腰椎椎間関節症とは
2009年06月15日
WHO国際基準のカイロドクター at 01:06 | Comments(0) | 腰痛全般

この症状の発生には、1)加齢に伴う椎間板の変性によるもの、2)無理な姿勢からの動きや過激なスポーツなど、いくつか原因があります。
1)加齢に伴う椎間板の変性とは、背骨と背骨の間にあるクッションの役目をしている椎間板が加齢と共に変性(老化&劣化)を起こして、背骨の関節に負担を与えてしまうケースです。
これは、背骨の動きが椎間板を基点(軸)として、関節の動きが発生するとき、椎間板が老化により薄くなってくると、後ろにある背骨の関節構造に負担を掛けてしまうことから発生するものです。
2)また無理な姿勢や過激なスポーツによるものも多く、前屈姿勢から後ろに振り返りながら反るような動きをした際に同じ関節に無理な負荷が掛かって炎症を起こすものです。
寝起きの腰痛の原因としても多く、動き出すと少し楽になり、仕事が終わる夕方にはまた痛みを感じるようです。さらに身体を捻ったり、後ろに反ることで関節面に負担が出て痛みを感じます。
分離症やすべり症とは原因が異なりますが、やはり身体を反らすと痛みが出やすいです。
写真の赤丸で囲んだ部分が、椎間関節と呼ばれる部位で、上下の骨の突起で関節を構成しています。関節ですから細かい靭帯や筋肉が多数存在します。また関節ですので関節包というものがあり、この周辺には痛覚神経が沢山存在します。
この上下の関節構造が無理に広げられたり、狭く圧迫を受けた状態で正常な位置の維持や動きが妨げられることで痛みを感じます。その部位の動きで負荷が加えられると違和感や痛みを感じるというわけです。
痛みの部位では、関節障害の部位にもよりますが、痛めている部位と臀部、それに大腿部の外側や少し内側、鼠頚部にも出るこもとあります。
この関節障害は、カイロプラクティックではもっとも得意とします。
関節の亜脱臼状態(サブラクセーション:正常な動きを損なった関節)にあり、関節の動きの検査を行うとすぐに原因が分ります。
カイロプラクティックにはモーションパルペーションという独特の検査法があり、各関節の動きが正常に機能しているかを判断できる手法が確立されています。このことで、明確な関節機能のトラブルを知ることができます。かなり熟練を要す検査法です。
神経系に影響が出ているときは、筋力検査などでどの神経系に影響が及ぼされているかも分ります。適切な検査と早期の矯正が必要でしょう!
ご心配な方は、一度ご相談下さいね!
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