横座りによる腰痛:女性の腰痛4
2009年07月07日
WHO国際基準のカイロドクター at 01:38 | Comments(0) | 女性の腰痛
腰痛の原因は、一つではなく複数のケースが多いようです。
その中で座り方により腰痛の原因を作っているケースとして、女性の方に多い「横座り」があります。この横座り、男性の方にも少なからずおられますが圧倒的に女性の方が多いので、あえて女性の腰痛に加えさせて頂きました。
これまでにもいくつかの記事で横座りのことを書きましたが、横座りをしていたことで腰痛や股関節痛、膝関節痛など、その他の症状に関連性が沢山あります。
横座りをすることが直接、すぐに腰痛に繋がるケースは少ないですが、横座りをしていたがために腰痛や股関節痛、膝関節痛、恥骨痛、足首問題など、他の部位にも関連させたり悪化させてしまった!ということがあります。
特に前回までの妊娠中の方や出産後の方など、骨盤を安定させなければならない方にとっては、横座りは腰痛の引き金になることもあります。
ここで、一度横座りを想像してみて下さい。
正座の状態から片側に脚を崩したような状態になると思います。多くの方は重心(体重)が脚を出した側とは反対に来るはずです。(中には同じ側に体重を掛けている方もおられますが少数派です!)
横座りは、左右のどちらかに脚を出す方、どちら側にも横座りされる方に分かれます。
横座りをしているとき、骨盤の傾きは脚を出した側が高くなります。このとき、高くなった側の骨盤は仙腸関節を支点に前方に捻れる圧力が掛かります。これは、脚を出した側の股関節と膝関節の位置によるもので、それ以上は関節可動性の限界のために反発が生じています。
さらに股関節の骨頭は、内側に強くねじ込まれて(内旋)、その上に体重が重なる関係で少し内下方に亜脱臼したような状態になります。膝を外に広げた分だけ脚を外転、そして膝関節では大腿骨と脛骨間で下腿の骨が内側が強く広げられて内旋させられています。
言葉の表現では、、、、ちょっと理解し辛いですね^^;
横座りが容易にできる方はやってみて下さいね!その際に骨盤や股関節・膝関節は、言葉で表すと上記のような状態になっているわけです。^^
左右のどちらかで横座りする方は、一度反対側で行ってみて下さい。若干、やりづらいと思います。なんだか体のバランスが保ちにくい感じがするのではないでしょうか?
これは、いつも繰り返される横座りの形に体が順応していて、そのほうがバランスを保ちやすくなっているからです。そのための骨格の歪みが出来上がっているということになります。、、、その関係で反対側の横座りがきつく感じるわけなんです。
骨盤の傾きからは、背骨の彎曲も発生しています。お風呂上りなどに、鏡に写してみて下さい。背骨にカーブが見えるはずです。左右の横座りにて比べてみると左右の差が明確に見えると思います。
これが横座りによる体の歪みなんです。
また横座りの状態で長時間背筋を真っ直ぐに伸ばした状態はきつくなりますので、背中を丸めた姿勢になってきます。このとき、脚をあぐら気味にした側の骨盤は、より後ろ側に捻れようと圧力が掛かります。
ちなみに「あぐら」しかしない方に横座りを一定時間して頂くと、体が傾きすぎて体を腕で支えないと維持できません。しばらくして頂くと、股関節や膝関節、腰部にも痛みが出てきます。
さらに横座り時に出す側の脚は、あぐら時に膝がすんなり倒れなくなっているケースが多いと思います。無理に倒そうとすると、股関節を痛めますので注意が必要です。
このように横座りに馴染んだ骨格は、あちこちで体の関節に無理を掛けていることが理解できます。
女性の方に腰痛が多いのは、この座り方が関係しているのかも知れませんね!?
脚といえば、「O脚」がありますが、横座り側の脚のほうがそうでない側と比較して、O脚になりやすいことを付け加えておきます。正座(踵を両側に倒した)もO脚を作る座り方です。日本人にO脚が多いのはこの環境があるからです。
骨盤部の腰痛や股関節周辺に痛みがなんとなくある方やたまに出る方、膝をどうしても組んでしまう方
腰痛が酷くなる前に、一度カイロプラクティックで検査を受けてみて下さい。
多少の違和感なら我慢できると思って継続していると強い腰痛や股関節痛が起きる場合もあります。骨盤関節や股関節などは体重を一気に支えてくれている部位ですので、座り方悪い姿勢で原因となるケースも多々あります。
※ぺちゃんこ座りは、正座の膝を両側に出した状態で真ん中にお尻を入れる座り方です。横座りを両側でやっていることになります。
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その中で座り方により腰痛の原因を作っているケースとして、女性の方に多い「横座り」があります。この横座り、男性の方にも少なからずおられますが圧倒的に女性の方が多いので、あえて女性の腰痛に加えさせて頂きました。
これまでにもいくつかの記事で横座りのことを書きましたが、横座りをしていたことで腰痛や股関節痛、膝関節痛など、その他の症状に関連性が沢山あります。
横座りをすることが直接、すぐに腰痛に繋がるケースは少ないですが、横座りをしていたがために腰痛や股関節痛、膝関節痛、恥骨痛、足首問題など、他の部位にも関連させたり悪化させてしまった!ということがあります。
特に前回までの妊娠中の方や出産後の方など、骨盤を安定させなければならない方にとっては、横座りは腰痛の引き金になることもあります。
ここで、一度横座りを想像してみて下さい。
正座の状態から片側に脚を崩したような状態になると思います。多くの方は重心(体重)が脚を出した側とは反対に来るはずです。(中には同じ側に体重を掛けている方もおられますが少数派です!)
横座りは、左右のどちらかに脚を出す方、どちら側にも横座りされる方に分かれます。
横座りをしているとき、骨盤の傾きは脚を出した側が高くなります。このとき、高くなった側の骨盤は仙腸関節を支点に前方に捻れる圧力が掛かります。これは、脚を出した側の股関節と膝関節の位置によるもので、それ以上は関節可動性の限界のために反発が生じています。
さらに股関節の骨頭は、内側に強くねじ込まれて(内旋)、その上に体重が重なる関係で少し内下方に亜脱臼したような状態になります。膝を外に広げた分だけ脚を外転、そして膝関節では大腿骨と脛骨間で下腿の骨が内側が強く広げられて内旋させられています。
言葉の表現では、、、、ちょっと理解し辛いですね^^;
横座りが容易にできる方はやってみて下さいね!その際に骨盤や股関節・膝関節は、言葉で表すと上記のような状態になっているわけです。^^
左右のどちらかで横座りする方は、一度反対側で行ってみて下さい。若干、やりづらいと思います。なんだか体のバランスが保ちにくい感じがするのではないでしょうか?
これは、いつも繰り返される横座りの形に体が順応していて、そのほうがバランスを保ちやすくなっているからです。そのための骨格の歪みが出来上がっているということになります。、、、その関係で反対側の横座りがきつく感じるわけなんです。
骨盤の傾きからは、背骨の彎曲も発生しています。お風呂上りなどに、鏡に写してみて下さい。背骨にカーブが見えるはずです。左右の横座りにて比べてみると左右の差が明確に見えると思います。
これが横座りによる体の歪みなんです。
また横座りの状態で長時間背筋を真っ直ぐに伸ばした状態はきつくなりますので、背中を丸めた姿勢になってきます。このとき、脚をあぐら気味にした側の骨盤は、より後ろ側に捻れようと圧力が掛かります。
ちなみに「あぐら」しかしない方に横座りを一定時間して頂くと、体が傾きすぎて体を腕で支えないと維持できません。しばらくして頂くと、股関節や膝関節、腰部にも痛みが出てきます。
さらに横座り時に出す側の脚は、あぐら時に膝がすんなり倒れなくなっているケースが多いと思います。無理に倒そうとすると、股関節を痛めますので注意が必要です。
このように横座りに馴染んだ骨格は、あちこちで体の関節に無理を掛けていることが理解できます。
女性の方に腰痛が多いのは、この座り方が関係しているのかも知れませんね!?
脚といえば、「O脚」がありますが、横座り側の脚のほうがそうでない側と比較して、O脚になりやすいことを付け加えておきます。正座(踵を両側に倒した)もO脚を作る座り方です。日本人にO脚が多いのはこの環境があるからです。
骨盤部の腰痛や股関節周辺に痛みがなんとなくある方やたまに出る方、膝をどうしても組んでしまう方
腰痛が酷くなる前に、一度カイロプラクティックで検査を受けてみて下さい。
多少の違和感なら我慢できると思って継続していると強い腰痛や股関節痛が起きる場合もあります。骨盤関節や股関節などは体重を一気に支えてくれている部位ですので、座り方悪い姿勢で原因となるケースも多々あります。
※ぺちゃんこ座りは、正座の膝を両側に出した状態で真ん中にお尻を入れる座り方です。横座りを両側でやっていることになります。
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