・フィールド カイロプラクティック外来センター
佐賀市兵庫町瓦町982-10 予約電話0952-27-1313
前回は PI変位でしたが、今回は AS変位です。
これも腸骨側の歪みで、痛みや坐骨神経痛のように臀部や下肢に痛みが出る場合もあります。
歪みの方向は、前方にお辞儀をしたような変位です。
この変位が発生すると、同じ側の脚が構造上、長くなります。
女性に多い横座り側、立ち仕事で少し後ろに置いている脚、膝組で下に来る脚に多く発生します。
同時に股関節は下方、そして外旋した状態になりやすいです。
この腸骨の歪みが原因で、股関節痛や鼠頚部痛なども起きる場合があります。
さらにこのAS変位にプラスして、IN変位という歪みが置きやすく
このIN変位とはインターナル・ローテーションといって、より内側へ変位した腸骨歪みです。
またPI変位と同様に、骨盤の真ん中にある仙骨にも影響します。
特に太ももの裏側のハムストリング(大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋)に影響しやすく、階段の下りるときに何かを感じたり、膝の裏に強い痛みが出る場合もあります。スポーツ選手の場合は、蹴る力に影響しますので、対側に負担が生じます。またシンスプリントにもなりやすくなります。
この腸骨側のAS変位の歪みも、カイロプラクティックでは得意とする歪みです。似たような症状に椎間板ヘルニア等があり、悪化すると根性坐骨神経痛による酷い痛みや電気のようなシビレが出てきます。
いずれにしても検査をしっかり行い鑑別診断する必要があります。
もし、過去もしくは現在、椎間板ヘルニアでお悩みの場合は、早期にご相談下さい。酷いケースでは完治が無理なケースもありますが、痛みによる我慢から別の関節に歪みが発生します。
本日、来院された患者さんは、初めてでしたが4~5年ほど前から坐骨神経痛とのことで、膝の後ろに強いシビレ感がありました。検査をしたところ軽いヘルニア様症状がありましたが、原因は腸骨のAS変位でした。さらにIN変位という歪みがセットで存在しました。
仙骨もAS側に歪み、腰椎のL5~L4にも椎間関節の拡大がみられました。
AS腸骨とIN腸骨を矯正すると咳をしても違和感が出なくなり、痛みも激減しました。帰り際には「来たときの痛みは殆どありません」と喜んでおられました。
立ち方と座り方、軽い動きをアドバイスして終了です。掛かった時間は30分程度です。強い症状が出ていたことと歪みの習慣性から来週半ばに2回目の調整を実施予定です。
横座りされる方は、たまにはご自身の歪みをチェックされると体が楽に動くようになります。一度、ご相談下さい。この歪みの検査や矯正は、カイロプラクティック独自の方法です。
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