喘息が楽になった!

2009年08月09日

 WHO国際基準のカイロドクター at 01:29 | Comments(0) | 背中の痛み
背中の痛みで来院された男性の患者さんのケース。

この患者さん、背中が痛くて深呼吸ができないと来院されました。
(※カルテのアレルギー蘭には、喘息とアトピーの記入あり!)

背中が丸く猫背姿勢のサラリーマンの男性です。
仕事は、デスクワーク中心の方です。

背中の張り感は、以前から感じていたとのことで、特別何かをしてから痛みが出た訳ではないようでした。猫背の姿勢が強いため、呼吸も浅いと思われました。

子供の頃から喘息とアトピーがあり、喘息は薬を服用中で、アトピーは首周辺だけとのことです。昔に比べれば症状はかなり軽くなっているそうです。

でも、仕事のストレスが溜まってくるとアトピーが拡大すると仰ってました。

呼吸は姿勢ももちろん関係しますが、猫背の方は背中を伸ばすことが少なく、特にデスクワークとなると知らぬ間に猫背になってしまいます。矯正自体は簡単なのですが、意識をもって背筋を伸ばさなければ、またすぐに猫背になってしまいます。

さらに横隔膜に影響している第11肋骨と第12肋骨を検査したところ、二つともトラブルがあるようです。また呼吸筋の関係もありますので、肋骨の全体的な動きを調べると、これも問題がありました。

背中の触診では、左側の背中がかなり後ろに出てきています。調べると肋骨のトラブルでした。それにデスクワークによる体の捻りが加わっています。

まずは左右の下肢長がかなり差異がありましたので、骨盤を矯正し、下肢長を揃え、24個の背骨のアイソレーションテストを行い、アクティベーターで矯正!これだけで、呼吸は楽に吸えるようになられました。

アレルギーがありますので、副腎系への神経系が出ている箇所もしっかりチェックし、頚椎を修正!この調整法を数回繰り返したところ、喘息の出方が減少し、首のアトピーも一部分だけに減少しました。

ただ、この方あまりにも姿勢が悪く、胸郭を自分で締め付けておられますので、呼吸はし辛くなるはずです。そこで、下記のような運動をアドバイスしました。

呼吸が大きくできない方や喘息で浅い呼吸をされている方には有効のようです。
胸郭を広げる簡単な運動です。椅子に座った状態ででもできますし、寝転んですることもできます。

1.まずは胸を張って、若干体を後ろに反るように伸ばします。寝転んでできる方は、背中に座布団を引いてやってみて下さい。

2.次に左右の腕を順に高く伸ばす運動をします。これは伸ばした腕で届かないものを取ろうとする動きです。
この姿勢を5秒ほど維持します。筋肉がつらない程度で行なって下さい。これを左右3回ほど繰り返します。脇の辺りが伸びてる感触があればOKです。

仰向けに寝そべることができる方は、寝てやってみて下さい。

もっと方法はありますが、この程度が簡単で誰にでもすぐにできますので継続可能ですね!

喘息のある方で、猫背の方、以外と多く見受けます。姿勢の悪さだけでも呼吸環境が悪くなりますので、より良い姿勢を保つ努力が必要です。カイロプラクティックで完治するわけではありませんが、軽くなる方も大勢おられます。

子供さんでしたら、テレビゲームや学習中の姿勢、絵を描いている時などの姿勢をチェックしてあげて下さいね!
子供の頃からの姿勢が大人になって影響します。

姿勢は大切!と日々痛感する私です^^;



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