坐骨神経痛と椎間板ヘルニア
2009年07月03日
WHO国際基準のカイロドクター at 01:46 | Comments(0) | 腰椎椎間板ヘルニア
腰痛の種類に「坐骨神経痛」というのがあります。
この坐骨神経痛は、病名ではなく症状名です。その名のとおり坐骨神経系トラブルの症状で、坐骨神経が走る部位やその周辺で痛みやシビレが発生した総称です。
症状は、臀部から太ももやふくらはぎの後面に掛けて、電気のような「ビリビリーッ」と強烈な痛みが走るケース、立ったり歩いたりすると痛みが発生して歩行もままならぬケース、そこまで痛みが強く無くても、臀部・ふとももの後ろ側・膝の裏・踵や足の裏などに痛みを感じたり、たまに臀部からふとももの後面に掛けてシビレ感があったりします。
中には足の感覚が鈍く感じたり、痛みと冷えを同時に感じたりすることもあります。あまりの激痛で下肢に発疹が出る方や夜も痛みで寝れない方もおられます。
これは、坐骨神経が何らかの原因により、圧迫を受けることで発生する症状です。坐骨神経は、体の末梢神経の中でも最も太い神経で、腰椎神経4番~5番と仙骨神経の1番~3番からなり、臀部の梨状筋の下や中を走行して大腿部の後面を下行して、膝の裏側で脛骨神経と総腓骨神経に分かれています。
これらの神経のどこかで坐骨神経が絞扼や圧迫を受けて発症することになります。
その圧迫の原因でもっとも多いのは、腰椎椎間板ヘルニアや梨状筋症候群によるものです。高齢者になると脊柱管狭窄症や変形性腰椎症などの変形疾患で発生したりします。また脊髄内や骨盤内の腫瘍などの病変でも発症します。
腰椎椎間板ヘルニアが原因の場合は根性坐骨神経痛ともいい、ヘルニアによる神経圧迫により発症します。腰部の痛みは徐々に軽減しても臀部や大腿部の後面、ふくらはぎの後面や内外部にシビレや痛みが発生します。
梨状筋症候群は、腰部から出た神経が臀部の梨状筋の間を走行している場合や梨状筋部で神経が2つに分かれていたりすると、梨状筋の過剰な緊張による絞扼が起きた場合に坐骨神経痛が発生します。
坐骨神経痛の特徴は、臀部下方から大腿部後面、下腿後面に症状が現れます。
医療機関の治療では、痛みを確認しながらの牽引やホットパックなどの温熱療法、薬物療法では非ステロイド系の消炎鎮痛剤や狭窄症がある場合は血液循環促進剤などが使われます。また痛みが強い場合には、硬膜外注射(ブロック注射)等があります。
その他に坐骨神経痛のような症状を現す骨盤の仙腸関節障害もあります。
カイロプラクティックでは、下肢長をチェックして骨盤や仙骨を正しい位置に修正して、必要に応じて腰椎の矯正も行います。ズレている骨格を正しい位置に戻して正常な関節機能を呼び起こします。梨状筋障害などは、股関節と仙骨間のトラブルであるため梨状筋がかなり固くなっていますので、骨盤関節の矯正は不可欠です。
正座や横座り、特に横座りは避けて下さい。それに膝組も痛みを増強するケースがあります。
変な姿勢により、坐骨神経痛を悪化させる要因となっている場合もあります。体重オーバーの方は体重を減らすことも大切です。腹筋が極端に低下してお腹が出ている方も要注意です。
しかし、まずは姿勢の改善が重要です。知らず知らずの内に神経を圧迫するような習慣的姿勢に起因しています。正しい骨格関節に修正すると、楽になられる方が多いようです。
左右のどちらかの臀部の痛みや大腿部後面の痛みやシビレ感、下腿のシビレや違和感などが常時ある方は、我慢せずに早期にカイロプラクティックを受けてみて下さいね。その価値が高いと思われます。
ライフ・フィールド カイロプラクティック外来センター
佐賀市兵庫町瓦町982-10 電話0952-27-1313
予約制です。事前にご予約願います。
この坐骨神経痛は、病名ではなく症状名です。その名のとおり坐骨神経系トラブルの症状で、坐骨神経が走る部位やその周辺で痛みやシビレが発生した総称です。
症状は、臀部から太ももやふくらはぎの後面に掛けて、電気のような「ビリビリーッ」と強烈な痛みが走るケース、立ったり歩いたりすると痛みが発生して歩行もままならぬケース、そこまで痛みが強く無くても、臀部・ふとももの後ろ側・膝の裏・踵や足の裏などに痛みを感じたり、たまに臀部からふとももの後面に掛けてシビレ感があったりします。
中には足の感覚が鈍く感じたり、痛みと冷えを同時に感じたりすることもあります。あまりの激痛で下肢に発疹が出る方や夜も痛みで寝れない方もおられます。
これは、坐骨神経が何らかの原因により、圧迫を受けることで発生する症状です。坐骨神経は、体の末梢神経の中でも最も太い神経で、腰椎神経4番~5番と仙骨神経の1番~3番からなり、臀部の梨状筋の下や中を走行して大腿部の後面を下行して、膝の裏側で脛骨神経と総腓骨神経に分かれています。
これらの神経のどこかで坐骨神経が絞扼や圧迫を受けて発症することになります。
その圧迫の原因でもっとも多いのは、腰椎椎間板ヘルニアや梨状筋症候群によるものです。高齢者になると脊柱管狭窄症や変形性腰椎症などの変形疾患で発生したりします。また脊髄内や骨盤内の腫瘍などの病変でも発症します。
腰椎椎間板ヘルニアが原因の場合は根性坐骨神経痛ともいい、ヘルニアによる神経圧迫により発症します。腰部の痛みは徐々に軽減しても臀部や大腿部の後面、ふくらはぎの後面や内外部にシビレや痛みが発生します。
梨状筋症候群は、腰部から出た神経が臀部の梨状筋の間を走行している場合や梨状筋部で神経が2つに分かれていたりすると、梨状筋の過剰な緊張による絞扼が起きた場合に坐骨神経痛が発生します。
坐骨神経痛の特徴は、臀部下方から大腿部後面、下腿後面に症状が現れます。
医療機関の治療では、痛みを確認しながらの牽引やホットパックなどの温熱療法、薬物療法では非ステロイド系の消炎鎮痛剤や狭窄症がある場合は血液循環促進剤などが使われます。また痛みが強い場合には、硬膜外注射(ブロック注射)等があります。
その他に坐骨神経痛のような症状を現す骨盤の仙腸関節障害もあります。
カイロプラクティックでは、下肢長をチェックして骨盤や仙骨を正しい位置に修正して、必要に応じて腰椎の矯正も行います。ズレている骨格を正しい位置に戻して正常な関節機能を呼び起こします。梨状筋障害などは、股関節と仙骨間のトラブルであるため梨状筋がかなり固くなっていますので、骨盤関節の矯正は不可欠です。
正座や横座り、特に横座りは避けて下さい。それに膝組も痛みを増強するケースがあります。
変な姿勢により、坐骨神経痛を悪化させる要因となっている場合もあります。体重オーバーの方は体重を減らすことも大切です。腹筋が極端に低下してお腹が出ている方も要注意です。
しかし、まずは姿勢の改善が重要です。知らず知らずの内に神経を圧迫するような習慣的姿勢に起因しています。正しい骨格関節に修正すると、楽になられる方が多いようです。
左右のどちらかの臀部の痛みや大腿部後面の痛みやシビレ感、下腿のシビレや違和感などが常時ある方は、我慢せずに早期にカイロプラクティックを受けてみて下さいね。その価値が高いと思われます。
ライフ・フィールド カイロプラクティック外来センター
佐賀市兵庫町瓦町982-10 電話0952-27-1313
予約制です。事前にご予約願います。