腰痛圧迫骨折経験のご婦人
2009年08月06日
WHO国際基準のカイロドクター at 02:51 | Comments(0) | 腰痛全般
過去、階段を踏み外して、腰椎の圧迫骨折経験のあるご婦人(70歳代)の腰痛ケース
このご婦人、両手で荷物を持ちながら階段を降りている際、残り2~3段のところで足を踏み外して、お尻を思いっきりぶつけてしまったそうです。
階段の踏み外し、、、良く聞きますね!それも残り2~3段のところです。多くの方が残り2~3段の場所で踏み外されているようです。気の緩みなのかは分りませんが、同じ場所がとても多いようです。
踏み外したその日は、腰をあげられないほど激痛があり、そのまま寝込んでしまったとのこと。翌日、家族に整形外科に連れていってもらい、レントゲン撮影の結果、腰椎4番に軽い圧迫骨折が確認されました。
寝たきりの姿勢から、起き上がろうとしても激痛が走り、1ヶ月ほどの入院を余儀なくされました。退院後、しばらくは調子も良好で、腰痛もさほど気にならなくなっていたそうです。
痛みが再発しだしたのは、庭の草むしりをした夕刻からです。
梅雨により庭の雑草がみるみる成長し、雑草だらけの様子に耐えかねて、短い時間だけと草むしりをされたそうです。
しかし、短時間のつもりが休憩しつつ、数時間にも及び、腰をあげようとしたところ、痛くて持ち上げることができなくなり、四つん這いで家の中に入ったそうです。
しばらく寝転んでいれば良くなるだろうと安静にすれども腰の痛みは引かず、結局その日は再び起き上がることができなかったそうです。
翌日、整形外科を受診、以前、圧迫骨折した部位は良くなっていたのですが、診断は腰椎が後方に飛び出している「腰椎すべり症」といわれたそうです。
当センターを受診時にレントゲンを持参されていましたので、見せて頂くと圧迫骨折時も腰椎が後方に彎曲していただろうと思える後彎があります。短期間でこれだけ後彎するとは思えません。
姿勢も猫背気味で、日頃から座る姿勢は「正座」のみとのことで、腰椎はどうしても後方に飛び出しやすくなります。そのような姿勢が元来あったことから、長時間の草むしりによる腰曲げが悪影響したと思います。
骨盤は右側が引きあがり、その状態で後方に倒れ気味です。仙骨の後方変位と共に、腰椎も後方に飛び出していました。さらに腰椎には変形が写しだされており、右側への凸面カーブと腰椎間が狭く見えます。
痛みを我慢できる範囲で可動性を検査すると、腰椎の後方変位は前方に動かないほど出ていることが分りました。また腰椎の右側への凸面カーブによる左右のアンバランスも含めて、痛みが激痛になりやすい状況にあったようです。
うつ伏せになって頂いても、腰が伸びようとする変化で痛みが現われます。また痛みだけでなく、臀部や下肢に若干しびれも出ていたために、カイロプラクティックテクニックのSOTで骨盤ブロックを引き、軽い調整を実施!
このご婦人、高齢でもありますので、ダイレクトな矯正は不可!そのためのSOT実施です。
うつ伏せが楽になり、呼吸も正常にできるようになりました。骨盤の下にブロックを引くと、臀部と下肢のシビレもなくなります。ブロック調整を行い、腰背部にテーピングを施してその日の治療は終了です。
起き上がって頂くと、幾分痛みは楽になっていたようです。
腰椎の後方変位がかなりのものですので、調整回数が必要になります。
骨盤の全般的な後方と仙骨の変位を正常な位置に戻すことで、腰椎が若干、戻ります。
数回はSOTブロック調整を行い痛みやシビレは出なくなりましたが、腰椎の後方変位はまだ幾分残っていましたので、アクティベーターによる矯正を継続、可動性が拡大したところで、軽い前方圧による矯正を数回実施!
6回目の治療で痛みもシビレも消失!腰椎の後彎も正常ではありませんが、可動性が蘇り楽に腰を伸ばすことができるようになられました。
ご自宅でも座り方の重要性、草むしりを長時間せず、頻繁に立ったり座ったりするようにアドバイス!現在は月に2回、健康維持管理のために来院されています。
草むしり等で腰を伸ばせなくなってしまう方、非常に多いです。そのようなときは無理に腰を伸ばそうとせずに、まずは四つん這いになって下さい。腕がきつい場合は、椅子などを利用します。
そして、ゆっくり痛みが出ない姿勢を確認しながら、横になって寝ます。このとき、膝は必ず曲げておいて下さい。間違っても一気に仰向けにならないで下さい。仰向けに慣れても膝は曲げたままを維持して下さい。
横向きに休んで頂いて、痛みが引かないときは、激痛の部位をはアイシングします。10分冷やしたら外してください。必ず10分です。皮膚の温度が戻ったら、再度10分冷やします。痛みが強ければこれを数回続けて下さい。
楽になっても立ち上がる際は、何かにつかまってゆっくりです。お腹に力を込めて立つと立ちやすいです。あまりに激痛で立てない場合は、整形を受診して下さいね!
このご婦人、両手で荷物を持ちながら階段を降りている際、残り2~3段のところで足を踏み外して、お尻を思いっきりぶつけてしまったそうです。
階段の踏み外し、、、良く聞きますね!それも残り2~3段のところです。多くの方が残り2~3段の場所で踏み外されているようです。気の緩みなのかは分りませんが、同じ場所がとても多いようです。
踏み外したその日は、腰をあげられないほど激痛があり、そのまま寝込んでしまったとのこと。翌日、家族に整形外科に連れていってもらい、レントゲン撮影の結果、腰椎4番に軽い圧迫骨折が確認されました。
寝たきりの姿勢から、起き上がろうとしても激痛が走り、1ヶ月ほどの入院を余儀なくされました。退院後、しばらくは調子も良好で、腰痛もさほど気にならなくなっていたそうです。
痛みが再発しだしたのは、庭の草むしりをした夕刻からです。
梅雨により庭の雑草がみるみる成長し、雑草だらけの様子に耐えかねて、短い時間だけと草むしりをされたそうです。
しかし、短時間のつもりが休憩しつつ、数時間にも及び、腰をあげようとしたところ、痛くて持ち上げることができなくなり、四つん這いで家の中に入ったそうです。
しばらく寝転んでいれば良くなるだろうと安静にすれども腰の痛みは引かず、結局その日は再び起き上がることができなかったそうです。
翌日、整形外科を受診、以前、圧迫骨折した部位は良くなっていたのですが、診断は腰椎が後方に飛び出している「腰椎すべり症」といわれたそうです。
当センターを受診時にレントゲンを持参されていましたので、見せて頂くと圧迫骨折時も腰椎が後方に彎曲していただろうと思える後彎があります。短期間でこれだけ後彎するとは思えません。
姿勢も猫背気味で、日頃から座る姿勢は「正座」のみとのことで、腰椎はどうしても後方に飛び出しやすくなります。そのような姿勢が元来あったことから、長時間の草むしりによる腰曲げが悪影響したと思います。
骨盤は右側が引きあがり、その状態で後方に倒れ気味です。仙骨の後方変位と共に、腰椎も後方に飛び出していました。さらに腰椎には変形が写しだされており、右側への凸面カーブと腰椎間が狭く見えます。
痛みを我慢できる範囲で可動性を検査すると、腰椎の後方変位は前方に動かないほど出ていることが分りました。また腰椎の右側への凸面カーブによる左右のアンバランスも含めて、痛みが激痛になりやすい状況にあったようです。
うつ伏せになって頂いても、腰が伸びようとする変化で痛みが現われます。また痛みだけでなく、臀部や下肢に若干しびれも出ていたために、カイロプラクティックテクニックのSOTで骨盤ブロックを引き、軽い調整を実施!
このご婦人、高齢でもありますので、ダイレクトな矯正は不可!そのためのSOT実施です。
うつ伏せが楽になり、呼吸も正常にできるようになりました。骨盤の下にブロックを引くと、臀部と下肢のシビレもなくなります。ブロック調整を行い、腰背部にテーピングを施してその日の治療は終了です。
起き上がって頂くと、幾分痛みは楽になっていたようです。
腰椎の後方変位がかなりのものですので、調整回数が必要になります。
骨盤の全般的な後方と仙骨の変位を正常な位置に戻すことで、腰椎が若干、戻ります。
数回はSOTブロック調整を行い痛みやシビレは出なくなりましたが、腰椎の後方変位はまだ幾分残っていましたので、アクティベーターによる矯正を継続、可動性が拡大したところで、軽い前方圧による矯正を数回実施!
6回目の治療で痛みもシビレも消失!腰椎の後彎も正常ではありませんが、可動性が蘇り楽に腰を伸ばすことができるようになられました。
ご自宅でも座り方の重要性、草むしりを長時間せず、頻繁に立ったり座ったりするようにアドバイス!現在は月に2回、健康維持管理のために来院されています。
草むしり等で腰を伸ばせなくなってしまう方、非常に多いです。そのようなときは無理に腰を伸ばそうとせずに、まずは四つん這いになって下さい。腕がきつい場合は、椅子などを利用します。
そして、ゆっくり痛みが出ない姿勢を確認しながら、横になって寝ます。このとき、膝は必ず曲げておいて下さい。間違っても一気に仰向けにならないで下さい。仰向けに慣れても膝は曲げたままを維持して下さい。
横向きに休んで頂いて、痛みが引かないときは、激痛の部位をはアイシングします。10分冷やしたら外してください。必ず10分です。皮膚の温度が戻ったら、再度10分冷やします。痛みが強ければこれを数回続けて下さい。
楽になっても立ち上がる際は、何かにつかまってゆっくりです。お腹に力を込めて立つと立ちやすいです。あまりに激痛で立てない場合は、整形を受診して下さいね!