50代女性の腰椎+下肢シビレ+股関節痛

2011年01月15日

 WHO国際基準のカイロドクター at 01:00 | Comments(0) | 腰椎椎間板ヘルニア
寒くなると肩コリや首の寝違いが増えます。

寒さの関係で肩をすくめた姿勢になりがちですね。
その結果、首や肩、背中等に無意識に力が入り
筋肉にコリを作ります。

そんな皆さん、お風呂に入って温まって
しっかり肩を動かしてくださいね。


さて、今回は50代の女性の症状です。

仕事は、重いものを運ぶパートのお仕事をされておられますが
過去仕事で痛めたことは無いそうです。

右側の腰部痛と同側の下腿外側のシビレ、右股関節にも痛みがあります。

全部右側で、特に酷く感じる部位は下肢のシビレです。
腰痛や下肢のシビレは初めての体験で、
仕事中に痛めたものではないとのこと。

思い当たる原因は無いかと尋ねましたら
日頃しない「横座り」を数日、長時間行った。

そういえば、その後に症状が出てきたようです。と報告あり!
発症からの経過は、腰部や股関節痛から下肢のシビレに拡大!
鼠径部前面にも違和感あり。

昨年の11月ごろに痛み出し、医療機関を受診!
診断名は不明で神経系のトラブルとしか言われなかったようです。

治療は、ホットパックと牽引で、痛み止めを処方。
本日も痛み止めを服用されての来院でした。

仕事も痛み止めを服用しながらの就業されており
日増しに痛みが酷くなる一方なので知人の紹介により
仕事を休んで来院されました。


日頃しない横座りと聞いて、ピンと来ました。

検査を行ったところ
右下肢の第1指、大腿四頭筋、その他の筋群に弱化あり
オーソでは、SLR45度で陽性
血流にはさほど問題点は見られませんでした。

カイロ的関節検査では
短脚側は右側
右股関節変位 → 股関節内旋と上方変位
右骨盤    → 上方変位+後方変位+外方変位
腰椎     → 左凸面カーブ+L5右回旋+右上方変位
仙骨     → 仙骨尖の左傾斜

梨状筋は問題なし!

これだけ問題点が見つかるのも珍しいです。

特に右側の股関節と腸骨に可動域問題が大です。
右脚はもともと内旋脚気味な傾向があり、今回の横座りでそれが拡大。
その姿勢での体重圧迫により股関節痛発生の可能性大。

骨盤にも悪影響したようです。

カイロ的な調整では
まず股関節の可動性を矯正し、
その後、骨盤の位置、腰椎を正しい位置に修正。

この時点で筋力は少し入るように!
しかし、シビレはまだ現れています。
股関節の後腸骨大腿靭帯の緊張を緩和させ、
右下肢の外転外旋で足方に牽引、大腰筋を弛緩。

シビレは少し減少。


その後、姿勢での注意点と痛み止めの常用についてアドバイス。
荷物を持つ際の姿勢や自宅での体の使い方を指導しました。

症状を悪化させる姿勢や動作を説明すると、
ほとんど知らずに行っておられました。

症状も悪化してきたわけですね。
アドバイスするとかなり納得されていました。

何度かカイロ的調整を要すると思われます。

たかが腰痛、されど腰痛!
たかが横座り、されど横座りです。

横座りはO脚形成の一番の近道!
O脚が気になる方は、横座りを避けましょう。

ライフ・フィールド カイロプラクティック外来センター
佐賀市兵庫町瓦町982-10 ご予約電話0952-27-1313

50代女性の腰椎+下肢シビレ+股関節痛
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